874 / 1,253
第20章 それは柴崎エナリシア
第866話 突然起きた事は事情を説明しないと意味が分かりません。
しおりを挟む
とりあえず、この世界の事をかいつまんで話したが、そこで分かったのが、うん、空中に浮いてるソウルドールに付けていたものを移植した魔力文字プレートだ。それが柴崎さんの事に反応して会話している、
「たしかに…この文字、理解できます。」
柴崎さんは浮いた文字プレートに感動しているのだが、それがエナリシアだ。どうも水先案内人として看板を操作して会話している、…私の本体が三つの首で会話するようなものだ。
「では、ここは異世界であり…日本に帰還はできないと…。」
「ま、まあそうなるな。」
「解説感謝します。」
ただ、本当に表情も何も変わらんな。
「困りました。本当に、どうしたらいいのか…。」
柴崎さん言っている事は凄い困っているのだがまるでロボットを見るように、顔の表情が一切動いていない。表情が仕事してないのか?
「すまない、柴崎さん、一応確認だ。最悪処置がある、だからテストだ。笑ってくれ。」
「はい。うふふ、こうですか?」
うわ、無茶苦茶いい顔で笑ってる、…表情筋の改造手術をしないでよかった。
『お母様を思い出します。』
「それは、ありがとうございます、」
こうしてみると柴崎さんは普通に、ちょっとやつれた感あるが…。
「ふむ、そうなるとあなたが、新しい雇用先で?」
「・・・ウーんひとまず君の主は私だが…君の意見も尊重したい、わがダンジョンにはいろんな人材が足りない。」
「ほう…。」
「私も仕事柄、効率の為にはやる気、ポテンシャルやむしろ仕事に楽しむ要素が重要だと思っている、だからこそ、君の意見も聞きたいが…。」
「それでしたら、しばらく、視察などさせてください。天命があるかもしれません。」
「そうか。ならまず、挨拶だけさせよう。最悪は君をどこかに派遣することも考えているからな。」
ドランに連絡を付けて…。
「よろしく頼むのじゃ。」
やってきて早々、ドランは握手を求める、ぎゅっとその手を両手で握ると、少し…。
「…何なのじゃ?」
「い、いえ。よろしくお願いします。」
ぎゅっと握ったまま挨拶をするが、何だろうか、この不安感。
『なんか、凄いノジャロリ幼女ゴスロリキターとか言っている。』
エナリシアの看板を絶対にドランに向けてはいけない!そう言う事か!そう言う事か!
「でもダンジョンマスターですか…という事は施設の運用で?」
「国家じゃな、今のところわがダンジョンは各地に支店を持ち…奥でいいかのぉ。」
「そうだな。」
「たしかに…この文字、理解できます。」
柴崎さんは浮いた文字プレートに感動しているのだが、それがエナリシアだ。どうも水先案内人として看板を操作して会話している、…私の本体が三つの首で会話するようなものだ。
「では、ここは異世界であり…日本に帰還はできないと…。」
「ま、まあそうなるな。」
「解説感謝します。」
ただ、本当に表情も何も変わらんな。
「困りました。本当に、どうしたらいいのか…。」
柴崎さん言っている事は凄い困っているのだがまるでロボットを見るように、顔の表情が一切動いていない。表情が仕事してないのか?
「すまない、柴崎さん、一応確認だ。最悪処置がある、だからテストだ。笑ってくれ。」
「はい。うふふ、こうですか?」
うわ、無茶苦茶いい顔で笑ってる、…表情筋の改造手術をしないでよかった。
『お母様を思い出します。』
「それは、ありがとうございます、」
こうしてみると柴崎さんは普通に、ちょっとやつれた感あるが…。
「ふむ、そうなるとあなたが、新しい雇用先で?」
「・・・ウーんひとまず君の主は私だが…君の意見も尊重したい、わがダンジョンにはいろんな人材が足りない。」
「ほう…。」
「私も仕事柄、効率の為にはやる気、ポテンシャルやむしろ仕事に楽しむ要素が重要だと思っている、だからこそ、君の意見も聞きたいが…。」
「それでしたら、しばらく、視察などさせてください。天命があるかもしれません。」
「そうか。ならまず、挨拶だけさせよう。最悪は君をどこかに派遣することも考えているからな。」
ドランに連絡を付けて…。
「よろしく頼むのじゃ。」
やってきて早々、ドランは握手を求める、ぎゅっとその手を両手で握ると、少し…。
「…何なのじゃ?」
「い、いえ。よろしくお願いします。」
ぎゅっと握ったまま挨拶をするが、何だろうか、この不安感。
『なんか、凄いノジャロリ幼女ゴスロリキターとか言っている。』
エナリシアの看板を絶対にドランに向けてはいけない!そう言う事か!そう言う事か!
