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第14章 下部組織は基本押し付け
第568話 それは妖しい魔性の花
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じゃあ、後はこのコインという事で。
「まずは隣に、妖のルームを建設するぞ。」
まあ、慣れた感じで全員が見学している。が、建ててみて、ログハウスの外見には何も変化がない。
「ふむ…。」
とりあえず外装、内装に変化なし。って事は…。
「分からないけど出ていい?何か…。」
「そうじゃのぉ。なんというか。」
「視覚的は変化はないはずだわさ。でも…。」
「どういう事だ?」
内装に変化はない、と言っても中には何もない丸太で作った家だ。
「分からないだわさ、なんとなく痛くないだわさ。」
と言いう事は、ここは定住率とやらか、何らかが低下した部屋なのか?
「なんとなく妖しいというか、おどろおどろしいだわさ。」
「分からんがそうメモには記しておくぞ。出てくれ、解体する。」
解体はいつものDP変換である。が…。なんとなくそんな気がするという効果もあるんだ。
「次に行く駄わさ。次は魔だわさ。」
魔のコインでログハウス商館!…やってみた武田が…だが…。
「今度も外見に変化がないのじゃ。」
一応はいてみるか…。これは一発だな。
「今度はあからさまだわさ。」
「なんか、旗と紋章と儀式代があるだわさ。」
「そうだな、家具は置いたつもりがない。しかもこの紋章見た事無いものだ。」
「ということは儀式的な何かかの?」
「わかんないけど、気持ち悪いわね。」
「それっぽい部屋って事だが…効果は…すぐには検証できない、後でどこかに作っておく、検証に…後でテストしておこう。」
一応リストも確認したが不明。MPみたいなエネルギーの増幅もない。なので…。意味が分からない。次に以降、次は…
「陽華、どれにする?」
私は後三つのコイン知、亡、花の三つのコインを出す。しばらく考えた後、陽華は花のコインを指さした。
「やってみるか、花のコインよ!」
…使ってログハウスを召喚してみたが…今度も外見に変化なしか…。とりあえず中に…。
「うわ、これは…。」
「キモイだわさ。」
中に入って一発で分かった。この花のファクターのコイン召喚は、”土に還る”だ。内部には変動がないが床だけが土で、しかも畝まである。なので、植物を植えるにはぴったりだ。ここは言えのはずなんだがな。
「………違う…。」
「分かるわ。花が生えているかと思った。」
後で実験してみたものの、この土地には”花”に適した土であり、葉物以外の農産物は全部思ったより成長しない。飯垣メモに会った”農地バランス”についてを思い出した。
『農地の栄養はあればいいのではなくバランスが重要で、いらない者が肩にあると腐りやすい。農地の研究データは貴重なので取っておくべし。』
って事らしい。そしてこの土は花専用なわけだ。花が住むに最適な家。何とも言えないな…
「まずは隣に、妖のルームを建設するぞ。」
まあ、慣れた感じで全員が見学している。が、建ててみて、ログハウスの外見には何も変化がない。
「ふむ…。」
とりあえず外装、内装に変化なし。って事は…。
「分からないけど出ていい?何か…。」
「そうじゃのぉ。なんというか。」
「視覚的は変化はないはずだわさ。でも…。」
「どういう事だ?」
内装に変化はない、と言っても中には何もない丸太で作った家だ。
「分からないだわさ、なんとなく痛くないだわさ。」
と言いう事は、ここは定住率とやらか、何らかが低下した部屋なのか?
「なんとなく妖しいというか、おどろおどろしいだわさ。」
「分からんがそうメモには記しておくぞ。出てくれ、解体する。」
解体はいつものDP変換である。が…。なんとなくそんな気がするという効果もあるんだ。
「次に行く駄わさ。次は魔だわさ。」
魔のコインでログハウス商館!…やってみた武田が…だが…。
「今度も外見に変化がないのじゃ。」
一応はいてみるか…。これは一発だな。
「今度はあからさまだわさ。」
「なんか、旗と紋章と儀式代があるだわさ。」
「そうだな、家具は置いたつもりがない。しかもこの紋章見た事無いものだ。」
「ということは儀式的な何かかの?」
「わかんないけど、気持ち悪いわね。」
「それっぽい部屋って事だが…効果は…すぐには検証できない、後でどこかに作っておく、検証に…後でテストしておこう。」
一応リストも確認したが不明。MPみたいなエネルギーの増幅もない。なので…。意味が分からない。次に以降、次は…
「陽華、どれにする?」
私は後三つのコイン知、亡、花の三つのコインを出す。しばらく考えた後、陽華は花のコインを指さした。
「やってみるか、花のコインよ!」
…使ってログハウスを召喚してみたが…今度も外見に変化なしか…。とりあえず中に…。
「うわ、これは…。」
「キモイだわさ。」
中に入って一発で分かった。この花のファクターのコイン召喚は、”土に還る”だ。内部には変動がないが床だけが土で、しかも畝まである。なので、植物を植えるにはぴったりだ。ここは言えのはずなんだがな。
「………違う…。」
「分かるわ。花が生えているかと思った。」
後で実験してみたものの、この土地には”花”に適した土であり、葉物以外の農産物は全部思ったより成長しない。飯垣メモに会った”農地バランス”についてを思い出した。
『農地の栄養はあればいいのではなくバランスが重要で、いらない者が肩にあると腐りやすい。農地の研究データは貴重なので取っておくべし。』
って事らしい。そしてこの土は花専用なわけだ。花が住むに最適な家。何とも言えないな…
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