上 下
808 / 1,270
第19章 VS飛鳥

第800話 現れる大和・飛鳥

しおりを挟む
 800話まで来れました。皆様の応援のおかげです。ありがとうございます、今後も応援よろしくお願いします。
__________________________________________


 まあ、当然入ったシルキーたちは、一斉に・・・整列を始める。ついでにこの中にこっそり水木さんの部下であるミツル君と、ミリンちゃんも入っている。そして…変身を使って俊三さんも、入っている、ドランの部下たちは。ここにはいない。後でこっそり混ざる予定だ。
「ん?」
 そして、私たちはある着てきて…近くの土を固めて土変化で代を作り、ちょっと頭が出る程度の朝礼台を作る。
「全員、朝礼を始める!」
 流石にこれには…教授たちも・・・そして後ろで待機していた。
「今日はまずみんな、ここに入り、私たちはこれから工程の確認を行うので!一日…まずはシオバニラに向かい、ご挨拶を。」
「「はっ。」」
 シルキーたちが全員一糸乱れぬ姿で頷く。
「…あれ、シオバニラ違う、あそこは、王族用含め再現ビーチ。」
 ネルさんの…何だって?」
「クックック、君たちが来る前に完成させる必要があると、さっさと作っておいたのだよ。君たちの寝泊まり場所を作るついでだな。」
 流石に教授たちだが、でも確かにあんな四角い、リゾートホテル見に行きたい。ぐぬぬぬ。
「そして明朝から仕事を開始する予定だ。」
 驚くなかれ、これが…基本的な大型工事の工事現場だ。整列をして。今日の計画と役割分担。作業箇所の確認を全員の前で行う、これは工事で来る工務店などバラバラの職人たちが来る。そうすると必ず・・・どこで作業していたのかわからなくなる、その為、朝礼で配置を宣言する。建築家というか工事現場監督の仕事の9割は工程の順守だ。
「明日、私たち及び主任は主任会議に来るように。」
「「了解しました。」」
 そう言い、今度はばらばらの感じで、シルキーたちはリゾートホテルに向かった、ついでにモンスターは衣装が”固定”なので、偏光しない。ゴーレムもだ。なので裸という事はない。そして、この軍隊チックな動きも最初シルキー達にはなかった。ので覚えてもらった。そしてタミさんに頼み、この工程の意味を全員に教えてもらった丁寧な仕事や工程の安全。そして大型だからできる
「すげぇ…。」
「…早速だ、君たちの船の中を見せて欲しい、工程表の細かい詰めを行う。」
「俺達もだぜ。」
「急ぐにゃ。」
 ゲートから来たのは…イツキたちだ。
「…どういう事だ?」
「井原の支援にゃ。」
 ゲートから現れたのは蟻の行列だった。…すげぇ…。
「なんかすごいね。」
「流石だな・・・。」
 いつの間にか相良の横には一人の少女がいた。
「紹介するぜ…今回の建築ダンジョンの”大和”の豪華客船部分だ。で、言われた者は取り込んで…ダンジョン内に入れてある、」
 どう見ても少女だが、その腰には刀があり、軍服みたいなものも着ている、が船が…。
「早速展開してくれ、今回に関して、協定を結んだんだ。展開させたダンジョンは”現実型”のみ。材料は体内に出すが、ダンジョン外に出せないって事だ。またDP収益はこの間0になる、」
「厳しくないか?」
 相良が手招きすると・・・大和ちゃんと言っていい子供が…海に潜ると…一気に変身し巨大な船に代わった。
「いちおう設計図を基に外見を変更した”豪華客船大和タイプ飛鳥”だ。」
 なんというか荘厳な…そして綺麗な概念の流線形。その豪華客船のが現れたのだ。凄いな…。
「これは壮観だな…。」
「…でかい…。」
「そうなのだ。なんか高くないのだ?」
「日本国民が憧れた伝説の豪華客船それが飛鳥だ。飛鳥2もあるがこっちが少し小型で高級志向なんだ。色々豪華客船の売りはあるがどちらも長い船旅の豪華さを競う物だよ…。」
「ふむ…さすがだな…。」
「キャー!」
 なんか興奮した感じでニャーコさんが手を振っていて・・・。パタパタしている、中で工事するんだぞ。
「でだ、君たちには…相良君には先んじて話はしたが…この船はあそこの山の裏に隠す。インパクトの為のイベントでこいつは…ここから航行して接岸を行うんだ。」
 ん?教授が指差したのはどう見て守口の山なのだが?前に来た時はあそこから3モンスター集団の襲撃を受けて大バトルになった記憶がある、どうやってこの船を運ばせるんだ?
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