「でもダンジョンマスターですか…という事は施設の運用で?」
「国家じゃな、今のところわがダンジョンは各地に支店を持ち…奥でいいかのぉ。」
「そうだな。」
0
お気に入りに追加
43
あなたにおすすめの小説
お飾り公爵夫人の憂鬱
初瀬 叶
恋愛
空は澄み渡った雲1つない快晴。まるで今の私の心のようだわ。空を見上げた私はそう思った。
私の名前はステラ。ステラ・オーネット。夫の名前はディーン・オーネット……いえ、夫だった?と言った方が良いのかしら?だって、その夫だった人はたった今、私の足元に埋葬されようとしているのだから。
やっと!やっと私は自由よ!叫び出したい気分をグッと堪え、私は沈痛な面持ちで、黒い棺を見つめた。
そう自由……自由になるはずだったのに……
※ 中世ヨーロッパ風ですが、私の頭の中の架空の異世界のお話です
※相変わらずのゆるふわ設定です。細かい事は気にしないよ!という読者の方向けかもしれません
※直接的な描写はありませんが、性的な表現が出てくる可能性があります
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
(完)聖女様は頑張らない
青空一夏
ファンタジー
私は大聖女様だった。歴史上最強の聖女だった私はそのあまりに強すぎる力から、悪魔? 魔女?と疑われ追放された。
それも命を救ってやったカール王太子の命令により追放されたのだ。あの恩知らずめ! 侯爵令嬢の色香に負けやがって。本物の聖女より偽物美女の侯爵令嬢を選びやがった。
私は逃亡中に足をすべらせ死んだ? と思ったら聖女認定の最初の日に巻き戻っていた!!
もう全力でこの国の為になんか働くもんか!
異世界ゆるふわ設定ご都合主義ファンタジー。よくあるパターンの聖女もの。ラブコメ要素ありです。楽しく笑えるお話です。(多分😅)
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
冷たかった夫が別人のように豹変した
京佳
恋愛
常に無表情で表情を崩さない事で有名な公爵子息ジョゼフと政略結婚で結ばれた妻ケイティ。義務的に初夜を終わらせたジョゼフはその後ケイティに触れる事は無くなった。自分に無関心なジョゼフとの結婚生活に寂しさと不満を感じながらも簡単に離縁出来ないしがらみにケイティは全てを諦めていた。そんなある時、公爵家の裏庭に弱った雄猫が迷い込みケイティはその猫を保護して飼うことにした。
ざまぁ。ゆるゆる設定
妹に傷物と言いふらされ、父に勘当された伯爵令嬢は男子寮の寮母となる~そしたら上位貴族のイケメンに囲まれた!?~
サイコちゃん
恋愛
伯爵令嬢ヴィオレットは魔女の剣によって下腹部に傷を受けた。すると妹ルージュが“姉は子供を産めない体になった”と嘘を言いふらす。その所為でヴィオレットは婚約者から婚約破棄され、父からは娼館行きを言い渡される。あまりの仕打ちに父と妹の秘密を暴露すると、彼女は勘当されてしまう。そしてヴィオレットは母から託された古い屋敷へ行くのだが、そこで出会った美貌の双子からここを男子寮とするように頼まれる。寮母となったヴィオレットが上位貴族の令息達と暮らしていると、ルージュが現れてこう言った。「私のために家柄の良い美青年を集めて下さいましたのね、お姉様?」しかし令息達が性悪妹を歓迎するはずがなかった――
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる