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第10章 VSクラウドドラゴン戦(裏)
第370話 よく考えてみると、誰がいるのかわかります。
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空中では…。は?
「なにあれ。」
ありのままに言うと、ひときわ大きな飛竜に乗ったドワーフの肩に乗った子猫が、なぜか光り輝くバットを持って、サンダーバードをぶん殴っていた。信じられないかもしれないがそういう事だ。
「なんだ?」
実際あの光り輝くバット…と言っても大きさは飛竜程度即ち20mはある大きさのバットだ。しかもさんざん体制の話をしたはずだが、殴れている。なぜか。
「まだまだ、いろいろ不壊みたいだな。」
「まだまだ研究したほうがよさそうだ。」
こうしてみると…いろんな事が。
「ちょっと待つだわさ。あれ…行けるかもしれないだわさ。」
「どういう?」
「こういう事だわさ。」
鳥海が手を掲げると、そこから少し…30㎝ぐらいの大きめの羽が出てくる。ダークマター?
「このダークマターにこうだわさ。」
羽をしばらく見つめていると、羽が燃え出した。確かダークマターで作ったものは硬くないはず。
「ダークマターで作った羽を火の加護で包んでみただわさ。」
「そのままだと、すぐ壊れるだろ?}
「武器に付けた加護系は火力アップするだわさ。だから元の物が壊れやすくてもほら。こうなるだわさ。」
羽が回転を始めると、そのまま羽をサンダーバートに投げつける。思いっきりサンダーバードに直撃すると、そのまま落下していった。
「あ、失敗しただわさ。本来は掠らせて切り裂く予定だっただわさ。」
そういう事か、そうすることで、攻撃が影を操る限り自足するって事か。魔力は効果があるし、確かにダークマターは魔力で物を作る。
「これは面白いのです。練習してみるのです。」
「でも射程があるだろ?}
「それは、影の形を伸ばすことで舎弟をぎりぎり伸ばしているだわさ。が、難しいだわさ。」
練習あるのみだが…。
「シロウ?」
「いや、ここ3人だけ乗ってるはずだよな。」
「ああ、パーティは3人だけだ。寂しくもな。情報の機密性もある。」
「なんか一人多くないか?}
空中だぞ、飛竜の上だぞ、いるわけないだろ。ついでにシロウはともかく私は、バリアと風の加護維持で、魔法が使える状態ではない。なので、実質シロウとガチャ狂いだけが戦力だ。と言いたいが、実際は飛竜に指示を与える御者としてシロウがたずなを握っているので、戦力はガチャ狂い一人だ。が、寂しいものだ。御者—2-2-バリア係のうち4人分のガラガラシートを鳥海一人が独占している。なので見通しがいい。あと一人なんているはずがない。このシート6人を前提に組んだものだからな…。
「どっちでもいい、攻撃したら、後は雲を攻撃だが…。」
周囲は雲変更撃破せず、壁の隙間を探す作業のようだ。
『左翼第3種、マシンナイト出現!空中飛行ユニット確認!』
は?雲の間を抜け数体の…。散らばってきたが。が…あれ??鑑定にはノーマークの…。
「考えただわさ。コスパ選んできただわさ!」
ワーリアック付きのマシンナイトは復活できる代わりにワーリアック本体及びワーリアックのMP回復の手間で非常に高コストなのが欠点だ。高コストMP消費は普通強い技があるね。くらいで済む、MP=DPでないなら。高MP消費モンスターはそれ自体が高コストでさらに召喚やバフでお金が飛ぶ。これがきつい。それ位なら確かに飛行ユニットを作ってでも、無印のマシンナイトのほうが数は揃えれる。
「でも…。」
そう、敵の数がまばらだ。相手は当然…こっちの手を呼んできたな。こっちが囮だと思ってやがる。…頭いいな。
『やばいぞ、これ。』
中央はレーザー。中央下部にちらっと見えたのが、蔓による拘束、雲は晴れて…城が見えるが…。大きさが…。
「ちっさ。」
鳥海含め全員の意見がこれだ。今回の城は庭一個に5階建ての城一つ、最終エリアの城程度の…あれが本体だろうな。あの時の天空都市そのものが動く大陸にも思える巨大な空中都市…ではない。そこがオープンにされると…。あ、レーザー?城の下の方がら勇者に向けて…レーザーが…防がれた。あまりに展開が速くて実況が追い付かんがそれをその城よりも大きい巨大な盾で防いだ。
「勇者の規模がおかしいだわさ。」
分からないでもない。音無ちゃん含め、私たちの所に来た勇者はあんなマネは敵ないし…やはりレベルだろうか…
「あれが連中の切り札かもしれん。」
確かあそこには鎧騎士が同席していたと聞いた。ギルドが誇る最終戦力だそうで。この中にネル、そして教授、リューネが含まれる。だそうだ。確かに旧魔王軍トップがそろい踏みして、これを超える戦力…ダンマスはいけない事はないが、現状では無理だ。そしてそれと同ランクのマスクマン。あれがヨミなのか?…あいつそんなに…か?
