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第7章 魔界慰安旅行一泊二日
第245話 ノリとして、デバッグルーム(TAS感)
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「危険があったらどうするんだ?」
「………バーベキュー……。」
「はい、海戦焼肉と聞いてます。」
「俺は酒飲みに行くって聞いたぜ?」
「せっかくだから、みんな飲み会するだわさ。」
ミヨちゃんは肩としても、全員…私服だ。一応モンスターでもあるので、衣装は変化で肉体に同化している。のでいらないのだが…女性陣は普通に遠足みたいな恰好で、シロウもシャツとジーパン。まあ、私も作業ベルト以外は普通の服だが鳥海さんは…ワンピースか…。でもあのトサカ。
「行くだわさ、チケット使用!」
「あんたが使うんじゃないだろ?」
呆れた顔で、魔力を通す、そしてチケットが輝きを増す。
【ゲート開放位置を選択し、数字を発言してください、1、地上ランダム。2、浮遊島】
「2だ!」
その言葉とともに地下行きの階段が現れた。現在位置は流れ者の村のコアルームだ。
「行くか…。」
全員で降りると直後、一陣の風が吹く…ここには大気がある。ダンジョンはフィールドを作った際に”風魔法”で設定した”天候:風”の効果でしか風が吹かない。だからこうしてダンジョン内だと風を感じる事はない。そして太陽がある。月はあるのだろうか。向こうでは地球と一緒で月は一つで煌々と輝く。太陽も輝くが、異世界のせいか…。時々虹色に輝く。
「うひょー。」
「すっごいね。」
そこは少し小さな草原であり、すぐ側に崖がある。そう言う…言う…。
「凄いだわさ。」
そう、その空が4方を囲んでいる。確かにここは浮遊島かもしれない。で、話によると…。
「あそこか?」
「だよね。」
みんなが指差す先には一軒のサルーンがあった。”NEO雑貨店”そう言う名前だった。
「行くだわさ、一日は短いだわさ。」
会長がとっとと入るとそこは…。今はヒルの成果というか…誰も…いや、ウェイトレスが一人、そして、金!
「どうしただわさ!」
「ハーリスさん!」
「…お久しぶりです。NEO雑貨店にようこそ、」
「ハーリス?あの時の…。」
鳥海さんには詳細がないが、あのヌーア村訪問の時と、グランセラーヌ紹介の際にちょい役でで貰っただけだ。その金髪の幼女がいる。
「ハーリス、どうしたのです?知人なのです?」
「ああ、昔依頼をしまして、いくつか助けてもらった仲です。」
「それは、ありがとうございます。」
ワインレッドが貴重な珍しいウェイトレス服を着た。女性が深々とお辞儀をする。
「で、どうする?」
「ああ、できればこれが使えるか?」
取り出したのはギルド通貨だった。
「あ、大丈夫ですよ。こちらへは”一日チケット”で?」
「はい、こちらにはいろいろ調査で。」
「知ってる人だわさ?」
流石にダンマスたちが怪しい顔で、私の傍による。
「ああ、ダンジョンカスタマーセンターの担当者だ。お偉いさんって奴だ。」
「ヤッホー。井原ちゃん。あばれてるねぇ。」
その声に向こうを見ると、カウンターで、ノートパソコンに向かう一人の挑発の女性の姿がある。
「「「神様!」」」
そう、この世界に送った張本人がそこにいた。
「………バーベキュー……。」
「はい、海戦焼肉と聞いてます。」
「俺は酒飲みに行くって聞いたぜ?」
「せっかくだから、みんな飲み会するだわさ。」
ミヨちゃんは肩としても、全員…私服だ。一応モンスターでもあるので、衣装は変化で肉体に同化している。のでいらないのだが…女性陣は普通に遠足みたいな恰好で、シロウもシャツとジーパン。まあ、私も作業ベルト以外は普通の服だが鳥海さんは…ワンピースか…。でもあのトサカ。
「行くだわさ、チケット使用!」
「あんたが使うんじゃないだろ?」
呆れた顔で、魔力を通す、そしてチケットが輝きを増す。
【ゲート開放位置を選択し、数字を発言してください、1、地上ランダム。2、浮遊島】
「2だ!」
その言葉とともに地下行きの階段が現れた。現在位置は流れ者の村のコアルームだ。
「行くか…。」
全員で降りると直後、一陣の風が吹く…ここには大気がある。ダンジョンはフィールドを作った際に”風魔法”で設定した”天候:風”の効果でしか風が吹かない。だからこうしてダンジョン内だと風を感じる事はない。そして太陽がある。月はあるのだろうか。向こうでは地球と一緒で月は一つで煌々と輝く。太陽も輝くが、異世界のせいか…。時々虹色に輝く。
「うひょー。」
「すっごいね。」
そこは少し小さな草原であり、すぐ側に崖がある。そう言う…言う…。
「凄いだわさ。」
そう、その空が4方を囲んでいる。確かにここは浮遊島かもしれない。で、話によると…。
「あそこか?」
「だよね。」
みんなが指差す先には一軒のサルーンがあった。”NEO雑貨店”そう言う名前だった。
「行くだわさ、一日は短いだわさ。」
会長がとっとと入るとそこは…。今はヒルの成果というか…誰も…いや、ウェイトレスが一人、そして、金!
「どうしただわさ!」
「ハーリスさん!」
「…お久しぶりです。NEO雑貨店にようこそ、」
「ハーリス?あの時の…。」
鳥海さんには詳細がないが、あのヌーア村訪問の時と、グランセラーヌ紹介の際にちょい役でで貰っただけだ。その金髪の幼女がいる。
「ハーリス、どうしたのです?知人なのです?」
「ああ、昔依頼をしまして、いくつか助けてもらった仲です。」
「それは、ありがとうございます。」
ワインレッドが貴重な珍しいウェイトレス服を着た。女性が深々とお辞儀をする。
「で、どうする?」
「ああ、できればこれが使えるか?」
取り出したのはギルド通貨だった。
「あ、大丈夫ですよ。こちらへは”一日チケット”で?」
「はい、こちらにはいろいろ調査で。」
「知ってる人だわさ?」
流石にダンマスたちが怪しい顔で、私の傍による。
「ああ、ダンジョンカスタマーセンターの担当者だ。お偉いさんって奴だ。」
「ヤッホー。井原ちゃん。あばれてるねぇ。」
その声に向こうを見ると、カウンターで、ノートパソコンに向かう一人の挑発の女性の姿がある。
「「「神様!」」」
そう、この世界に送った張本人がそこにいた。
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