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第6章 勇者と旅芸人
第225話 魔王軍幹部”ミーア”
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「とりあえずコンちゃん以外来たよ、コンちゃんは自主練するって。」
「でも衣装とか、マスター。大丈夫です?」
「というか、魔王軍とか魔王とか、初めて聞いたぞ。」
「だよね。」
「ふむふむ、いい感じなのだ。後衣装はコピー可能のほうがいいのだ?」
今…鳥海さんまで来ているが、何と次の楽園との交渉に来たのはなんと、アラクネの魔王軍幹部”ミーア”だった。見た感じ凄い軽いTシャツとホットパンツという組み合わせでこれがアラクネと鑑定されていても怖くないが、学問系が恐ろしい。そして生産系全部持ちの双頭だ。職人が固まって10人いるという構成のため。大方一人いれば街が機能する。そのクラスの万能後方担当だ。ちゃんと製作に使う魔法も全そろえ、闇魔法持ち。そして全員の目の前にいる人が全員の採寸を行っている、がこの人たち全員”首”だ。凄いな。
「できれば、あとアイドル風に柔らかくしてくれればいい。」
「ふむ、アイドル風、今回費用はどうするのだ?」」
が、頼む鳥海さん。ちょっと興奮で飛び掛かりそうなぐらいなのだが。そう言えばミーアブラントってこの人がサブマスターでショップを持っていたから、そのショップか。そう言えば、新作がガチャで出るから。かなり人気あるんだよな。でも世界樹とか含む。
「こっちでいくらでも出す、事後請求でいい。後、できれば。」
鳥海さんが無言で、バイブ機能もかくやというほどかくかく頷く。いや、目が血走ってるな。
「ファンもいるようだから、私以外全員のオーダーで下着も頼む、その費用も全部出す。」
「分かったのだ、今回、アイドル衣装と後下着なのだ。今回材料のレートと、色はどうするのだ?」
「材料は…魔素含有可能か?」
「大丈夫なのだ。付与に耐えるように材料と配分を決めで糸を作るのだ。」
そう言うと、手元から少し色の違う魔石を食べ始めた。…後金属も食べてるのだが…あ…そういう事か!糸作成は食べた者が消化され糸になる。なら材料を食べればその糸が糸作成で作れる。その為に金属も食べるのか…。アラクネ舐めてた。
「ついでにこうして食べるために牙も訓練してるのだ。かみ砕けないと消化できないのだ。」
「最初から粉にして飲めば?」
「実はそれだと粒子が細かすぎて糸にならないのだ。密度に合わせて食べる鉱石の大きさ変えてるのだ。」
「流石のこだわりだな。」
「なのだ。」
というか、そこまでやるか、糸作成のために。そして出来上がったのは美しくも柔らかくそして丈夫な糸だ。
「一応”ミスリル合金と鋼鉄配合25%、オーツウッドパウダー合成の鋼銀糸なのだ。どう?」
手から出したのは銀のそれでいて柔らかくで硬い。かなり上質の絹糸だ。しかも鉄が混ざる分流石に美しい。
「魔素は?」
「少し抑えめにしたのだ。簡単なエンチャントクラスなら、これでいいのだ。これでもスロット3はギリギリ行けるのだ。」
「スロット?」
「アイテムに含有される魔素の量に応じて付与が可能なのだ、強化の最大値もこれで決まるのだ。だから少しミスリルを足しつつ、後は染料に含有の魔石で足すから。強化も結構できるはずなのだ。でもこれだと425万DPくらい衣装はするのだ。下着だと布量もあるから触り心地もあるからもう少しミスリル削って柔らかい葉を増やすのだ。」
…と言いつつ口にガンガン材料(鉱石)を突っ込んでいくホットパンツの人。初見だとこれ、びっくり人間だぞ。流石に後ろにいる七海さんたちも呆れている。
「もう少し材料安くしたら?払えないかも。」
「大丈夫なのだ、レベルは見たのだ、MPだけでもどうせ払えるのだ。だから贅沢に行くのだ。」
スナック感覚で糸の材料(ミスリル合金)を食べていく彼女だたが、流石は魔王軍だ。その眼力も高いのか…。というかレベルが全般的に高いから、それで突破されたのか。が凄いな…。
「ならいいけど…お母さんが怒るかも。」
「まあ、あの綾香さんはちょっと神経質すぎるのだ。これでも固すぎるから・・・とできたのだ。これが下着の方の糸なのだ。ミスリル銀糸なのだ。」
流石に美しい。ミスリル合金と銀を混ぜ、それが糸にコーティングされた、粒子の細かい絹糸という感じだ。流石にでも。
「派手過ぎないか?」
「メタリックは否めないのだ。材料変更は受け付けるのだ。」
ちょっと待て…。いくつかあるな。
「これをつかってくれ、まずいなら変更でいい。」
「何なのだ?」
「青銅の錆、あと、赤銅、黒は黒曜石、後こっちの缶は思い出で出した化学塗料の金属用だ。」
「何!そんなのあるのだ?」
かぶりつくように出した。サンプルを見る。
「一応塗料で思いついた奴だ。これで色を出せるなら、良し。出せないなら、別の手に出ればいい。青銅はあるだろうし何とかなるだろう。これで色が出ない場合は又相談してくれ。」
「わ、分かったのだ。」
というと、急いで並べた物をミーアが仕舞っていく、さすがに首も全員飛びつくなよ。
「後これとは別に魔素含有3%の絹糸で作るステージ衣装を頼んだ。」
「そっちはキラリスペシャルと一緒でいいのだ?」
「キラリスペシャル?」
「勇者コレクションの一種で流行りなのだ。これがリストなのだ。」
…。なんだこれ。確かにアイドル衣装だ。がこれ…。ミーアが出したのは紙に書かれたアイドル衣装みたいな短めスカート衣装とか含むかなりかわいいが多い系だ。というかこれ、時代考証ミスし過ぎじゃないか?思いっきり現代風だが?
「男だわさ?」
「うん。そうなのだ。」
男か、これが、一応胸以外は女に見える。
「だから派手な衣装の依頼は簡単で嬉しいのだ。」
「…できればコピー可能でワンセット頼む、出来上がり交換でいいか?流石にDPで出すにしてもこの人数だときつい、」
「それは構わないのだ、こっちはできたら、ダンジョンバトルで連絡するのだ。でもグループユニットか…。いろいろはかどるのだ。」
「でも衣装とか、マスター。大丈夫です?」
「というか、魔王軍とか魔王とか、初めて聞いたぞ。」
「だよね。」
「ふむふむ、いい感じなのだ。後衣装はコピー可能のほうがいいのだ?」
今…鳥海さんまで来ているが、何と次の楽園との交渉に来たのはなんと、アラクネの魔王軍幹部”ミーア”だった。見た感じ凄い軽いTシャツとホットパンツという組み合わせでこれがアラクネと鑑定されていても怖くないが、学問系が恐ろしい。そして生産系全部持ちの双頭だ。職人が固まって10人いるという構成のため。大方一人いれば街が機能する。そのクラスの万能後方担当だ。ちゃんと製作に使う魔法も全そろえ、闇魔法持ち。そして全員の目の前にいる人が全員の採寸を行っている、がこの人たち全員”首”だ。凄いな。
「できれば、あとアイドル風に柔らかくしてくれればいい。」
「ふむ、アイドル風、今回費用はどうするのだ?」」
が、頼む鳥海さん。ちょっと興奮で飛び掛かりそうなぐらいなのだが。そう言えばミーアブラントってこの人がサブマスターでショップを持っていたから、そのショップか。そう言えば、新作がガチャで出るから。かなり人気あるんだよな。でも世界樹とか含む。
「こっちでいくらでも出す、事後請求でいい。後、できれば。」
鳥海さんが無言で、バイブ機能もかくやというほどかくかく頷く。いや、目が血走ってるな。
「ファンもいるようだから、私以外全員のオーダーで下着も頼む、その費用も全部出す。」
「分かったのだ、今回、アイドル衣装と後下着なのだ。今回材料のレートと、色はどうするのだ?」
「材料は…魔素含有可能か?」
「大丈夫なのだ。付与に耐えるように材料と配分を決めで糸を作るのだ。」