「どっちにしろどうするだわさ。」
こっちは後部座席でバリアを張るだけのお仕事なので…。
「迎撃に移る。地上戦を奪うとまずいだろう。」
ここで目立てば亜人の顔を潰す。なので目立たない外回りを選ぶ。目的は参加報酬のみだ。
「了解、観察するだわさ。」
良衛tで起用に影を動かし、影に付与した炎で壁をうまく切り裂いていく…と言いたいが、レーザーの直後から壁が一気に動き、防御に入る。その為こっち周辺も壁がなくなった。そして姿の見えた、サンダーバートは遠距離魔法の餌だった。ただ、一番活躍していたのはあの光バットだ。こっちへ攻撃も来ず…。安定していた。一体食らいこっちに来る…。いや、サンダーバードが雲の中に逃げ込んでいる、レーザーはまだ照射されているが…すごい長いな…あれ。
「なんか嫌な予感がするだわさ。」
「こっちの突入命令迄待機する。観察しよう。」
「なにあれ。」
ありのままに言うと、ひときわ大きな飛竜に乗ったドワーフの肩に乗った子猫が、なぜか光り輝くバットを持って、サンダーバードをぶん殴っていた。信じられないかもしれないがそういう事だ。
「なんだ?」
実際あの光り輝くバット…と言っても大きさは飛竜程度即ち20mはある大きさのバットだ。しかもさんざん体制の話をしたはずだが、殴れている。なぜか。
「まだまだ、いろいろ不壊みたいだな。」
「まだまだ研究したほうがよさそうだ。」
こうしてみると…いろんな事が。
「ちょっと待つだわさ。あれ…行けるかもしれないだわさ。」
「どういう?」
「こういう事だわさ。」
鳥海が手を掲げると、そこから少し…30㎝ぐらいの大きめの羽が出てくる。ダークマター?