ユーヤのお気楽異世界転移

暇野無学
ファンタジー
 死因は神様の当て逃げです!  地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

物語の悪役らしいが自由にします

名無シング
ファンタジー
5歳でギフトとしてスキルを得る世界 スキル付与の儀式の時に前世の記憶を思い出したケヴィン・ペントレーは『吸収』のスキルを与えられ、使い方が分からずにペントレー伯爵家から見放され、勇者に立ちはだかって散る物語の序盤中ボスとして終わる役割を当てられていた。 ーどうせ見放されるなら、好きにしますかー スキルを授かって数年後、ケヴィンは継承を放棄して従者である男爵令嬢と共に体を鍛えながらスキルを極める形で自由に生きることにした。 ※カクヨムにも投稿してます。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

のほほん異世界暮らし

みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。 それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。

あなたがそう望んだから

まる
ファンタジー
「ちょっとアンタ!アンタよ!!アデライス・オールテア!」 思わず不快さに顔が歪みそうになり、慌てて扇で顔を隠す。 確か彼女は…最近編入してきたという男爵家の庶子の娘だったかしら。 喚き散らす娘が望んだのでその通りにしてあげましたわ。 ○○○○○○○○○○ 誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。 閲覧、しおり、お気に入りの登録ありがとうございました(*´ω`*) 何となくねっとりじわじわな感じになっていたらいいのにと思ったのですがどうなんでしょうね?

称号は神を土下座させた男。

春志乃
ファンタジー
「真尋くん! その人、そんなんだけど一応神様だよ! 偉い人なんだよ!」 「知るか。俺は常識を持ち合わせないクズにかける慈悲を持ち合わせてない。それにどうやら俺は死んだらしいのだから、刑務所も警察も法も無い。今ここでこいつを殺そうが生かそうが俺の自由だ。あいつが居ないなら地獄に落ちても同じだ。なあ、そうだろう? ティーンクトゥス」 「す、す、す、す、す、すみませんでしたあぁあああああああ!」 これは、馬鹿だけど憎み切れない神様ティーンクトゥスの為に剣と魔法、そして魔獣たちの息づくアーテル王国でチートが過ぎる男子高校生・水無月真尋が無自覚チートの親友・鈴木一路と共に神様の為と言いながら好き勝手に生きていく物語。 主人公は一途に幼馴染(女性)を想い続けます。話はゆっくり進んでいきます。 ※教会、神父、などが出てきますが実在するものとは一切関係ありません。 ※対応できない可能性がありますので、誤字脱字報告は不要です。 ※無断転載は厳に禁じます

絶対に間違えないから

mahiro
恋愛
あれは事故だった。 けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。 だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。 何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。 どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。 私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。

あの味噌汁の温かさ、焼き魚の香り、醤油を使った味付け——異世界で故郷の味をもとめてつきすすむ!

ねむたん
ファンタジー
私は砂漠の町で家族と一緒に暮らしていた。そのうち前世のある記憶が蘇る。あの日本の味。温かい味噌汁、焼き魚、醤油で整えた料理——すべてが懐かしくて、恋しくてたまらなかった。 私はその気持ちを家族に打ち明けた。前世の記憶を持っていること、そして何より、あの日本の食文化が恋しいことを。家族は私の決意を理解し、旅立ちを応援してくれた。私は幼馴染のカリムと共に、異国の地で新しい食材や文化を探しに行くことに。

処理中です...