そう言うと、手元から少し色の違う魔石を食べ始めた。…後金属も食べてるのだが…あ…そういう事か!糸作成は食べた者が消化され糸になる。なら材料を食べればその糸が糸作成で作れる。その為に金属も食べるのか…。アラクネ舐めてた。
「ついでにこうして食べるために牙も訓練してるのだ。かみ砕けないと消化できないのだ。」
「最初から粉にして飲めば?」
「実はそれだと粒子が細かすぎて糸にならないのだ。密度に合わせて食べる鉱石の大きさ変えてるのだ。」
「流石のこだわりだな。」
「なのだ。」
というか、そこまでやるか、糸作成のために。そして出来上がったのは美しくも柔らかくそして丈夫な糸だ。
「一応”ミスリル合金と鋼鉄配合25%、オーツウッドパウダー合成の鋼銀糸なのだ。どう?」
手から出したのは銀のそれでいて柔らかくで硬い。かなり上質の絹糸だ。しかも鉄が混ざる分流石に美しい。
「魔素は?」
「少し抑えめにしたのだ。簡単なエンチャントクラスなら、これでいいのだ。これでもスロット3はギリギリ行けるのだ。」
「スロット?」
「アイテムに含有される魔素の量に応じて付与が可能なのだ、強化の最大値もこれで決まるのだ。だから少しミスリルを足しつつ、後は染料に含有の魔石で足すから。強化も結構できるはずなのだ。でもこれだと425万DPくらい衣装はするのだ。下着だと布量もあるから触り心地もあるからもう少しミスリル削って柔らかい葉を増やすのだ。」
…と言いつつ口にガンガン材料(鉱石)を突っ込んでいくホットパンツの人。初見だとこれ、びっくり人間だぞ。流石に後ろにいる七海さんたちも呆れている。
「もう少し材料安くしたら?払えないかも。」
「大丈夫なのだ、レベルは見たのだ、MPだけでもどうせ払えるのだ。だから贅沢に行くのだ。」
スナック感覚で糸の材料(ミスリル合金)を食べていく彼女だたが、流石は魔王軍だ。その眼力も高いのか…。というかレベルが全般的に高いから、それで突破されたのか。が凄いな…。
「ならいいけど…お母さんが怒るかも。」
「まあ、あの綾香さんはちょっと神経質すぎるのだ。これでも固すぎるから・・・とできたのだ。これが下着の方の糸なのだ。ミスリル銀糸なのだ。」
流石に美しい。ミスリル合金と銀を混ぜ、それが糸にコーティングされた、粒子の細かい絹糸という感じだ。流石にでも。
「派手過ぎないか?」
「メタリックは否めないのだ。材料変更は受け付けるのだ。」
ちょっと待て…。いくつかあるな。
「これをつかってくれ、まずいなら変更でいい。」
「何なのだ?」
「青銅の錆、あと、赤銅、黒は黒曜石、後こっちの缶は思い出で出した化学塗料の金属用だ。」
「何!そんなのあるのだ?」
かぶりつくように出した。サンプルを見る。
「一応塗料で思いついた奴だ。これで色を出せるなら、良し。出せないなら、別の手に出ればいい。青銅はあるだろうし何とかなるだろう。これで色が出ない場合は又相談してくれ。」
「わ、分かったのだ。」
というと、急いで並べた物をミーアが仕舞っていく、さすがに首も全員飛びつくなよ。
「後これとは別に魔素含有3%の絹糸で作るステージ衣装を頼んだ。」
「そっちはキラリスペシャルと一緒でいいのだ?」
「キラリスペシャル?」
「勇者コレクションの一種で流行りなのだ。これがリストなのだ。」
…。なんだこれ。確かにアイドル衣装だ。がこれ…。ミーアが出したのは紙に書かれたアイドル衣装みたいな短めスカート衣装とか含むかなりかわいいが多い系だ。というかこれ、時代考証ミスし過ぎじゃないか?思いっきり現代風だが?
「男だわさ?」
「うん。そうなのだ。」
男か、これが、一応胸以外は女に見える。
「だから派手な衣装の依頼は簡単で嬉しいのだ。」
「…できればコピー可能でワンセット頼む、出来上がり交換でいいか?流石にDPで出すにしてもこの人数だときつい、」
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