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第7章 魔界慰安旅行一泊二日
第264話 思い立ったらすぐにやるのはいいが、道中でもいいので対策は立てよう
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そして、用件が終わったミラージェは町の視察、私も物品調査を行う。ギルドに言ったところ。
「ギルド規約違反となり、受付できません。冒険者ギルドの依頼の物はそれ以外では受け取れません。」
と回答をもらった。やっぱり。
「後、私が依頼を受けたいというと、何かあるかね?」
「…ふむ…。」
受付お姉さんが資料をぶちまけ書類をチェックし始める、
「今のところ存在していません、ただ…。」
「なんだ?」
「はい。ダンジョンと呼ばれるものがこの世界に存在しています。そのうち、査定がほぼ進まないダンジョンがあります。そこの調査依頼です。」
「ダンジョン?」
この世界にもダンジョンがあるのか?
「はい、そこは地図で送らせてもらいますが、この座標にございます。但し、難易度は不明。いくつかの場所で移動不可能場所があり、調査が難航しています。」
こういうところが近未来なんだな…。まあ、話が速くていいが。でも冒険者生活か…。
「突入時期は自由でいいか?」
「成功報酬のみとなります。又敵の討伐金の2倍を保証します、但し出発はいつでもよろしいです。」
「分かった。」
地図を見ると、徒歩一日ぐらいの王とかちょっと離れた、森の中だ。この王都が巨大なため、これでも極小に見える、で、このダンジョンから敵は出てきていない、時々頼んで”間引き”を行っているからだ。但し第一階層、第2階層のみ、で、どうもその奥になると、かなりの深さらしく、食料はドロップ運搬ができなくなり、撤退するという。当然危険性不明なので、開通か閉鎖かは不明。ただ、場合によっては生産プラント化できるため・・・との事だった。
「ダンジョンにルールはあります?」
「最奥のボスを倒すと消滅します、できれば、その方と交渉するが、脱出してきて欲しいです、もしどちらかも不可能なら討伐お願いします。」
「分かりました、やってみましょう。」
軽く返事すると、一応やってみる事にして、ギルドを出てきた。地図をよく見ると、階段設置場所という記録があったので、試してみたかったのだ。これもしかして…。
「でもマスターどうするの?」
「問題は、ダンジョンは異界扱いで”首”は強制帰還させられる、って事は今は入れない。だから、発見してからだ。」
しばらく、散策し、早めの少し贅沢な、一泊2食付きの宿屋を確保そのまま…。あ…。向こうは見つけたみたいだ。地図の具合から見つけたらしい、
「では?」
「すまない、ミヨちゃん、部屋のどっかに影残を残して、出入り口前で待機してくれ。」
「了解しました。」
そう言うとミヨちゃんが部屋の隅の天井に影を張り付け、こっちに戻ってくる、そして、影の中に入れると…。私は首テレポートを行う、ついでにミラージェには連絡済みだ。
「・・・シュールだな…。」
そう、そこは空中に忽然とある7段の階段であり、その周囲には何もない、…そして、その上には懐かしきダンジョンだ。…首の中身は全部戻ってる、
「来ました。ではここが?」
「ああ、そうだ、少し待ってくれ、ちょっとかかる、」
さっと中に入ると、誰もいないな…ダークボックス内部は確認、元に戻ってるが…え?ギルドカードもある、で、モンスターの配置をいくつか変更、
「サンテ!」
【は。】
「現在の時間は?後、突入してから時間は?」
【5時間くらいかと、ウルフェ様が出来ればお土産話でも。】
6時間?まずはちょっとレベリング処理を入れ替えて、経験値貯めようにして…。
「解析にお前の力を借りたい、こっちに来てくれ、」
「了解しました。」
少しするとサンテが歩いてくる、
「では行くぞ、確認したいことがある、」
そう言うと、サンテの手を引き…階段を降り直した。降りて来て、階段に座る彼女の空間を見る目は厳しい、
「で、何を解析します?」
「…解析完了、早いですね。かなり、」
「どういう意味だ?」
「10倍前後と思われます。こっちですと、大体60時間ほどかかっている見込みです。時間軸のずれですか…。後、センター長の匂いがします、この魔素に。」
え?
「後、あのお方もいるかもしれません。」
「いや、いたし、二人とも。」
大方思わせぶりだが、ハーリスさんとあの神様の事でしょうね。
「え?」
「入って直後にな…で今は浮遊島がランダムだからな。で、強制退去の実験をしていたら、いつまでたっても退去されないから、時間計測を頼んだんだ。」
「ふむ、分かりました。それなら、約ですが10倍で時間が回っています、ですので、この出入口が”上”換算で一日だとすると、十日かと、」
確か、一日の周期も半分になっているから二十日。って事か。
「一緒に来るか?一日なら、サブコアたちに任せてもいいのでは?」
「あまり長い時間に双方がいない場合困ります、なので私は退去します。後…ごゆっくり。」
そう言うと、サンテさんはすぐに階段をあがって行ってしまった。でも時間が10倍の世界?上で一日こっちで二十日。やりたい仕事とか図面を引くにはちょうどいい、錬金とかの
作業もこっちにため込んだうえでやれば一気に解消できる、…夢のようなチケットだな。ワーカーホリックにとって、いや観光都市もあるんだ。二三日遊んで、世紀っても養ってもいい、
贅沢できるだけの素地ならいくらでもある、
「とりあえずメールは送る、で、ストックの管理を任せる。私のレベリングはすべて、そっちに分割させる、後、肉を入れておいてくれ、下で食べた後に何とかする、」
ダンジョンの供給を離れ、
「了解しました。監視を密にしておきます、またカンストさせた場合は即時交換しますが、タイムラグはご容赦を。」
「分かった。」
そう言って、サンテは階段を上がっていった。
「ギルド規約違反となり、受付できません。冒険者ギルドの依頼の物はそれ以外では受け取れません。」
と回答をもらった。やっぱり。
「後、私が依頼を受けたいというと、何かあるかね?」
「…ふむ…。」
受付お姉さんが資料をぶちまけ書類をチェックし始める、
「今のところ存在していません、ただ…。」
「なんだ?」
「はい。ダンジョンと呼ばれるものがこの世界に存在しています。そのうち、査定がほぼ進まないダンジョンがあります。そこの調査依頼です。」
「ダンジョン?」
この世界にもダンジョンがあるのか?
