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第5章 決戦!時山田!

第213話 恋のダンジョンマスターはラブホの夢を見るのか

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 井原がミヨちゃんが言いだしで企画中の”旅芸人計画”の企画を練っていた時、その通称”ラブホ”の方に危機が発生したと、報告が来ていた。
「なんだ?」
『現在の映像をご覧ください。このため、猫又が混乱をきたしています。』
 井原が領域カメラを経由してみたのは…。なぜか行列している男の行列だった。
「何が起きた?」
『はい、宿屋経営以降、なぜか入店数が増大、しかも金額が指だと、銀貨だけでおこうとする者、金貨だけにする男、銅貨だけで済まそうとする物。あまりに差がばらばらで仕方なく二日目に金額を絵で表記の上置いたところ、安いと大評判になり、特に女性付きはニンフが休業要請するほど、大量に来たそうです。』
「は?」
「え?何それ怖い。」
 サンテの顔も苦いがミヨちゃんも私もさすがにこれは意外過ぎた。
『で、ニンフたちの証言によると、どうももう一個の娼館は期間限定で一元さんお断りで、初期金貨10枚。最低でも再来店2か月待機、しかも4人だけ。という店だったらしく、その為一部しか知名度が無く。』
「という事は、初めてのオープンな店になったのか?」
『はい、そのようで、しかも男が非常に興奮するので、リピート率が高くここ数日で行列ができるようになり、それが大通りまではみ出てるそうで・・・。』
 娯楽んがない地方だと召喚は”娯楽施設である”というネタがあったが、それになったか…。
『その為、猫又が外に出ることも出来ず、またどうもカメラ越しですと、女性からかなりの反感を買っているようで、』
「ちょっと待て。じゃあ店内に入れれば?」
『入れて、全裸待機されてます。部屋は一日規約変更の許可が欲しく、その女性待ちで部屋が満席です。』
 確か部屋が1F9室、2F11室で20室、でニンフは念のため予備含め10体置いたが。これが男が待つ状態になるのか?
『しかもあの部屋に3人男が入ることが多く、匂いも…一応ニンフがいる時は正常を必ずうたせてますが。待機組にまではちょっと。』
 よく病気の話もあるので、必ず生活魔法のクリーンで浄化後にニンフさんと”お触りとおしゃべり”してもらっているのだが。
『後、部屋の権利売買商売が店の外で起きてるようで、行為後にすぐに部屋を出て、交代をするという契約の奴のようで…。猫又の方も対処限界だと。』
「とりあえず、わざとニンフの方は明日から”体調不良”を言い出して寝るだけにさせておいてくれ、で、レベルが30なら進化に入る。それならしばらく減るだろ?」
『は。』

『どうも、激戦を勝ち抜き、エナドリ飲みながら男の処理をし続けたためか…10体のニンフ全員が30LVになっていました。』
 処理が何なのか答えないぞ。が、一時間でいいとはいえ男が3人ビジネスホテルの狭さの部屋で待ち構えたうえでそこに一応絶倫LV6のニンフを突っ込んで…死んだな。ついでにエナドリは私の愛飲しているもので、思い出召喚の一本20万DPの超高額ドリンクだ。…が彼女たちのいたたまれない顔を見たら…許可した。ともかく、ニンフの
進化だ、当然仕事終わりのこいつを呼んだ。
「…不潔ね、というよりもう上がったの?」
 奥原の期限も悪い、
「スラム街でやる商売だぞ、カフェは無理だろ?ああと画像は見たか?」
「うん、見た、もっと無理、」
 それは毛皮の服にもじゃ髭のおっさんが宿屋に行列する姿だった。光海も、花木も映像をすぐに閉じるレベルには気持ち悪かったらしい、ただ、おっさんが出ていくときに身も体もすっきりして、ついでになぜか水桶まで持って出ていく様は…。一応中には風呂があり水は出し放題だ、DP経由で。DPは収益はヌーアの村の普通生活のDPの10倍はあの宿屋一個で出てる。どれだけハッスルしてるんだよ!奴らは!
「けど…どうもこれ…。」
「そう、ファクター専用のみしかない。ニンフの進化先、」

水精霊: 雨ファクター専用。ニンフLV30×2、回復の泉(4200DP以上)、水の精霊。
キューピット: 恋ファクター専用。ニンフLV30×40.恋愛の思い出×4、教会×1、恋の天使。

「…水精霊って。」
「ああ、ゴースト経由でも手に入る、が大方ファクターの関連だろうな。でも恋愛の思い出って・・・。」
 これは大方水魔法のオーブがない時専用だろう。がきついなこれ。
『一応反応があるので言いますと、恋とかで、貰ったアイテムは全て”恋愛の思い出”カウントになります、それらを4つです。要恋愛経験値っぽいですね。』
「私の選んだ道ってこんなものだっけ?」
 奥原の目からハイライトがどんどん消えていく。分かるが、分かるが…。ラブホのあれもそうだからな…。恋のファクターで作ったからな。
「恋は下心っていう言い方もあるがこれは酷いな…。」
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