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第21章 薔薇と白い月(ダークファンタジー)
第972話 薔薇と白い月(2) 竜の始祖と竜のダンジョンマスター
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忙しいというのもあるが、ここがまず…王都から一週間かかる山奥だと説明したうえで…ゴーレム車を作って帰ることにした、ついでに村人一人を雇い、御者をしてもらい、車輪だけのゴーレム車を運航し
進んでもらっている、
「このタイプのゴーレム車初めて見た。でもいいわね、ちゃんとダンパーとかついている、揺れないわね。そう言えばギルドの荷車もあんたの設計だったわよね?」
「まあな。但し車体は重くなるから、改造しないとパワーでダメになる、」
それでも徒歩よりは少し早い程度のスピードだ。特徴は”夜でも走る事”と疲労を追わない事だ。ついでに座席には”魔法陣”が設置されていてMPを客から徴収して動力に変換している、
「でもあんたが…本当に…いや…リリアなのね。」
実はドランと。リューネは直接面識がないため、礼の人物フィルターが機能してしまうため、外見上は普通の一般人だ。
「改めてよろしくお願いするのじゃ。」
「出来ればその喋り方やめてほしいんだけど。キャラが濃いわ。」
いきなり上から目線であるが・・・、でもクリメアも、リリアもこのゴーレム車に乗らないと帰れないので、仕方ないけどな。
「分かっておるがのぉ。キャラ付けじゃから…後、儂、特徴無さ過ぎて普通の喋りにすると混乱するのじゃ。」
「…そんなに?」
「やってみます?今、戻しましたけど?」
いや、いきなり…というかそう言えばキャラ付けだから普通にいつでも戻せるのか…。そう言えば鳥海もキャラ付けしておくと、していないだけでばれなくなるので、やっておいて損は無いと言っていたな。
「初めて見るな、確かに…。」
「出来るんなら…いや、確かにこれ、誰が話してるか分からなくない?」
「でしょうね。だからと言って…戻したいんですけど…いいですか?」
ノジャロリしていないドランは本気で、丁寧だな…そう言えば鳥海も、”だわさ”が無いと、丁寧かつ、奥手なんだよな。
「…しかたないわね、確かにその顔で丁寧だと、怖いわよ。」
「では戻すのじゃ。ほっとするのじゃ。でものぉ、ドラゴンの始祖様とは、思わなんだ、でも…ふむ…どうお呼びすれば?」
「私と会ったことあるの?」
「例の魔法の授業のビデオは見たことがあるのじゃ。」
でもこうしてみると、優雅というか自信があるが…なんとなく底が浅い。がそこは言わないでおこう、初めてなんだ、こうして話すのは。
「そうじゃ、ここで会合はどうじゃ?どうせこの。」
おい!やめろ、こんなところで火種出すな!…でも確かにここでないと詰めれないし、なんか今は敵意がこっちに無いな・・・リューネ嬢。
「そうね、確かにこのゴーレム者でも一週間かかるでしょ?なら、詰めて見ない?」
「…その話は断りたいが…無理だろうな、せめて、実務者一人を置いて欲しい。私は鳥海に雇われたしがない建築家なんだ、本決まりの決定稿は出せん。」
こんなところで責任あることをするなんて!いやこういう話を避けるのは…日本人の特性に見える。
「いいわよ、どうせ、あと二人呼ぶわ。」
『マリモッサー様!なんか前に男女が!』
御者台の方から村人の声がする。がなんとなく予想がつく。
「…止めてくれ。拾ってやれ。」
「は、はい!」
私が扉を開け、見た前方には…一人の少年と、少女が立っていた。そう…教授とネルさんだった。
進んでもらっている、
「このタイプのゴーレム車初めて見た。でもいいわね、ちゃんとダンパーとかついている、揺れないわね。そう言えばギルドの荷車もあんたの設計だったわよね?」
「まあな。但し車体は重くなるから、改造しないとパワーでダメになる、」
それでも徒歩よりは少し早い程度のスピードだ。特徴は”夜でも走る事”と疲労を追わない事だ。ついでに座席には”魔法陣”が設置されていてMPを客から徴収して動力に変換している、
「でもあんたが…本当に…いや…リリアなのね。」
実はドランと。リューネは直接面識がないため、礼の人物フィルターが機能してしまうため、外見上は普通の一般人だ。
「改めてよろしくお願いするのじゃ。」
「出来ればその喋り方やめてほしいんだけど。キャラが濃いわ。」
いきなり上から目線であるが・・・、でもクリメアも、リリアもこのゴーレム車に乗らないと帰れないので、仕方ないけどな。
「分かっておるがのぉ。キャラ付けじゃから…後、儂、特徴無さ過ぎて普通の喋りにすると混乱するのじゃ。」
「…そんなに?」
「やってみます?今、戻しましたけど?」
いや、いきなり…というかそう言えばキャラ付けだから普通にいつでも戻せるのか…。そう言えば鳥海もキャラ付けしておくと、していないだけでばれなくなるので、やっておいて損は無いと言っていたな。
「初めて見るな、確かに…。」
「出来るんなら…いや、確かにこれ、誰が話してるか分からなくない?」
「でしょうね。だからと言って…戻したいんですけど…いいですか?」
ノジャロリしていないドランは本気で、丁寧だな…そう言えば鳥海も、”だわさ”が無いと、丁寧かつ、奥手なんだよな。
「…しかたないわね、確かにその顔で丁寧だと、怖いわよ。」
「では戻すのじゃ。ほっとするのじゃ。でものぉ、ドラゴンの始祖様とは、思わなんだ、でも…ふむ…どうお呼びすれば?」
「私と会ったことあるの?」
「例の魔法の授業のビデオは見たことがあるのじゃ。」
でもこうしてみると、優雅というか自信があるが…なんとなく底が浅い。がそこは言わないでおこう、初めてなんだ、こうして話すのは。
「そうじゃ、ここで会合はどうじゃ?どうせこの。」
おい!やめろ、こんなところで火種出すな!…でも確かにここでないと詰めれないし、なんか今は敵意がこっちに無いな・・・リューネ嬢。
「そうね、確かにこのゴーレム者でも一週間かかるでしょ?なら、詰めて見ない?」
「…その話は断りたいが…無理だろうな、せめて、実務者一人を置いて欲しい。私は鳥海に雇われたしがない建築家なんだ、本決まりの決定稿は出せん。」
こんなところで責任あることをするなんて!いやこういう話を避けるのは…日本人の特性に見える。
「いいわよ、どうせ、あと二人呼ぶわ。」
『マリモッサー様!なんか前に男女が!』
御者台の方から村人の声がする。がなんとなく予想がつく。
「…止めてくれ。拾ってやれ。」
「は、はい!」
私が扉を開け、見た前方には…一人の少年と、少女が立っていた。そう…教授とネルさんだった。
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