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第6章 勇者と旅芸人
第228話 共通規格の多くは業界一致と力関係が関係します。
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「で、取りあえず作詞できるようになったから、お願い?マスターの歌作らせて。」
一応言って置く、ここはダンジョンであり本来は魔王とか言われる危険地帯だ。その中においてミヨちゃんのアイドル衣装に追加で親愛(士気、好感度+10)住居(着心地、防御系効果+10%)ージ半減)、野生(実体化)、鳳凰(好感度+20)幻体(被印象設定可能、好感度+10)を付けてみた。そうした所非常にピンクゴールドで派手で、立ち眩みするような衣装になった。ついでにヒラヒラも各所についていて、凄い衣装となった、が価値は4000万のコイン×25枚となり、12億×32で数百億の価値となり、正確には計算するのをやめた。気分的な問題だ。
ついでにプログラム自己再生だけはつけた。が。
「マスター、お願いしましゅ。」
コンちゃんも頭を下げる、が…ギターを片手にステージ衣装で、言うセリフじゃない。危機感はないな…いや遭っても困るか。
「説明してみろ。」
私が腰を据え、聞いたところによると、歌唱が進化すると”作詞”か”演奏”となる。コンちゃんは演奏、ミヨちゃんは作詞となっている。
「うん、作詞できるついでに一度みんなで曲作ってみようってなって。」
そう言えば吟遊詩人の話をしたな。彼らは聞いた内容を作詞して、歌にしてという話をしたところ、お互いの感覚にクリーンヒット。一度でいいから曲を作ってみんなで歌ってみたい。
「そうだな、皇帝も気にしていたようだ。練習場に城を借りたからな。一度2,3曲作って聞かせてくれ。」
「はい!コンちゃん!」
「はい、ミヨちゃん。」
「ただし、行商人の仕事忘れるなよ。あれが無ければ飢え死ぬ村もあるからな。」
「は!」
そう言うと騒がしく去っていった。が、あまり:…分からんな、あれは…。
このついでに皇帝に謁見し、バラン城の一部を借りて、ミヨちゃんユニットの練習となった。ダンジョンを使う理由は単純で、”情報漏洩防止”だ。メンバーはミヨちゃん、ウルフェ、ポアン、モアレ、そしてコンちゃんの5人による。外見はアイドルユニットなんだが…。見た感じ非常にバランスが悪い、歌ってる歌は甘いが、少女のみよちゃん、はいいがウルフェは外見が、19ぐらい。ポアンは最近綺麗になって…それでも17なのだが、モアレが外見たがわぬマッチョで違和感がぬぐえない。その上後ろののコンちゃんがもっと問題で、しっぽを器用に使い、ギター、太鼓、ウッドベル、金太鼓と操るのだが、その曲芸っぷりに視線をそっちに集めてしまう。その為二人がいると、ミヨちゃんの歌に集中できない。かといって練習量はモアレが一番多い。というのもポアンもモアレもダンスとは無縁の狩人として生きていた。その為、音感というものが全くなかった。踊りはそう言う音感がスタートなのだが、まずこれになれてもらう必要があった。なおもっと問題な事にこの世界まずは”音階”がない。その為、まずはコンちゃんと一緒に”音階作成”から始めた。がここで鳥海さんから待ったがかかった。
「共通規格作成は単独だと矯正がきついだわさ。誰かに相談するだわさ。」
「なら…あいつらしかないな…。共通規格と言えば。」
という事になり、再度訪れたのが…。
「…なんかすごい事になりました。私全然理解できません。」
「あらあら…これは流石に私も範囲外よ。」
最大派閥、魔王軍である。彼らに頼もうという事になった。当然取引先の楽園に連絡だ。
「こういう時はミーアちゃんだよ。」
「今回は…講師派遣という事で、貸与のお願いでいいですか?ルールがないなら、こちらからDP貸し付けますが?」
「いや、いいだわさ、あるだわさ。ダンジョンバトル設定で、城内に出入り口作るだわさ。そこで数日後におり合わせを行うだわさ。せめて団体が三つ認証しないと、
