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第20章 それは柴崎エナリシア
第876話 一つの終わりは二つの謎を生む。
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なんか思ったよりパワーアップしたため、二人と別れるのはつらいが、まあ、性格は小悪魔的とクールさんだ。そして記憶共有でワタとも…ただ変形の恐ろしい所がこれだ。ミラージェたちと分離したこの状態にもかかわらず、指先だけを膨らませて、ミラージェモドキを作り、ごまかすことは可能だ。しかもそれをお互い承認している、変形はワタのもと、検証したところ欠点もある、変形でコピーできるのは”見たことがあり、それを使っている効果が認識できたスキルに限る”という事だ。その為慧眼を使った鑑定とかを用いてデータをそろえないと完璧にはならない。ここで問題は生命の記憶力だ。…そんな覚えているわけないだろ。そこで、サンテとワタと、協議して、使えるものを探していたら、記憶結晶が使えるという事が分かった。が、これはこっちで召喚できるモンスターから抽出して作らないといけない。要するにコストが欲しいのだ。…使えそうで使えない地味につらいスキルだ。
「で、きまったた?」
「難しいである。」
「だろうな、それでは結果を見てから考えてくれ、私も結論はすぐに出せとは言わない。」
そう、二人で悩んでいるのが、4人目の首であるワタのファクターだ。当然がっつり投資したい。そして今回2兆DPまではDPで貰える事になっている、ついでに鳥海さんの
所にもだ。そっちはみんなで分配らしいが、私がもらったのは、ファクターの進化資金用だ。申請は出して、許可はもらっている、最初は私の”邸”だ。
『邸のファクターレベルの9まで上昇させました。ファクターの効果はハウス認定可能とファクターの特殊枠化(中)です。』
「どういう意味だ?」
ハウス認定?ファクターの特殊?
『ハウス認定はある邸宅一つを拠点と認定し、その土地をダンジョン領域とも認識しそこへの出入り口はダンジョンの出入り口とはコアルームだけがつながっており、そこへの移動にに使う出入口は通常の出入り口とは違う出入り口と扱います。但し、面積の観点で出入り口の大きさには邸宅としての条件と豪華さが必要となり、その規模に応じた出入り口の大きさとなりその豪華さや機能に応じた機能をハウスが持つようになります。』
これは事実上出入口+1という事だ。但し出入口はダンジョン領域に作った…。
「もしかしてダンジョンと出入口は繋がっていなくてもいいのか?」
「はい。ハウスにコアを置いてもダンジョンのコアルームは機能するようになります。そこにダミーコアを置けば完全な意味で、ダンジョンが破壊で着たように偽装も可能です。破壊されれば当然被害は出ますし、コアルームの再建までは機能制限を受けますが。またダンジョンを閉鎖してもハウスにコアを置いている限りダンジョンと一緒の行動を行う事が出来ます。」
ある意味出入口よりは有能な出入口か、ただし…固定が必須になる。
「2件目のハウス認定はできず、ハウス認定は各ダンマス一人につき一軒までです。また各ハウス認定の住所の重複は可能です。」
2件目の建設はできないが、私だと首や他の友人ダンマスと家を共有する事が可能なセーフハウスをどこかに建築可能って事だ。ダンマスはコアが死なない限り死なないので
更に不死性が上がるという事だ。但しその家…。
「もしかしてその家って自分で建築する必要があるのか?」
『はい。又ハウス認定にはコアを一度その家に運ぶ必要があります。』
これが欠点か、自分で建築してからそこを認定しないといけない、ダンジョン領域外だと、家の増築とかはすべて手で行わないといけない。厄介な。
「そして、このファクターの特殊枠とは。」
『邸のファクターは今後特殊ファクターとなり、新たにファクターを一つ得ることができます。但し家関連となるファクター関連しか指定できません。そのジャッジは上に報告後。
そのジャッジが通った時のみ承認されます。」
「ええ?ファクター+1?」
爆弾過ぎるだろ!これ!ファクターが制限とはいえもう一個持てる?今のファクターでも権力強いのに?
「中という事は、まだあるのか?」
「弱、そして無印があります。ただしこの辺はそのファクター効果を得た時のみとなります。」
そうなると全部のファクターが特殊枠行きになるとは限らないのか。
「制定の後回しは?」
「可能ですが…お勧めはしません。不利となります。」
一難去ってまた悩みが沸いた。でも確定がある。それは他のファクターも9まで上げる必要があるって事だ。
「で、きまったた?」
「難しいである。」
「だろうな、それでは結果を見てから考えてくれ、私も結論はすぐに出せとは言わない。」
そう、二人で悩んでいるのが、4人目の首であるワタのファクターだ。当然がっつり投資したい。そして今回2兆DPまではDPで貰える事になっている、ついでに鳥海さんの
所にもだ。そっちはみんなで分配らしいが、私がもらったのは、ファクターの進化資金用だ。申請は出して、許可はもらっている、最初は私の”邸”だ。
『邸のファクターレベルの9まで上昇させました。ファクターの効果はハウス認定可能とファクターの特殊枠化(中)です。』
「どういう意味だ?」
ハウス認定?ファクターの特殊?
『ハウス認定はある邸宅一つを拠点と認定し、その土地をダンジョン領域とも認識しそこへの出入り口はダンジョンの出入り口とはコアルームだけがつながっており、そこへの移動にに使う出入口は通常の出入り口とは違う出入り口と扱います。但し、面積の観点で出入り口の大きさには邸宅としての条件と豪華さが必要となり、その規模に応じた出入り口の大きさとなりその豪華さや機能に応じた機能をハウスが持つようになります。』
これは事実上出入口+1という事だ。但し出入口はダンジョン領域に作った…。
「もしかしてダンジョンと出入口は繋がっていなくてもいいのか?」
「はい。ハウスにコアを置いてもダンジョンのコアルームは機能するようになります。そこにダミーコアを置けば完全な意味で、ダンジョンが破壊で着たように偽装も可能です。破壊されれば当然被害は出ますし、コアルームの再建までは機能制限を受けますが。またダンジョンを閉鎖してもハウスにコアを置いている限りダンジョンと一緒の行動を行う事が出来ます。」
ある意味出入口よりは有能な出入口か、ただし…固定が必須になる。
「2件目のハウス認定はできず、ハウス認定は各ダンマス一人につき一軒までです。また各ハウス認定の住所の重複は可能です。」
2件目の建設はできないが、私だと首や他の友人ダンマスと家を共有する事が可能なセーフハウスをどこかに建築可能って事だ。ダンマスはコアが死なない限り死なないので
更に不死性が上がるという事だ。但しその家…。
「もしかしてその家って自分で建築する必要があるのか?」
『はい。又ハウス認定にはコアを一度その家に運ぶ必要があります。』
これが欠点か、自分で建築してからそこを認定しないといけない、ダンジョン領域外だと、家の増築とかはすべて手で行わないといけない。厄介な。
「そして、このファクターの特殊枠とは。」
『邸のファクターは今後特殊ファクターとなり、新たにファクターを一つ得ることができます。但し家関連となるファクター関連しか指定できません。そのジャッジは上に報告後。
そのジャッジが通った時のみ承認されます。」
「ええ?ファクター+1?」
爆弾過ぎるだろ!これ!ファクターが制限とはいえもう一個持てる?今のファクターでも権力強いのに?
「中という事は、まだあるのか?」
「弱、そして無印があります。ただしこの辺はそのファクター効果を得た時のみとなります。」
そうなると全部のファクターが特殊枠行きになるとは限らないのか。
「制定の後回しは?」
「可能ですが…お勧めはしません。不利となります。」
一難去ってまた悩みが沸いた。でも確定がある。それは他のファクターも9まで上げる必要があるって事だ。
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