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第19章 VS飛鳥
第809話 工事は進むよ。何をしてでも。
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結局船後部中央にノリとしては小型船をしまえるほどのスペースを設置、そこにスキュラの休憩室を設置した。ついでに格納を使うならそこから格納が可能で、神出鬼没になれる、と言っても、
「だいジョーブだよぉー。」
大きな巨体で…胸も非常に大きい上に…あれは土変化か…鉱物で作ったブラをしている、そのスキュラが来ての出入り実験は警備含め…あまりの事態にあごが外れるくらい驚いていた。主に騎士団と、シルキーたちが。私は大きさ的に大丈夫だが…体と触手を折りたたみ、ぬるっとあの隙間に入っていく巨体。そしてあれが、相良一番部下のメリルさんだ。でかい。主に身長が。が、戦力的には多頭持ち、そして、その多頭がすべて脚のサーペント部分というか狼というか。非常に狂暴な魚でもある、飛鳥の後方部からはみ出る巨大ウツボの巣・・・急に異物感来たなこれ。そしてその間にも、内装工事を行い…。そのサイドにメリルさんがそっと大型に拡大した送風の魔道具を只巨大化した筒形エンジン”マジックスクリュー”を設置していく、ついでに設置後、中央のマナバッテリー部と、船室や廊下などのすべてにはりめぐらされた魔道具の配線を…偽装工作として張っていく、
「おねがいねぇー。」
かなり太い声が響いたと思うと、ドックの対岸からネルさんが器魔法の蔓の鞭で固定。シルキーたちが魔道具の配線を引き…ついでに鉄板溶接後、オブジェクト登録を行う、只配線には問題があった。その為、最終的に偽装として魔道具の配線を入れることにした。実際この配線を太くして結集魔法陣を起動させると…出力は得られるし、明りなども付くが、設置されたフロアでのDP収益がむしろ維持費だけでマイナスになる、吸収効率次第では…赤字垂れ流しとなる、そこで、急遽偏光し、集合魔法陣の設置を取りやめ、ダンジョンに直接配線を行う…のだと今度はコアの処理能力がパンクするそうなので…。
「おおー!」
見ていた観衆が拍手を行う。その間にもう一つ現実型というか体内ダンジョンの使用と魔道具について解説しよう。私は槍永田、家具の為の木材を切っている。
まず、体内ダンジョンにはダンジョンコアは本体モンスターが担当する。本体がやられれば終わりだ。船幽霊なら船か本体となる幽霊のどちらかだ。で、本来ダンジョンは例えばダンジョンの維持費や補修など、そしてトラップの起動や解除、設置し直しなどをコアが処理を行い、更に…聞いた話だと、道端のごみなども吸収は本来コアによる”手動”だそうだ。それをダミーコアに機能を分割して処理を自動化させる等を行い最適化する、これら処理分割や処理専用のオペレーターはいない。そこで本体が頭を回し、その処理の全てを行う必要がある、その為体内ダンジョンの本体となった者は動けないばかりか、それを自身の”知力”分まで分割して行う。その為、基本船になっているときは頭が悪くなるそうで、考えるのが難しいそうだ。その代わりに多頭を持ち…。船員を作ることで、どうにか会話になる程度だ。これはタミさんも一緒だ。体内は空間の維持のみだから。負担が少ないが、バトルまで行えば相当人いらしい。ただこの処理を魔道具単品だけだとその一個一個を管理する必要がある。何千個の明り、その明りのオンオフ。調理場の火の加減も、ダンジョンでルームのオブジェくÞにすると、これらも”マニュアル”で調整を行う必要が出てくる。はっきり言ってそれを同時に行われると、脳はパンクする、そこで…出てくるのがこの魔道具の魔導回路だ。スイッチまでついているので、使用者に任せることができ、自分はオペレートする必要がない。回路にDPさえ流していればないも考える必要のない状態になる事こそ素晴らしいらしい。タミさんも、舘の中はほぼ放置だそうだ。トラップとか作ってしまうとそのオンオフが自分で…しかも確認しつつなのでタイミングがずれるそうだ。
こうしてみると、ダンジョン…サンテに感謝したい。今は国土をダンジョン化しているために処理が大変なはずだ。
「でも流石スキュラだな…。あれが船を推すと思うと…動力はいらないのでは?」
「クックック。やはりそう思うかね・・・。ただ、相良君によると、あれの足が少し出ただけでもモンスター騒ぎで船内がひっくり返るくらい大騒ぎになったそうだ…。」
「教授。」
「あれでも地味に収益源だ。重さがどうなるか次第だな…。」
「進水式が怖いぞ。あれ。」
「クックック。よく考えてみろ、幽霊船とか…。選定に穴が開いていても航行するんだぞ。できるはずじゃないか…。」
そう言えばあれがモンスターなのを全然忘れていた。そう言う心配はいらないという訳か…。
「だいジョーブだよぉー。」
大きな巨体で…胸も非常に大きい上に…あれは土変化か…鉱物で作ったブラをしている、そのスキュラが来ての出入り実験は警備含め…あまりの事態にあごが外れるくらい驚いていた。主に騎士団と、シルキーたちが。私は大きさ的に大丈夫だが…体と触手を折りたたみ、ぬるっとあの隙間に入っていく巨体。そしてあれが、相良一番部下のメリルさんだ。でかい。主に身長が。が、戦力的には多頭持ち、そして、その多頭がすべて脚のサーペント部分というか狼というか。非常に狂暴な魚でもある、飛鳥の後方部からはみ出る巨大ウツボの巣・・・急に異物感来たなこれ。そしてその間にも、内装工事を行い…。そのサイドにメリルさんがそっと大型に拡大した送風の魔道具を只巨大化した筒形エンジン”マジックスクリュー”を設置していく、ついでに設置後、中央のマナバッテリー部と、船室や廊下などのすべてにはりめぐらされた魔道具の配線を…偽装工作として張っていく、
「おねがいねぇー。」
かなり太い声が響いたと思うと、ドックの対岸からネルさんが器魔法の蔓の鞭で固定。シルキーたちが魔道具の配線を引き…ついでに鉄板溶接後、オブジェクト登録を行う、只配線には問題があった。その為、最終的に偽装として魔道具の配線を入れることにした。実際この配線を太くして結集魔法陣を起動させると…出力は得られるし、明りなども付くが、設置されたフロアでのDP収益がむしろ維持費だけでマイナスになる、吸収効率次第では…赤字垂れ流しとなる、そこで、急遽偏光し、集合魔法陣の設置を取りやめ、ダンジョンに直接配線を行う…のだと今度はコアの処理能力がパンクするそうなので…。
「おおー!」
見ていた観衆が拍手を行う。その間にもう一つ現実型というか体内ダンジョンの使用と魔道具について解説しよう。私は槍永田、家具の為の木材を切っている。
まず、体内ダンジョンにはダンジョンコアは本体モンスターが担当する。本体がやられれば終わりだ。船幽霊なら船か本体となる幽霊のどちらかだ。で、本来ダンジョンは例えばダンジョンの維持費や補修など、そしてトラップの起動や解除、設置し直しなどをコアが処理を行い、更に…聞いた話だと、道端のごみなども吸収は本来コアによる”手動”だそうだ。それをダミーコアに機能を分割して処理を自動化させる等を行い最適化する、これら処理分割や処理専用のオペレーターはいない。そこで本体が頭を回し、その処理の全てを行う必要がある、その為体内ダンジョンの本体となった者は動けないばかりか、それを自身の”知力”分まで分割して行う。その為、基本船になっているときは頭が悪くなるそうで、考えるのが難しいそうだ。その代わりに多頭を持ち…。船員を作ることで、どうにか会話になる程度だ。これはタミさんも一緒だ。体内は空間の維持のみだから。負担が少ないが、バトルまで行えば相当人いらしい。ただこの処理を魔道具単品だけだとその一個一個を管理する必要がある。何千個の明り、その明りのオンオフ。調理場の火の加減も、ダンジョンでルームのオブジェくÞにすると、これらも”マニュアル”で調整を行う必要が出てくる。はっきり言ってそれを同時に行われると、脳はパンクする、そこで…出てくるのがこの魔道具の魔導回路だ。スイッチまでついているので、使用者に任せることができ、自分はオペレートする必要がない。回路にDPさえ流していればないも考える必要のない状態になる事こそ素晴らしいらしい。タミさんも、舘の中はほぼ放置だそうだ。トラップとか作ってしまうとそのオンオフが自分で…しかも確認しつつなのでタイミングがずれるそうだ。
こうしてみると、ダンジョン…サンテに感謝したい。今は国土をダンジョン化しているために処理が大変なはずだ。
「でも流石スキュラだな…。あれが船を推すと思うと…動力はいらないのでは?」
「クックック。やはりそう思うかね・・・。ただ、相良君によると、あれの足が少し出ただけでもモンスター騒ぎで船内がひっくり返るくらい大騒ぎになったそうだ…。」
「教授。」
「あれでも地味に収益源だ。重さがどうなるか次第だな…。」
「進水式が怖いぞ。あれ。」
「クックック。よく考えてみろ、幽霊船とか…。選定に穴が開いていても航行するんだぞ。できるはずじゃないか…。」
そう言えばあれがモンスターなのを全然忘れていた。そう言う心配はいらないという訳か…。
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