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第7章 魔界慰安旅行一泊二日
第257話 湧きも戦闘範囲次第で無限ループ
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確認した海岸沿いからは今度はワイバーンの群れ数千を確認した。しかもこっち一直線だ。スタンピードってレベルじゃないだろ!いや、アニメとかのスタンピードが可愛い
レベルだぞ、
「何か…ただいまだわさ。…何が起きただわさ?王都言ってとんぼ返りしたら。死体とかいっぱいだわさ。」
「ああ、襲われた。で、」
鳥海さんが流石に…周囲の地面を見る、もう血やら死体で地獄絵図が優しいレベルの悲惨な現場となっていた。
「みんな撤収だわさ。こっちに来るだわさ、井原、頼んだだわさ。」
周囲と空を見て事情を察したのだろう、急いで手招きをする。 無論戦闘した全員が撤退予定だ。
「分かった、位置は?」
「北西大体一か月だわさ。」
「大体わかった。頼んだ。」
今回は影支配で、他の影に入れずミヨちゃんに浮遊島探索を頼んでいるので、解除もできない。なので、このまま行ってもらうしかない。
「いいの?」
「ああ、何とかする。追いつくまで…待っててくれ。」
「分かった。」
と言ってもあれなんだがな。すまない。全員が去った後フェルミィとミラージェを格納。体の大きさのみを拡大していく、まあ、元に戻るだけなのだが”威圧”を使う条件なので
仕方ない。
「ちょっと待ってほしい。」
足元を見ると…ん?浮遊島にいたコックさんか・・。
「ちっと待て、そのまま、大きさ合わせてくんねえ?」
「どういう意味だ?」
「あれ大方、ここに散った死骸喰いに来た連中だ。殺してばっかりだと、この世界だと無限ループになるぞ。」
「少し待て、戻す。」
そう言うと、大きさを戻し、人間並みになる。
「一応、管理の手伝いしてる、ヨミっていうんだ。ハーリスの同僚って言えって、ハーリスに言われてっから、そうしとく、」
複雑な関係だな。
「流石に、お仲間は逃げたか、じゃ走って逃げるぞ、」
そう言うと、軽く手招きすると、ヨミさんが走っていくので、そのあとをついていく、…確かに…ワイバーンは死骸にかぶりつくと死体を食べ始めていた。
「でもなんで…。」
「ああ、ここまでやると思わなくて、このままじゃ、永久ループになっちまう、で、止めた。」
走りながらだが、スピードにしてお互い時速70km出してる気がする。が、会話が成立するのか…。
「どういう意味だ?」
「魔界でつぶした敵はランダムの位置に蘇る、その数次第では一気に処理される。」
「敵が?」
「敵かどうかはわからん。があれは戦争クラスの敵で、あんたはをそれをほぼ一人で屠った。」
「一人ではないな。背中を預ける味方がいたからだ。」
「が、それだと今度の敵の位置が”王都”周辺に固まる場合もある、ここは人間も”無限湧き”するから。今度は”なぞ帝国”が出来て、戦争に突入かもしれんな、この数の殺害だからな。」
「…どういう意味だ?」
「この世界は上の世界と違いほぼすべて死んだ次の日に復活する。但し”全く新しい存在”として。再設置という言い方が正しい。しかも、そのタイミング、場所は自由。だから敵を
倒すたびにガンガン難易度は上昇する。今回は…確かゴブリン含む3連合だから、もっと大物になる可能性がある。」
「じゃあ、何か、降伏しろと?」
「逃げろ。面倒ならな。経験値が欲しいなら戦ってくれ、ただし、撤退と生存かマージンとれ。最悪即復活とか、いろんな手を使って”戦闘のリスク”を即座に払わせるからな。ここ。」
頭痛くなってきた。
「だから、あのワイバーンまで潰したら、その分…固まって何かが出る。ドラゴンの群れだってありうるんだ。今はな…。」
「凄いな…そう言えば聞きたかった。ここは帰る時はどうするんだ?」
「ん?自動帰還のはずだぞ、強制退去で。」
「ん?帰ってないじゃないか?」
こっちのスピードをさらに上げるが、それにも追いつくか…。流石だな。
「ああ…ああ…、そうだなヒントを出そう、日の入りと、日の出だ。」
こっちを見るヨミさんの目がニヤニヤしてる。分かって楽しんでいる目だ。
「意外とこれ、広まってないんだよな。これが…。気が付く奴いなくてよ。」
「まあ、忠告のお礼に何かいるかね?」
大方今後も付き合いがある。そうみている、
「そうだね…なんかか…。」
というより、この人なのか不明瞭だが。宙に浮いて、速度だけを追従させてる。…悩みながら追走している、
「特産品と後ゴールデンブルの肉一頭分でいいかな。セットで頼む。」
「…知っているのか?」
「ああ、ハーリスがつまんでる。」
あの人…そんな事もしてたのか。
「で、ハーブクッキー考えていてよ…。が、どうも、合うのが少ないらしくて…。で、まだ製作に時間かかってるんだよ。」
「烏骨鶏も?」
「いや、ドードー最上位から卵作ってる。」
「なら、一度ハーブ鳥作ってはどうか?牛乳と似た製法だが、より安価にうまくなるやもしれん。後、絶対に餌に殺菌忘れるなよ。」
