261 / 1,270
第7章 魔界慰安旅行一泊二日
第259話 待合室のデザートは手を付けないか、すぐに食べるか。
しおりを挟む
「という事は因縁を掛けられたらそのまま何故か全軍突撃してきたと、」
「そういう事になる、そのあとに、大方その死体を食いにワイバーン共が来た。で、逃げ出した。」
とりあえず事情はかいつまんで報告。
「怖いだわさ、外に出るのが怖いだわさ。盗賊かと思ったらスタンピードだった件とか書かれるだわさ。」
「あるらしいぞ、実際。」
「は?」
「ここは”人間”でさえ、一日で沸く世界らしいからな。突然いつもの道路を歩いていたら、盗賊の砦ができていた迄普通っぽいぞ。」
「…嘘。」
「だからこそ、城壁が高いのかもしれん、近い位置で発生すればスタンピードになる。」
「…安全だわさ?ここは?」
「分からん。が、他よりは安全だな。」
その時、ドアがノックされ、入ってきたのは一人のエルフ男性だった。
「すいません、状況が聞きたいという事で、確か初回でよろしいですよね?」
「だわさ。」
「なので、資料は適当に持ってきたのですが、勇者様。何をお求めで?」
それから、疑問に思っていることを散々聞いた。そうこの世界の一日は”24時間”だった。いつもが”48時間”なので勘違いしていたのだ。が、このヒントが二つでるって事はもしかしていや、可能性が0じゃない程度だ。そしてもっと異様なのが…ミヨちゃんが帰ってこない事だ。
「そうなると、アチシ達は遊んでいていいだわさ?」
「そうなります。できればとどまっていただき、溜まった依頼を処理していただければ。できればダンジョン攻略を。」
ごり押ししてくるな…。
「分かっただわさ。まずは休憩させてもらうだわさ。この上は?」
「ここは冒険者ギルド本部ですので、3Fから上は事務所となります。宿は…こちらをお使いください。ギルド提携店でございます。ギルドカードからマップを転送し、そちらに印を付けておきます。」
「分かっただわさ。じゃ、行くだわさ。」
「分かった。」
「地下はあれだよな。」
「はい、レストランと、訓練場となっております。」
「…来なかっただわさ。だから行ってみるだわさ。」
私たちが下に行ってみると、3人の少女が、かぶりつくようにパフェを食べ、呆れてるおっさんの姿だった。
「ん?戻ったか?早いな…。」
「ああ、いろいろあってな…。」
ただ言ってない内容に”スタンピードが来る可能性”というものがあるが、…耐えれると信じたい。
「会長が待つっていうからさ。で、どうするんだ?」
「まずうまい。」
「懐かしいです、」
その弧度場に光海ももはや、壊れた人形に波に頷き、惚けた顔で、パフェを堪能している。パフェか。
「チョコバーのほうが好みだな。私は。」
「味気ねえな。」
「でも、あちしが説明受けている間。ずっとだわさ。…何敗目?」
「…3」
「………1……。」
「私は皆さん待ちですよ。パフェを食べ過ぎて、トイレから出られなくなったことがありまして…。」
花木さんの顔が赤い。当然と言えば当然か。
「そう言えば。トイレに行く気にならないな。」
「そうだわさ。」
一応ダンジョン外で私達の領域だとトイレに一応行くように”人間のみ半分吸収”にしてある。でないとばれるのもあるが…。糞尿は実はかなり発酵させたり加工すると優秀な素材や肥料になる。だからこそ、その為に保存している。但し、減らせば当然維持費が減るが、実は千鳥万花の領地のおける人間率は高くない。なので、減らしても問題ない。利益もそんなに減らなかった。だからこそ衛生観念が必要となったのだ。主に硝石の為に。
「まあ、飯は食ったようだが…。宿に泊まるぞ、いくつか説明する。」
「分かった。けどちょっと待って、もう少しいいでしょ?」
奥原さんの食べるペースが上がる、…光海ちゃんも急いでるな。
「そういう事になる、そのあとに、大方その死体を食いにワイバーン共が来た。で、逃げ出した。」
とりあえず事情はかいつまんで報告。
「怖いだわさ、外に出るのが怖いだわさ。盗賊かと思ったらスタンピードだった件とか書かれるだわさ。」
「あるらしいぞ、実際。」
「は?」
「ここは”人間”でさえ、一日で沸く世界らしいからな。突然いつもの道路を歩いていたら、盗賊の砦ができていた迄普通っぽいぞ。」
「…嘘。」
「だからこそ、城壁が高いのかもしれん、近い位置で発生すればスタンピードになる。」
「…安全だわさ?ここは?」
「分からん。が、他よりは安全だな。」
その時、ドアがノックされ、入ってきたのは一人のエルフ男性だった。
「すいません、状況が聞きたいという事で、確か初回でよろしいですよね?」
「だわさ。」
「なので、資料は適当に持ってきたのですが、勇者様。何をお求めで?」
それから、疑問に思っていることを散々聞いた。そうこの世界の一日は”24時間”だった。いつもが”48時間”なので勘違いしていたのだ。が、このヒントが二つでるって事はもしかしていや、可能性が0じゃない程度だ。そしてもっと異様なのが…ミヨちゃんが帰ってこない事だ。
