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第5章 決戦!時山田!
第207話 大山鳴動鼠改め時山田一匹
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「結構きつい事になっただわさ。急ぎで指令と招集を出した、ジャンに商業連合の一部をオウル経由で制圧させた・・・だわさ。」
「どういうことだ?」
井原のダンジョン内部でゆっくり花木の具合を聞き、オウルの部下軽油のスキル授業を花木と光海がしているのを聞いていた。まずは学習用のスキルからじっくりだ。が司令内容が思いっきり変動した内容に、さすがに井原もあわてたし、全員慌てた。
「時山田の同盟が破棄されただわさ。そして時山田は黒川に”支配”されただわさ。どうも金の使いこみ過ぎで、商業連合側は物価が1000倍アップしてて、もはや金貨一枚 で小麦一袋も買えないだわさ。それに伴いもう商売できる国ではなくなっていたらしいだわさ。しかも食料も全部時山田が金貨に変えたらしいだわさ。」
「じゃあ、あの大量もモンスターは…。」
「大方、ほぼ全軍だっただわさ、あれで共和国を脅し、こっちは領域内で戦闘してDPロス無しといった感じだっただわさ。がそれが崩壊して破産近かったらしいだわさ。」
流石にそんな状態だと思わなくて、花木も顔も青い。
「で?」
「で、時山田は再度魔王国に頭を下げに行き、黒川はけじめを取らせるとして、支配でのみ魔王国に再加入を認めただわさ。で、こっちに手打ちの提案が来ただわさ。」
支配の発動時に自分以外の同盟所属ダンマスを破門させないと履行できない。なので、これは自然の結果と言えた。
「甘いが…あいつらしい。で?」
「商業連合側も名前の一部を残すことを条件に魔王国側と併合しただわさ。大方このまま共和国は魔王国に飲み込まれるだわさ。」
砦を壊滅させて数日の戦後処理中の事の為一気にことが動いた感が否めない。が、そこまでお互い切羽詰まっていたのだろう。
「あの時山田が…。」
流石に花木も唖然と…いや、泣いていた。
「やっと…戻れる…。」
「で、状況は?」
「ここからが問題だわさ。で、商業連合で身売りしたのは3割で領土4割だっただわさ。その為、一部は離反しただわさ。でこっちにはあの時山田の他国買収領土の売却で補填させてほしいと支援依頼があっただわさ。で時山田に捨てられたダンマスが魔王国に宣戦布告しただわさ。」
「これでようやく準備が整ったな、全員の招集を頼む、」
「ん?千鳥万花に入ったよね?」
「ああ、表だわさ。裏もあるだわさ、あっちは条件が非常に厳しいだわさ。会員全ダンマスの許可が欲しいだわさ。アチシはOK,井原は?」
「OKだ。ただし 後のメンバーがOKというかだ。」
「えっと?」
「来たぞ、こいつか…。」
「うん、」
シロウ達と、奥原たちがやってくると流石に…緊張の顔が強い。。
「むむ、いいけど…。この子?」
「は、はい、雨のダンジョンマスター花木です、よろしく。」
「ええ、改めまして、恋のダンジョンマスター、奥原、よろしく、」
「………幽のダンジョンマスター……。」
珍しく、光海も声を出していた。
「ま、俺が獣のダンジョンマスター、シロウだ、よろしく。でもまあ…あれか大丈夫か、飯食ったか?」
「ええ、昨日は寝れましたし、食べ物もおいしいものを。」
シロウに手を握られ、突然に慌てて花木も顔を赤くしていた。
『会談を開始します。千鳥万花と、水の楽園の会談となります。』
「手荒にするな、後お前たちは彼女の加入はいいか?」
「あたしはいいわよ、ただし、ビシバシ鍛えてあげてね。」
奥原が小さい宗永だ、その旨を叩く。
「俺も構わん。身の上はコアを経由して聞いた。」
全員が、勉強で使っていた田園屋敷の一部にタミさんから食事が出て来ていた。
「では最後の条件を元に加入を私は認める、秘密含む千鳥万花関連以外のどの同盟契約にも属していないない。それなら許可する。一応の身体検査はするぞ。」
「分かりました、した覚えもありません。お願いします。」
『では、同盟を締結します。千鳥万花に水の楽園が加入します、同盟ルールは”ファクター共通化””リスト共通化””領域移動共通化”、”秘密同盟””領域貸与可能””手加減エリア設定可能”、”ダンジョン間ゲート×1”、領域DP総割”です、また契約の詳細はそちらのコアにお聞きください。また人数により新同盟ルール、”DP銀行”、”領域内魔素放出濃度設定”、”集会所エリア作成”の変更が可能です。』
「は?え?」
「こっちが本当だわさ。だからこそ、あんたを試しただわさ。特にリスト共通は、ファクター割引を全ダンマスが受けるだわさ。アチシ達の割引をあんたが。あんたの割引をアチシ達が受けるだわさ。」
「そんな事が?だからあの時…。」
「穴が大きすぎるだわさ、あんな同盟意味ないだわさ。ちゃんと同盟に資金吐いていれば、もっと有益になるだわさ、これに伴い…。あんたは千鳥万花表には秘密無しで加入するだわさ。」
「あ、ありがとうございます。」
「とりあえずこれで戻っていいぞ、連絡来れば俺とか助けに行くし、ゲートがあればこことかに往復できるからな。」
「は、はい。」
「後あんたには後で、黒木と交渉してきて、あんたの町の時山田領域を買ってきて渡すだわさ。それで、何とかするだわさ。後井原、金出すだわさ。」
「いくら出すか知らんが一応ライバルだぞ、包むの手加減は頼む。」
「分かってるだわさ、」
「どういうことだ?」
井原のダンジョン内部でゆっくり花木の具合を聞き、オウルの部下軽油のスキル授業を花木と光海がしているのを聞いていた。まずは学習用のスキルからじっくりだ。が司令内容が思いっきり変動した内容に、さすがに井原もあわてたし、全員慌てた。
「時山田の同盟が破棄されただわさ。そして時山田は黒川に”支配”されただわさ。どうも金の使いこみ過ぎで、商業連合側は物価が1000倍アップしてて、もはや金貨一枚 で小麦一袋も買えないだわさ。それに伴いもう商売できる国ではなくなっていたらしいだわさ。しかも食料も全部時山田が金貨に変えたらしいだわさ。」
「じゃあ、あの大量もモンスターは…。」
「大方、ほぼ全軍だっただわさ、あれで共和国を脅し、こっちは領域内で戦闘してDPロス無しといった感じだっただわさ。がそれが崩壊して破産近かったらしいだわさ。」
流石にそんな状態だと思わなくて、花木も顔も青い。
「で?」
「で、時山田は再度魔王国に頭を下げに行き、黒川はけじめを取らせるとして、支配でのみ魔王国に再加入を認めただわさ。で、こっちに手打ちの提案が来ただわさ。」
支配の発動時に自分以外の同盟所属ダンマスを破門させないと履行できない。なので、これは自然の結果と言えた。
「甘いが…あいつらしい。で?」
「商業連合側も名前の一部を残すことを条件に魔王国側と併合しただわさ。大方このまま共和国は魔王国に飲み込まれるだわさ。」
砦を壊滅させて数日の戦後処理中の事の為一気にことが動いた感が否めない。が、そこまでお互い切羽詰まっていたのだろう。
「あの時山田が…。」
流石に花木も唖然と…いや、泣いていた。
「やっと…戻れる…。」
「で、状況は?」
「ここからが問題だわさ。で、商業連合で身売りしたのは3割で領土4割だっただわさ。その為、一部は離反しただわさ。でこっちにはあの時山田の他国買収領土の売却で補填させてほしいと支援依頼があっただわさ。で時山田に捨てられたダンマスが魔王国に宣戦布告しただわさ。」
「これでようやく準備が整ったな、全員の招集を頼む、」
「ん?千鳥万花に入ったよね?」
「ああ、表だわさ。裏もあるだわさ、あっちは条件が非常に厳しいだわさ。会員全ダンマスの許可が欲しいだわさ。アチシはOK,井原は?」
「OKだ。ただし 後のメンバーがOKというかだ。」
「えっと?」
「来たぞ、こいつか…。」
「うん、」
シロウ達と、奥原たちがやってくると流石に…緊張の顔が強い。。
「むむ、いいけど…。この子?」
「は、はい、雨のダンジョンマスター花木です、よろしく。」
「ええ、改めまして、恋のダンジョンマスター、奥原、よろしく、」
「………幽のダンジョンマスター……。」
珍しく、光海も声を出していた。
「ま、俺が獣のダンジョンマスター、シロウだ、よろしく。でもまあ…あれか大丈夫か、飯食ったか?」
「ええ、昨日は寝れましたし、食べ物もおいしいものを。」
シロウに手を握られ、突然に慌てて花木も顔を赤くしていた。
『会談を開始します。千鳥万花と、水の楽園の会談となります。』
「手荒にするな、後お前たちは彼女の加入はいいか?」
「あたしはいいわよ、ただし、ビシバシ鍛えてあげてね。」
奥原が小さい宗永だ、その旨を叩く。
「俺も構わん。身の上はコアを経由して聞いた。」
全員が、勉強で使っていた田園屋敷の一部にタミさんから食事が出て来ていた。
「では最後の条件を元に加入を私は認める、秘密含む千鳥万花関連以外のどの同盟契約にも属していないない。それなら許可する。一応の身体検査はするぞ。」
「分かりました、した覚えもありません。お願いします。」
『では、同盟を締結します。千鳥万花に水の楽園が加入します、同盟ルールは”ファクター共通化””リスト共通化””領域移動共通化”、”秘密同盟””領域貸与可能””手加減エリア設定可能”、”ダンジョン間ゲート×1”、領域DP総割”です、また契約の詳細はそちらのコアにお聞きください。また人数により新同盟ルール、”DP銀行”、”領域内魔素放出濃度設定”、”集会所エリア作成”の変更が可能です。』
「は?え?」
「こっちが本当だわさ。だからこそ、あんたを試しただわさ。特にリスト共通は、ファクター割引を全ダンマスが受けるだわさ。アチシ達の割引をあんたが。あんたの割引をアチシ達が受けるだわさ。」
「そんな事が?だからあの時…。」
「穴が大きすぎるだわさ、あんな同盟意味ないだわさ。ちゃんと同盟に資金吐いていれば、もっと有益になるだわさ、これに伴い…。あんたは千鳥万花表には秘密無しで加入するだわさ。」
「あ、ありがとうございます。」
「とりあえずこれで戻っていいぞ、連絡来れば俺とか助けに行くし、ゲートがあればこことかに往復できるからな。」
「は、はい。」
「後あんたには後で、黒木と交渉してきて、あんたの町の時山田領域を買ってきて渡すだわさ。それで、何とかするだわさ。後井原、金出すだわさ。」
「いくら出すか知らんが一応ライバルだぞ、包むの手加減は頼む。」
「分かってるだわさ、」
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