魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

第７章 魔界慰安旅行一泊二日

第２５5話 それでも俺達は生きている。

すいませんでして、予約勘違いしてました。…頑張って本編掻きます。

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「でも、どうするんだ？」
　チェックアウトした日の朝…俺達はシオバニラの町の出入り口に向かって歩いていた。ダークボックスはあるので。荷物には困っていない。
「とりあえず、アチシは王都行くだわさ。ミヨちゃんには浮遊島頼むだわさ。」
「アイアイ－。じゃ。マスター、支配入れておくよー。」
「頼んだ。」
　影支配は本来敵対する相手の影に潜み、不意打ちするのだが。承認付きで支配してもらえばその影は魔法が維持される限り、相手の管理かにも置かれ、影移動とかの対象になる。
この状態なら移動してもミヨちゃんは影を通じ、いつでも私の元に戻ってこれる、
「どうする？」
「さて、城門でて、しばらくしたらアチシは王都まで飛んでいくだわさ。」
「じゃ、頼んだ。」
　ただ、この影支配には欠点がある、影支配された場合”支配された人間以外の他人の影に入れなくなる”。その為、王都に行くことができても私は一人歩きで行かないといけない。
その為、パーティ編成を入れ替えておいた。
「ありがとうございました。又ご利用ください。」
「警備頑張るだわさ。」
　そう言い、手を振って鳥海さんが先頭を歩く、しばらく歩くと、鳥海さんが周囲に人間がいないを事を確認すると、元の姿である・・。
「あちぃ。」
「仕方ないだわさ。」
　ロック腸の核やというほどの大きさの日の塊となって出てきた。これが”フェニックス”だ。時間はともかくスピードの最大値だけで言うと、鳥海さんは音速を超えるスピードがある、但し”前が見えなくなる”空気圧による圧力の為だ。後、早すぎて止まれなくなる。なので、最高速は封印している。
「さて、頼んだだわさ。」
　そう言うと、巨大な鳥はとびさって行った。よく考えるとあの人基本何でもやるな…。
「よう、兄ちゃん。」
　声の方を見ると…。豚顔をした少し大きめの人間たちが、30はいるな…。
「あんたたち何よ？」
「ああ、俺達がオキちゃんファンクラブと知っての狼藉か！」
　全員が顔を横に振る、むしろ何？
「てめえら！」
　戦闘のオークが手を上げると、オークの一体が笛？
「やれ！不届きものだ！」
　オークの一体が巨大な棍棒を四郎に振りかぶる。
「あほか！」
　シロウがオークに肉薄するとその腕を受け止める、そしてそのまま一本背負いをかけ、地面にたたきつける。
「かかれ！オキちゃんを守るんだ！」
　その言葉に全オークが武器を構え、突撃してくる。短絡的すぎるだろ！
「てめえ！」
「タイダルウェイブ！」
　花木さんの声で上空から濁流のごとく…あ、これダークボックスだ。昨日海に入ってこっそり回収しておいたのか…。その水流に阻まれ吹き飛ばされていく。
「花木さん。」
「これは…まずいですかね…。」
「いや、これで終われば…。」
　そう思った矢先、巨大な時の声が三方から聞こえる、
「…まずくねえか？」
「物理だけなら、水精霊の花木さんと、恋天使の奥原さん。そして、光海ちゃんは死なない。攻撃して遠距離踏めばいい。シロウ、と私だ、問題は。」
「俺か、何とかする。が…。あんたは大丈夫か、」
「何とかするしかない。」
「ですね。」
「うーんちょっと待ってね。」
　出てきたミラージェ、そしてフェルミィである。そしてフェルミィが、身長を変更し、周囲を確認後、元に戻る。
「一か所じゃない。地図見た”３か所”のエンペラー全員こっちに来てるみたい、森全体が動いてる。」
　…これ、トラップイベントだ。経験値、稼がせてもらおう、