「このダークマターにこうだわさ。」
羽をしばらく見つめていると、羽が燃え出した。確かダークマターで作ったものは硬くないはず。
「ダークマターで作った羽を火の加護で包んでみただわさ。」
「そのままだと、すぐ壊れるだろ?}
「武器に付けた加護系は火力アップするだわさ。だから元の物が壊れやすくてもほら。こうなるだわさ。」
羽が回転を始めると、そのまま羽をサンダーバートに投げつける。思いっきりサンダーバードに直撃すると、そのまま落下していった。
「あ、失敗しただわさ。本来は掠らせて切り裂く予定だっただわさ。」
そういう事か、そうすることで、攻撃が影を操る限り自足するって事か。魔力は効果があるし、確かにダークマターは魔力で物を作る。
「これは面白いのです。練習してみるのです。」
「でも射程があるだろ?}
「それは、影の形を伸ばすことで舎弟をぎりぎり伸ばしているだわさ。が、難しいだわさ。」
練習あるのみだが…。
「シロウ?」
「いや、ここ3人だけ乗ってるはずだよな。」
「ああ、パーティは3人だけだ。寂しくもな。情報の機密性もある。」
「なんか一人多くないか?}
空中だぞ、飛竜の上だぞ、いるわけないだろ。ついでにシロウはともかく私は、バリアと風の加護維持で、魔法が使える状態ではない。なので、実質シロウとガチャ狂いだけが戦力だ。と言いたいが、実際は飛竜に指示を与える御者としてシロウがたずなを握っているので、戦力はガチャ狂い一人だ。が、寂しいものだ。御者—2-2-バリア係のうち4人分のガラガラシートを鳥海一人が独占している。なので見通しがいい。あと一人なんているはずがない。このシート6人を前提に組んだものだからな…。
「どっちでもいい、攻撃したら、後は雲を攻撃だが…。」
周囲は雲変更撃破せず、壁の隙間を探す作業のようだ。
『左翼第3種、マシンナイト出現!空中飛行ユニット確認!』
は?雲の間を抜け数体の…。散らばってきたが。が…あれ??鑑定にはノーマークの…。
「考えただわさ。コスパ選んできただわさ!」
ワーリアック付きのマシンナイトは復活できる代わりにワーリアック本体及びワーリアックのMP回復の手間で非常に高コストなのが欠点だ。高コストMP消費は普通強い技があるね。くらいで済む、MP=DPでないなら。高MP消費モンスターはそれ自体が高コストでさらに召喚やバフでお金が飛ぶ。これがきつい。それ位なら確かに飛行ユニットを作ってでも、無印のマシンナイトのほうが数は揃えれる。
「でも…。」
そう、敵の数がまばらだ。相手は当然…こっちの手を呼んできたな。こっちが囮だと思ってやがる。…頭いいな。
『やばいぞ、これ。』
中央はレーザー。中央下部にちらっと見えたのが、蔓による拘束、雲は晴れて…城が見えるが…。大きさが…。
「ちっさ。」
鳥海含め全員の意見がこれだ。今回の城は庭一個に5階建ての城一つ、最終エリアの城程度の…あれが本体だろうな。あの時の天空都市そのものが動く大陸にも思える巨大な空中都市…ではない。そこがオープンにされると…。あ、レーザー?城の下の方がら勇者に向けて…レーザーが…防がれた。あまりに展開が速くて実況が追い付かんがそれをその城よりも大きい巨大な盾で防いだ。
「勇者の規模がおかしいだわさ。」
分からないでもない。音無ちゃん含め、私たちの所に来た勇者はあんなマネは敵ないし…やはりレベルだろうか…
「あれが連中の切り札かもしれん。」
確かあそこには鎧騎士が同席していたと聞いた。ギルドが誇る最終戦力だそうで。この中にネル、そして教授、リューネが含まれる。だそうだ。確かに旧魔王軍トップがそろい踏みして、これを超える戦力…ダンマスはいけない事はないが、現状では無理だ。そしてそれと同ランクのマスクマン。あれがヨミなのか?…あいつそんなに…か?
「どっちにしろどうするだわさ。」
こっちは後部座席でバリアを張るだけのお仕事なので…。
「迎撃に移る。地上戦を奪うとまずいだろう。」
ここで目立てば亜人の顔を潰す。なので目立たない外回りを選ぶ。目的は参加報酬のみだ。
「了解、観察するだわさ。」
良衛tで起用に影を動かし、影に付与した炎で壁をうまく切り裂いていく…と言いたいが、レーザーの直後から壁が一気に動き、防御に入る。その為こっち周辺も壁がなくなった。そして姿の見えた、サンダーバートは遠距離魔法の餌だった。ただ、一番活躍していたのはあの光バットだ。こっちへ攻撃も来ず…。安定していた。一体食らいこっちに来る…。いや、サンダーバードが雲の中に逃げ込んでいる、レーザーはまだ照射されているが…すごい長いな…あれ。
「なんか嫌な予感がするだわさ。」
「こっちの突入命令迄待機する。観察しよう。」
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