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第5章 決戦!時山田!
第208話 戦争したい病じゃない
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結局小規模騒乱で終わり、花木の持つ街道利益がこっちに入り、船を使い、正式にモアレたちが王国入りをした。まあ、モアレが言うに呆れるぐらい頭が悪く、そして鷹揚だった王様は器が大きいか無知か区別がつかないとなり、いくつかの土地を譲ってもらい、ダンマス防衛の話をして、一時的に領地を本格的に”水の巫女”領域にしてもらい水の巫女及び王宮関係者を研修に回すこととなった。また魔王国はダンマス側を魔人連合、国側を魔王国とし、そのままモンスターの亜人系なら出歩いてもいい国家とする話をした。どうもこれの全ての発端が時山田だったらしい、何とダンジョンモンスターそのものを追放して売却、それで資金稼ぎをしていた。それがモンスター奴隷制度だった。それで売られたのがシティーエルフやダークエルフ、体格のいいオーク達オーガ達だった。無論小さい村は襲ってそれもそのまま捕えて奴隷として他国に売りつけた。こうしてできた奴隷マーケットを黒川は許すことができなかった。そこで元々は裏社会から根絶を量ったが、共和国の首脳たちもその奴隷の愛用者だったと発覚。そのまま戦争に突入した。そして、奴隷制度撤廃を条件に最初は時山田を幹部として登用した。が、千鳥万花に敗れた事で見切りをつけ離脱。しかもすぐに魔王国側に戦争を仕掛けたその当時共和国側と一進一退の攻防をしていたので、その側面を突きに行ったのだ。
「あの時山田をこれでもかばうのか?」
「一応、更生の可能性ありというだわさ。但し次は離脱宣言はできない上に命令権も剥奪だわさ。生きた奴隷って奴だわさ。」
一緒にレポートを読み最近完成した”小型現代事務所”に二人はいた。設計幅が小さいがテナントみたいで、色合いも現代風の為お気に入りの建築だった。
「そう言う場合死ぬまで戦うとかにならんのか?」
「それがあの意気地なし、それもしなかっただわさ。それにもう、物価が荒れすぎて、ジャンは全部行先変更、商業連合側でDP販売でまずは物価単価を下げ、安定させないと通貨統一できないだわさ、この話は黒川にもしただわさ。通貨価値が違い過ぎて、今統一すると、大方物資の全てが商業連合側に吸い取られるだわさ。しかも魔王国側も物価が戦争の影響で50倍まで上がってるだわさ。このままだとうちらに難民がそれこそ数十万単位で押し寄せるだわさ。」
「難民ってそんなに怖いの?」
花木は結局治療院を開くとともに水の巫女として、中央の教会を治療院としてあの神殿長と2人三脚でいろいろ行う事になった。で、魔法の研修としてダンジョンゲートを経由してきてもらっていた。一応オウルに許可をもらいラクシャーサに首としてゴーストを付けた副担任付きラクシャーサを王国に配置。それを守護として
正式に向こうに学校を開いてもらう事になった。最初は寺子屋からやるつもりだ。またこれに伴い帝国と王国に正式に”紙”の作り方を伝授市書類の効率化を行った。
「難民は量が多いと国の人口を超え、それがそのまま食事も飢えて、スラムに自動的になるだわさ。で、普通の村は自分たちの必要分だけ農耕は作るだわさ。そうなると起こるのは略奪だわさ。そして内乱に発展、数に負けて滅亡って言うのはよく聞く話だわさ。しかも元の国の制度次第ではその民は使い物にならないから就職もなく路上でいさせる以外、労働人口にもならないだわさ。」
「でも、それが今…。」
「戦争が起きて。爆発的に増加しただわさ。で、現在国境を全部DPで壁を作り、難民避けに壁を建築しただわさ。しかも壁のない地域にスポナー魔獣も放っただわさ。帝国は小さい国だわさ。だからこそ…今来られると、こっちも実は内乱があったから、国が崩壊するだわさ。で、今はジャンとオウル達が食事をDPで小麦付きで大量販売して両国を落ち着かせるだわさ。」
「水の巫女と言ってもやれることはないの?」
「考えるだわさ。自分で考え、自分でやって、自分で答えを出して、自分で結果を受け取るだわさ。その為にまずは学ぶだわさ。それに領域に小さくても領域入ったのでDP利益もすごい数ははいってるだわさ。」
「確かに。領域収益が凄い、」
「で今回はミヨちゃんに頼んでい連合で空いてる隙間全部かっさらってもらってる、あの子もサブマスターだから私とこっちと同じことだ出来る、で買い付けを依頼した。」
そうミヨちゃんも一応影世界経由で、ダンジョンを影に入り口を設置することでダンジョンを入れる事で支援を行い、イーハ商会が村ごと一年分食料を出す代わりに
領域化を行い、肉、野菜、そして麦も製粉したものを大量に置いておくまた、一部にイーハ商会支店として即座にシルキーを中立スポナー設置。これで店員を確保し、今後は商売でも食料品を売るようにして、連合の隙間の人間の土地と対抗馬の人間側の商業地を購入。商業地として確保していた。また黒川もこれを黙認、これが無いと市場