「そうなると、アチシ達は遊んでいていいだわさ?」
「そうなります。できればとどまっていただき、溜まった依頼を処理していただければ。できればダンジョン攻略を。」
ごり押ししてくるな…。
「分かっただわさ。まずは休憩させてもらうだわさ。この上は?」
「ここは冒険者ギルド本部ですので、3Fから上は事務所となります。宿は…こちらをお使いください。ギルド提携店でございます。ギルドカードからマップを転送し、そちらに印を付けておきます。」
「分かっただわさ。じゃ、行くだわさ。」
「分かった。」
「地下はあれだよな。」
「はい、レストランと、訓練場となっております。」
「…来なかっただわさ。だから行ってみるだわさ。」
私たちが下に行ってみると、3人の少女が、かぶりつくようにパフェを食べ、呆れてるおっさんの姿だった。
「ん?戻ったか?早いな…。」
「ああ、いろいろあってな…。」
ただ言ってない内容に”スタンピードが来る可能性”というものがあるが、…耐えれると信じたい。
「会長が待つっていうからさ。で、どうするんだ?」
「まずうまい。」
「懐かしいです、」
その弧度場に光海ももはや、壊れた人形に波に頷き、惚けた顔で、パフェを堪能している。パフェか。
「チョコバーのほうが好みだな。私は。」
「味気ねえな。」
「でも、あちしが説明受けている間。ずっとだわさ。…何敗目?」
「…3」
「………1……。」
「私は皆さん待ちですよ。パフェを食べ過ぎて、トイレから出られなくなったことがありまして…。」
花木さんの顔が赤い。当然と言えば当然か。
「そう言えば。トイレに行く気にならないな。」
「そうだわさ。」
一応ダンジョン外で私達の領域だとトイレに一応行くように”人間のみ半分吸収”にしてある。でないとばれるのもあるが…。糞尿は実はかなり発酵させたり加工すると優秀な素材や肥料になる。だからこそ、その為に保存している。但し、減らせば当然維持費が減るが、実は千鳥万花の領地のおける人間率は高くない。なので、減らしても問題ない。利益もそんなに減らなかった。だからこそ衛生観念が必要となったのだ。主に硝石の為に。
「まあ、飯は食ったようだが…。宿に泊まるぞ、いくつか説明する。」
「分かった。けどちょっと待って、もう少しいいでしょ?」
奥原さんの食べるペースが上がる、…光海ちゃんも急いでるな。
0
お気に入りに追加
45
あなたにおすすめの小説
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
あなたがそう望んだから
まる
ファンタジー
「ちょっとアンタ!アンタよ!!アデライス・オールテア!」
思わず不快さに顔が歪みそうになり、慌てて扇で顔を隠す。
確か彼女は…最近編入してきたという男爵家の庶子の娘だったかしら。
喚き散らす娘が望んだのでその通りにしてあげましたわ。
○○○○○○○○○○
誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。
閲覧、しおり、お気に入りの登録ありがとうございました(*´ω`*)
何となくねっとりじわじわな感じになっていたらいいのにと思ったのですがどうなんでしょうね?
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
家庭菜園物語
コンビニ
ファンタジー
お人好しで動物好きな最上 悠(さいじょう ゆう)は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏(あんず)も静かに息を引き取ろうとする中で、助けたいなら異世界に来てくれないかと、少し残念な神様に提案される。
その転移先で秋田犬の大福を助けたことで、能力を失いそのままスローライフをおくることとなってしまう。
異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。
かつて最弱だった魔獣4匹は、最強の頂きまで上り詰めたので同窓会をするようです。
カモミール
ファンタジー
「最強になったらまた会おう」
かつて親友だったスライム、蜘蛛、鳥、ドラゴン、
4匹は最弱ランクのモンスターは、
強さを求めて別々に旅に出る。
そして13年後、
最強になり、魔獣四王と恐れられるようになった彼女ら
は再び集う。
しかし、それは世界中の人々にとって脅威だった。
世間は4匹が好き勝手楽しむ度に
世界の危機と勘違いをしてしまうようで・・・?
*不定期更新です。
*スピンオフ(完結済み)
ヴァイロン家の少女が探す夢の続き~名家から追放された天才女騎士が最強の冒険者を目指すまでの物語~
掲載中です。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる