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第13章 新入社員と改革のススメ

第477話 問題が一括解決できるとは思えないが。やれる範囲から

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 結局数日検証を繰り返し、いくつかの試案を鳥海に送り、GOサインをもらったので、そのまま実行した、その一つが…一回食肉ダンジョンを閉鎖する事だ。入り口周辺の改装にはこれが必須だからだ。その間にメイズをやめ…フィールドダンジョンをルーレット式から市松式に変更し、新しいルームの広さに変更し面積を3倍に、しかも…スポナーモンスターに”果実トレント”…主にリンゴを増加。ガードと管理と共生先として水の精霊も配置。こういうた容易に豚たち系にした…というのも3倍になったことで、この食肉ダンジョン大きさは内部だけでマルワール帝国に匹敵する広さになった。そこに平原だけだと…非常に見てて気持ち悪い。なので、山や川など狩人をサポートする地形を追加した。そうすることで、一個の国となり…ついでに宝箱の背値はやめた。・・・広すぎて、ここから”4つの入り口探せ”は…私がどう考えても無理だと判断した。但しドロップは再編成し、最近発覚した”宝箱付きドロップ設定”という…お宝持ちのモンスターを配備し、それが代わりをすることになった。但し、ほぼ見つからないだろう。
「凄いだわさ…。」
「流石ですマスター。」
 今いるのはダンジョンの入り口の傍に作った山である”監視山”だ。一応この高さから見ると、普通の大地が並んで、山があり、木々があり…。普通に国家建築可能だ。
『…。』
 どうもテスターの少女は唖然としているようだな。
「でもこれ…本当にやるだわさ?」
「そうだ。」
 もう一つの案、肉の鮮度については…思いつかなかった。今すぐに”冷蔵庫”は早すぎると判断した。それにまだバイラード革はゴムに近い特性があるとはいえ…。密閉にはならなった。なので肉の鮮度に対する根本的な解決として”ダンジョン内で塩漬けや燻製加工してもらう”という結論を思いついた。その為に数日後にこのダンジョンに近衛兵がやってきて、ダンジョン調査を行い。
「良好な土地であると…。」
「分かっているだわさ。」
 ついでにタミさんのダンジョンにいた人たちもこちらに移住予定だ。あまり差が無いようにしておくが、向こうは非常手段だ。なので…こちらにテラフォーミングしてもらう予定だ。そう…ここにマルワール帝国の新しい、スラム街の人々用の町を建築する。そうすることで、内部、外部の経済的格差をなくすことにした。ついでに通路は直線下り坂のみとなる。そして最後のトラップは…獣を出すためにダンジョン内全体の徴収率をアップさせ、疑似的に疲労しやすくすることだ。あまり派手にしすぎると、トラップ表記が生まれ…しかも人の死亡率が上がり過ぎるが、それを微弱にした。そうすることで全体からの徴収を行い。獣のDPを出すことにした。まあ、メイズがかなくてもこの広さ。コアルームまでは相当遠い上に…ラクシャーサの村も移転した。
 ただ、ラクシャーサの村と、元々イルトヴァの町の承認は交流があり、生活物資を買い…バイラードの革を売るという交換を行っていた。その為に山一個隔てた先に作っておいた。まあラクシャーサ村と人間側入り口周辺以外は植物の設置は終わっていない。…後動物は無駄になるので、開拓団の動きに合わせて設置数を増やしていこう。いずれ雪の多い地域や雲を運航させた疑似大気の運行も行いたい。そうすることで屋根と…雨水による給水ができるだろう。
「神様みたいだわさ。」
「…マスターは偉大です。」
「まだやることは多い。ただいまは…広くしただけで、数百億DPが飛ぶからこれ以上はもう設置は難しい。」
 ただ、これがダンジョンとつながっていると、モンスター街の設置も考えたほうがいいと思う。海も作りたい。が、海のモンスターは買うか…海の捕獲設備の開拓が欲しい。トビキリウオは実は・・・水木経由でリスト化されたものの、派生先が無かった。なので…海中操作が欲しい…。という事だ。
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