共通規格として推せないだわさ。音楽先進国として売り出せば儲けが出るはずだわさ。」
「分かりました、私たちの方から私含め数名送ります。よろしいですか?」
「いいだわさ。」
一応言って置く、ここはダンジョンであり本来は魔王とか言われる危険地帯だ。その中においてミヨちゃんのアイドル衣装に追加で親愛(士気、好感度+10)住居(着心地、防御系効果+10%)ージ半減)、野生(実体化)、鳳凰(好感度+20)幻体(被印象設定可能、好感度+10)を付けてみた。そうした所非常にピンクゴールドで派手で、立ち眩みするような衣装になった。ついでにヒラヒラも各所についていて、凄い衣装となった、が価値は4000万のコイン×25枚となり、12億×32で数百億の価値となり、正確には計算するのをやめた。気分的な問題だ。
ついでにプログラム自己再生だけはつけた。が。
「マスター、お願いしましゅ。」
コンちゃんも頭を下げる、が…ギターを片手にステージ衣装で、言うセリフじゃない。危機感はないな…いや遭っても困るか。
「説明してみろ。」
私が腰を据え、聞いたところによると、歌唱が進化すると”作詞”か”演奏”となる。コンちゃんは演奏、ミヨちゃんは作詞となっている。
「うん、作詞できるついでに一度みんなで曲作ってみようってなって。」
そう言えば吟遊詩人の話をしたな。彼らは聞いた内容を作詞して、歌にしてという話をしたところ、お互いの感覚にクリーンヒット。一度でいいから曲を作ってみんなで歌ってみたい。
「そうだな、皇帝も気にしていたようだ。練習場に城を借りたからな。一度2,3曲作って聞かせてくれ。」
「はい!コンちゃん!」
「はい、ミヨちゃん。」
「ただし、行商人の仕事忘れるなよ。あれが無ければ飢え死ぬ村もあるからな。」
「は!」
そう言うと騒がしく去っていった。が、あまり:…分からんな、あれは…。
このついでに皇帝に謁見し、バラン城の一部を借りて、ミヨちゃんユニットの練習となった。ダンジョンを使う理由は単純で、”情報漏洩防止”だ。メンバーはミヨちゃん、ウルフェ、ポアン、モアレ、そしてコンちゃんの5人による。外見はアイドルユニットなんだが…。見た感じ非常にバランスが悪い、歌ってる歌は甘いが、少女のみよちゃん、はいいがウルフェは外見が、19ぐらい。ポアンは最近綺麗になって…それでも17なのだが、モアレが外見たがわぬマッチョで違和感がぬぐえない。その上後ろののコンちゃんがもっと問題で、しっぽを器用に使い、ギター、太鼓、ウッドベル、金太鼓と操るのだが、その曲芸っぷりに視線をそっちに集めてしまう。その為二人がいると、ミヨちゃんの歌に集中できない。かといって練習量はモアレが一番多い。というのもポアンもモアレもダンスとは無縁の狩人として生きていた。その為、音感というものが全くなかった。踊りはそう言う音感がスタートなのだが、まずこれになれてもらう必要があった。なおもっと問題な事にこの世界まずは”音階”がない。その為、まずはコンちゃんと一緒に”音階作成”から始めた。がここで鳥海さんから待ったがかかった。
「共通規格作成は単独だと矯正がきついだわさ。誰かに相談するだわさ。」
「なら…あいつらしかないな…。共通規格と言えば。」
という事になり、再度訪れたのが…。
「…なんかすごい事になりました。私全然理解できません。」
「あらあら…これは流石に私も範囲外よ。」
最大派閥、魔王軍である。彼らに頼もうという事になった。当然取引先の楽園に連絡だ。
「こういう時はミーアちゃんだよ。」
「今回は…講師派遣という事で、貸与のお願いでいいですか?ルールがないなら、こちらからDP貸し付けますが?」
「いや、いいだわさ、あるだわさ。ダンジョンバトル設定で、城内に出入り口作るだわさ。そこで数日後におり合わせを行うだわさ。せめて団体が三つ認証しないと、
共通規格として推せないだわさ。音楽先進国として売り出せば儲けが出るはずだわさ。」
「分かりました、私たちの方から私含め数名送ります。よろしいですか?」
「いいだわさ。」
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