「はい、そこは地図で送らせてもらいますが、この座標にございます。但し、難易度は不明。いくつかの場所で移動不可能場所があり、調査が難航しています。」
こういうところが近未来なんだな…。まあ、話が速くていいが。でも冒険者生活か…。
「突入時期は自由でいいか?」
「成功報酬のみとなります。又敵の討伐金の2倍を保証します、但し出発はいつでもよろしいです。」
「分かった。」
地図を見ると、徒歩一日ぐらいの王とかちょっと離れた、森の中だ。この王都が巨大なため、これでも極小に見える、で、このダンジョンから敵は出てきていない、時々頼んで”間引き”を行っているからだ。但し第一階層、第2階層のみ、で、どうもその奥になると、かなりの深さらしく、食料はドロップ運搬ができなくなり、撤退するという。当然危険性不明なので、開通か閉鎖かは不明。ただ、場合によっては生産プラント化できるため・・・との事だった。
「ダンジョンにルールはあります?」
「最奥のボスを倒すと消滅します、できれば、その方と交渉するが、脱出してきて欲しいです、もしどちらかも不可能なら討伐お願いします。」
「分かりました、やってみましょう。」
軽く返事すると、一応やってみる事にして、ギルドを出てきた。地図をよく見ると、階段設置場所という記録があったので、試してみたかったのだ。これもしかして…。
「でもマスターどうするの?」
「問題は、ダンジョンは異界扱いで”首”は強制帰還させられる、って事は今は入れない。だから、発見してからだ。」
しばらく、散策し、早めの少し贅沢な、一泊2食付きの宿屋を確保そのまま…。あ…。向こうは見つけたみたいだ。地図の具合から見つけたらしい、
「では?」
「すまない、ミヨちゃん、部屋のどっかに影残を残して、出入り口前で待機してくれ。」
「了解しました。」
そう言うとミヨちゃんが部屋の隅の天井に影を張り付け、こっちに戻ってくる、そして、影の中に入れると…。私は首テレポートを行う、ついでにミラージェには連絡済みだ。
「・・・シュールだな…。」
そう、そこは空中に忽然とある7段の階段であり、その周囲には何もない、…そして、その上には懐かしきダンジョンだ。…首の中身は全部戻ってる、
「来ました。ではここが?」
「ああ、そうだ、少し待ってくれ、ちょっとかかる、」
さっと中に入ると、誰もいないな…ダークボックス内部は確認、元に戻ってるが…え?ギルドカードもある、で、モンスターの配置をいくつか変更、
「サンテ!」
【は。】
「現在の時間は?後、突入してから時間は?」
【5時間くらいかと、ウルフェ様が出来ればお土産話でも。】
6時間?まずはちょっとレベリング処理を入れ替えて、経験値貯めようにして…。
「解析にお前の力を借りたい、こっちに来てくれ、」
「了解しました。」
少しするとサンテが歩いてくる、
「では行くぞ、確認したいことがある、」
そう言うと、サンテの手を引き…階段を降り直した。降りて来て、階段に座る彼女の空間を見る目は厳しい、
「で、何を解析します?」
「…解析完了、早いですね。かなり、」
「どういう意味だ?」
「10倍前後と思われます。こっちですと、大体60時間ほどかかっている見込みです。時間軸のずれですか…。後、センター長の匂いがします、この魔素に。」
え?
「後、あのお方もいるかもしれません。」
「いや、いたし、二人とも。」
大方思わせぶりだが、ハーリスさんとあの神様の事でしょうね。
「え?」
「入って直後にな…で今は浮遊島がランダムだからな。で、強制退去の実験をしていたら、いつまでたっても退去されないから、時間計測を頼んだんだ。」
「ふむ、分かりました。それなら、約ですが10倍で時間が回っています、ですので、この出入口が”上”換算で一日だとすると、十日かと、」
確か、一日の周期も半分になっているから二十日。って事か。
「一緒に来るか?一日なら、サブコアたちに任せてもいいのでは?」
「あまり長い時間に双方がいない場合困ります、なので私は退去します。後…ごゆっくり。」
そう言うと、サンテさんはすぐに階段をあがって行ってしまった。でも時間が10倍の世界?上で一日こっちで二十日。やりたい仕事とか図面を引くにはちょうどいい、錬金とかの
作業もこっちにため込んだうえでやれば一気に解消できる、…夢のようなチケットだな。ワーカーホリックにとって、いや観光都市もあるんだ。二三日遊んで、世紀っても養ってもいい、
贅沢できるだけの素地ならいくらでもある、
「とりあえずメールは送る、で、ストックの管理を任せる。私のレベリングはすべて、そっちに分割させる、後、肉を入れておいてくれ、下で食べた後に何とかする、」
ダンジョンの供給を離れ、
「了解しました。監視を密にしておきます、またカンストさせた場合は即時交換しますが、タイムラグはご容赦を。」
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そう言って、サンテは階段を上がっていった。
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