が安定しないからだ。
「でも魔王国と喧嘩しないの?噂だと、ライバル同士だよね?」
「してもいいだわさ、それ位には戦力あるだわさ。けどやって何が楽しかっただわさ?」
「え?」
「戦争したい病じゃないだわさ。うちらは生産系ダンマスだわさ、治療院も吐き気のするほど血の匂いのする傷だらけの兵士の治療より、腰が痛いおじいちゃんのぎっくり腰直してる方が幸せだわさ。血も見なくていいし、直すMPも低いだわさ。」
「…。」
「だからこそ、平和は重要だわさ。だからその治癒がいいのか、何がしたいのか、考えるだわさ。ついでに王宮に許可取れば一応あんたはどこにでも出かけれるだわさ。」
「うん。」
「あの時山田をこれでもかばうのか?」
「一応、更生の可能性ありというだわさ。但し次は離脱宣言はできない上に命令権も剥奪だわさ。生きた奴隷って奴だわさ。」
一緒にレポートを読み最近完成した”小型現代事務所”に二人はいた。設計幅が小さいがテナントみたいで、色合いも現代風の為お気に入りの建築だった。
「そう言う場合死ぬまで戦うとかにならんのか?」
「それがあの意気地なし、それもしなかっただわさ。それにもう、物価が荒れすぎて、ジャンは全部行先変更、商業連合側でDP販売でまずは物価単価を下げ、安定させないと通貨統一できないだわさ、この話は黒川にもしただわさ。通貨価値が違い過ぎて、今統一すると、大方物資の全てが商業連合側に吸い取られるだわさ。しかも魔王国側も物価が戦争の影響で50倍まで上がってるだわさ。このままだとうちらに難民がそれこそ数十万単位で押し寄せるだわさ。」
「難民ってそんなに怖いの?」
花木は結局治療院を開くとともに水の巫女として、中央の教会を治療院としてあの神殿長と2人三脚でいろいろ行う事になった。で、魔法の研修としてダンジョンゲートを経由してきてもらっていた。一応オウルに許可をもらいラクシャーサに首としてゴーストを付けた副担任付きラクシャーサを王国に配置。それを守護として
正式に向こうに学校を開いてもらう事になった。最初は寺子屋からやるつもりだ。またこれに伴い帝国と王国に正式に”紙”の作り方を伝授市書類の効率化を行った。
「難民は量が多いと国の人口を超え、それがそのまま食事も飢えて、スラムに自動的になるだわさ。で、普通の村は自分たちの必要分だけ農耕は作るだわさ。そうなると起こるのは略奪だわさ。そして内乱に発展、数に負けて滅亡って言うのはよく聞く話だわさ。しかも元の国の制度次第ではその民は使い物にならないから就職もなく路上でいさせる以外、労働人口にもならないだわさ。」
「でも、それが今…。」
「戦争が起きて。爆発的に増加しただわさ。で、現在国境を全部DPで壁を作り、難民避けに壁を建築しただわさ。しかも壁のない地域にスポナー魔獣も放っただわさ。帝国は小さい国だわさ。だからこそ…今来られると、こっちも実は内乱があったから、国が崩壊するだわさ。で、今はジャンとオウル達が食事をDPで小麦付きで大量販売して両国を落ち着かせるだわさ。」
「水の巫女と言ってもやれることはないの?」
「考えるだわさ。自分で考え、自分でやって、自分で答えを出して、自分で結果を受け取るだわさ。その為にまずは学ぶだわさ。それに領域に小さくても領域入ったのでDP利益もすごい数ははいってるだわさ。」
「確かに。領域収益が凄い、」
「で今回はミヨちゃんに頼んでい連合で空いてる隙間全部かっさらってもらってる、あの子もサブマスターだから私とこっちと同じことだ出来る、で買い付けを依頼した。」
そうミヨちゃんも一応影世界経由で、ダンジョンを影に入り口を設置することでダンジョンを入れる事で支援を行い、イーハ商会が村ごと一年分食料を出す代わりに
領域化を行い、肉、野菜、そして麦も製粉したものを大量に置いておくまた、一部にイーハ商会支店として即座にシルキーを中立スポナー設置。これで店員を確保し、今後は商売でも食料品を売るようにして、連合の隙間の人間の土地と対抗馬の人間側の商業地を購入。商業地として確保していた。また黒川もこれを黙認、これが無いと市場
が安定しないからだ。
「でも魔王国と喧嘩しないの?噂だと、ライバル同士だよね?」
「してもいいだわさ、それ位には戦力あるだわさ。けどやって何が楽しかっただわさ?」
「え?」
「戦争したい病じゃないだわさ。うちらは生産系ダンマスだわさ、治療院も吐き気のするほど血の匂いのする傷だらけの兵士の治療より、腰が痛いおじいちゃんのぎっくり腰直してる方が幸せだわさ。血も見なくていいし、直すMPも低いだわさ。」
「…。」
「だからこそ、平和は重要だわさ。だからその治癒がいいのか、何がしたいのか、考えるだわさ。ついでに王宮に許可取れば一応あんたはどこにでも出かけれるだわさ。」
「うん。」
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