「分かった、伝えておく、後で取りに行くから。じゃ。」
こっちの全力に軽々合わせたまま、ヨミさんは消えていった。大方幻覚で消して…。闇魔法で消したか…。
レベルだぞ、
「何か…ただいまだわさ。…何が起きただわさ?王都言ってとんぼ返りしたら。死体とかいっぱいだわさ。」
「ああ、襲われた。で、」
鳥海さんが流石に…周囲の地面を見る、もう血やら死体で地獄絵図が優しいレベルの悲惨な現場となっていた。
「みんな撤収だわさ。こっちに来るだわさ、井原、頼んだだわさ。」
周囲と空を見て事情を察したのだろう、急いで手招きをする。 無論戦闘した全員が撤退予定だ。
「分かった、位置は?」
「北西大体一か月だわさ。」
「大体わかった。頼んだ。」
今回は影支配で、他の影に入れずミヨちゃんに浮遊島探索を頼んでいるので、解除もできない。なので、このまま行ってもらうしかない。
「いいの?」
「ああ、何とかする。追いつくまで…待っててくれ。」
「分かった。」
と言ってもあれなんだがな。すまない。全員が去った後フェルミィとミラージェを格納。体の大きさのみを拡大していく、まあ、元に戻るだけなのだが”威圧”を使う条件なので
仕方ない。
「ちょっと待ってほしい。」
足元を見ると…ん?浮遊島にいたコックさんか・・。
「ちっと待て、そのまま、大きさ合わせてくんねえ?」
「どういう意味だ?」
「あれ大方、ここに散った死骸喰いに来た連中だ。殺してばっかりだと、この世界だと無限ループになるぞ。」
「少し待て、戻す。」
そう言うと、大きさを戻し、人間並みになる。
「一応、管理の手伝いしてる、ヨミっていうんだ。ハーリスの同僚って言えって、ハーリスに言われてっから、そうしとく、」
複雑な関係だな。
「流石に、お仲間は逃げたか、じゃ走って逃げるぞ、」
そう言うと、軽く手招きすると、ヨミさんが走っていくので、そのあとをついていく、…確かに…ワイバーンは死骸にかぶりつくと死体を食べ始めていた。
「でもなんで…。」
「ああ、ここまでやると思わなくて、このままじゃ、永久ループになっちまう、で、止めた。」
走りながらだが、スピードにしてお互い時速70km出してる気がする。が、会話が成立するのか…。
「どういう意味だ?」
「魔界でつぶした敵はランダムの位置に蘇る、その数次第では一気に処理される。」
「敵が?」
「敵かどうかはわからん。があれは戦争クラスの敵で、あんたはをそれをほぼ一人で屠った。」
「一人ではないな。背中を預ける味方がいたからだ。」
「が、それだと今度の敵の位置が”王都”周辺に固まる場合もある、ここは人間も”無限湧き”するから。今度は”なぞ帝国”が出来て、戦争に突入かもしれんな、この数の殺害だからな。」
「…どういう意味だ?」
「この世界は上の世界と違いほぼすべて死んだ次の日に復活する。但し”全く新しい存在”として。再設置という言い方が正しい。しかも、そのタイミング、場所は自由。だから敵を
倒すたびにガンガン難易度は上昇する。今回は…確かゴブリン含む3連合だから、もっと大物になる可能性がある。」
「じゃあ、何か、降伏しろと?」
「逃げろ。面倒ならな。経験値が欲しいなら戦ってくれ、ただし、撤退と生存かマージンとれ。最悪即復活とか、いろんな手を使って”戦闘のリスク”を即座に払わせるからな。ここ。」
頭痛くなってきた。
「だから、あのワイバーンまで潰したら、その分…固まって何かが出る。ドラゴンの群れだってありうるんだ。今はな…。」
「凄いな…そう言えば聞きたかった。ここは帰る時はどうするんだ?」
「ん?自動帰還のはずだぞ、強制退去で。」
「ん?帰ってないじゃないか?」
こっちのスピードをさらに上げるが、それにも追いつくか…。流石だな。
「ああ…ああ…、そうだなヒントを出そう、日の入りと、日の出だ。」
こっちを見るヨミさんの目がニヤニヤしてる。分かって楽しんでいる目だ。
「意外とこれ、広まってないんだよな。これが…。気が付く奴いなくてよ。」
「まあ、忠告のお礼に何かいるかね?」
大方今後も付き合いがある。そうみている、
「そうだね…なんかか…。」
というより、この人なのか不明瞭だが。宙に浮いて、速度だけを追従させてる。…悩みながら追走している、
「特産品と後ゴールデンブルの肉一頭分でいいかな。セットで頼む。」
「…知っているのか?」
「ああ、ハーリスがつまんでる。」
あの人…そんな事もしてたのか。
「で、ハーブクッキー考えていてよ…。が、どうも、合うのが少ないらしくて…。で、まだ製作に時間かかってるんだよ。」
「烏骨鶏も?」
「いや、ドードー最上位から卵作ってる。」
「なら、一度ハーブ鳥作ってはどうか?牛乳と似た製法だが、より安価にうまくなるやもしれん。後、絶対に餌に殺菌忘れるなよ。」
「分かった、伝えておく、後で取りに行くから。じゃ。」
こっちの全力に軽々合わせたまま、ヨミさんは消えていった。大方幻覚で消して…。闇魔法で消したか…。
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