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第20章 それは柴崎エナリシア
第884話 エナリシアの旅 客人
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次に向かうのは。ダンジョン第二番目の町ではなく、ザガートン国の冒険者ギルドに歩いていった。偽装は張り付けてある。私たちの宿場町まではこちらのダンジョンから申請すれば配置変更で行くことができる、そこからは歩きだけど、その時に
「整列して見送っていたわね。シルキーたち。」
『憧れらしい、私たちダンジョンモンスターは基本幹部扱い。』
「凄いんですね。で、この町を見せたい?」
『いや、ここで冒険者ギルドに行き登録してくる。そして、インスタンスダンジョンの情報を探す事。今回はそれが目的。』
今の私は少女の姿で槍を持って歩く。
「でも、こっちはもっと汚いですね。」
「そう、あの町はダンジョンという事で、床に落ちて行って視線がない場所はダンジョンがごみを食っている、しかも井原様が上下水道をすべて独自で整えている、検査の際にこれらが無いと、強制作り直し。だけど、こっちはそれがない。』
「徹底しているのですね。」
『盟主が、パリの二の舞に拒否感が凄い。…パリって初めて知った。こういう感じなんだ。』
「そうだけど、複雑な感じね。あそこ?」
指さした先にはエルフの顔と葉っぱのマーク、ギルド商会のマークのある…
「かなり大きいですね。」
『本当。』
二人が仲に入ると、そこにはたくさんの人が、カウンター前に並び…そしてその脇に。
「役所に似せた作りですね、ほら、天井に文字が。そして、あそこに総合受付があります。」
柴崎はそこに迷いがないように歩いていく、
「いらっしゃいませ。」
「ここに冒険者になりたくて来たのですけど?」
「それなら…2階にどうぞ。」
言われて早速上に上げると、今度は客はおらずカウンターとそして書類作業で忙しそうな女性が一人。
「ここいい?」
「何よ人間?」
…なんか態度悪い、で、人間?
「下から言われたの、冒険者になりたいんだけど?」
「…一つ聞いておくけど、最初に聞いているわ。一回鑑定であなたの事を鑑定するわ。それでもいい?」
呆れた顔で、こっちを見て、書類をしまている、
「いいわ。」
これはマスターに言われているが、渡地たちの”井原建築事務所”の肩書はかなり強いらしく、大丈夫だそうだ。
「じゃあ、あなた……。」
「どうしたの。お嬢さん?」
「少々お待ちを。」
受付のエルフさんが、眼鏡とか言う物で私を見たら、驚いて…どこかに行ってしまった。
「なんかあったのかしら?」
『不明。』
しばらくすると、奥から、一人の筋肉だるま?らしき人がやってくる。筋肉は分からないでもないがダルマって何?
「ふむ、確かにそうだな…人間ではあるが…君、何処から来た?」
「私は元々、確かマルワール帝国でしたっけ、あそこに住んでいた一般市民でして。」
「それで関係者…か。君はイーハ商会を知っているかい?」
「一応、地元では食肉と運輸の会社でしたので、通っているのを村で見ました。」
この辺は私は覚えきれないけど、柴崎は覚えている、設定と勘とか言う奴だ。
「で、ここまでどうやって?」
「まずはあなたの所属から明かすべきで…あなたはフェアではないのでは?」
「そうだな…私は本部付きのこのワークスギルド総括の者だ。で、あんたは千鳥万花の客人って事か」
「…そうですね、そう言う事で。」
柴崎怒ってる、感情が入ってくる。
「登録で?」
「はい。」
そう言えば他の人を魔界に行かせたのはこのカード登録の為らしい。魔界ではこういう嫌がらせがないそうなので、そっちで全員分のカードを登録させる気だ。で私達は出遅れたのでこっち。
「作りましょ。後、あんたは転生者なので、金カード出すから。できればご主人様にはできれば楽園にご一報をと伝えておいてください。」
「分かりました。」
…うわ、柴崎の怒りゲージが上がった。
「整列して見送っていたわね。シルキーたち。」
『憧れらしい、私たちダンジョンモンスターは基本幹部扱い。』
「凄いんですね。で、この町を見せたい?」
『いや、ここで冒険者ギルドに行き登録してくる。そして、インスタンスダンジョンの情報を探す事。今回はそれが目的。』
今の私は少女の姿で槍を持って歩く。
「でも、こっちはもっと汚いですね。」
「そう、あの町はダンジョンという事で、床に落ちて行って視線がない場所はダンジョンがごみを食っている、しかも井原様が上下水道をすべて独自で整えている、検査の際にこれらが無いと、強制作り直し。だけど、こっちはそれがない。』
「徹底しているのですね。」
『盟主が、パリの二の舞に拒否感が凄い。…パリって初めて知った。こういう感じなんだ。』
「そうだけど、複雑な感じね。あそこ?」
指さした先にはエルフの顔と葉っぱのマーク、ギルド商会のマークのある…
「かなり大きいですね。」
『本当。』
二人が仲に入ると、そこにはたくさんの人が、カウンター前に並び…そしてその脇に。
「役所に似せた作りですね、ほら、天井に文字が。そして、あそこに総合受付があります。」
柴崎はそこに迷いがないように歩いていく、
「いらっしゃいませ。」
「ここに冒険者になりたくて来たのですけど?」
「それなら…2階にどうぞ。」
言われて早速上に上げると、今度は客はおらずカウンターとそして書類作業で忙しそうな女性が一人。
「ここいい?」
「何よ人間?」
…なんか態度悪い、で、人間?
「下から言われたの、冒険者になりたいんだけど?」
「…一つ聞いておくけど、最初に聞いているわ。一回鑑定であなたの事を鑑定するわ。それでもいい?」
呆れた顔で、こっちを見て、書類をしまている、
「いいわ。」
これはマスターに言われているが、渡地たちの”井原建築事務所”の肩書はかなり強いらしく、大丈夫だそうだ。
「じゃあ、あなた……。」
「どうしたの。お嬢さん?」
「少々お待ちを。」
受付のエルフさんが、眼鏡とか言う物で私を見たら、驚いて…どこかに行ってしまった。
「なんかあったのかしら?」
『不明。』
しばらくすると、奥から、一人の筋肉だるま?らしき人がやってくる。筋肉は分からないでもないがダルマって何?
「ふむ、確かにそうだな…人間ではあるが…君、何処から来た?」
「私は元々、確かマルワール帝国でしたっけ、あそこに住んでいた一般市民でして。」
「それで関係者…か。君はイーハ商会を知っているかい?」
「一応、地元では食肉と運輸の会社でしたので、通っているのを村で見ました。」
この辺は私は覚えきれないけど、柴崎は覚えている、設定と勘とか言う奴だ。
「で、ここまでどうやって?」
「まずはあなたの所属から明かすべきで…あなたはフェアではないのでは?」
「そうだな…私は本部付きのこのワークスギルド総括の者だ。で、あんたは千鳥万花の客人って事か」
「…そうですね、そう言う事で。」
柴崎怒ってる、感情が入ってくる。
「登録で?」
「はい。」
そう言えば他の人を魔界に行かせたのはこのカード登録の為らしい。魔界ではこういう嫌がらせがないそうなので、そっちで全員分のカードを登録させる気だ。で私達は出遅れたのでこっち。
「作りましょ。後、あんたは転生者なので、金カード出すから。できればご主人様にはできれば楽園にご一報をと伝えておいてください。」
「分かりました。」
…うわ、柴崎の怒りゲージが上がった。
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