魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

どたぬき

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第5章 決戦!時山田!

第195話 大将軍モアレ

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「じゃあ、俺の方は、一応モアレ、」
「何だ?」 
「寄進じゃないが、やっと訓練が一段階した。あんたらに俺達”ビーストビレッジ”50騎。含む俺達が西部方面軍に参加する。やっと村の警備談も出来たからな人間による。
で、やっと俺達が外に出れるようになった、連絡所は置いておいたけどな。」
「分かった、感謝する。我々もどうにか、ウルフェの試練に耐えれるようになったからな。」
「あの子強いから…。」
 一応方面軍建設のさなか、ウルフェがダンジョン内に詰められているのでその暇つぶしを兼ねて、モアレ、ポアン達を鍛えてもらっていた。ついでにフィールドで狩りもしてもらった。現在、フィールドは入り口にイーハ商会が付いての狩場として、金をとって入場してもらい、お土産で回復材、ヒールを行うスタイルとなっている、ついでに出口で領主からの監督官一名と、帝国からの貴族が来て、”国民証”の発行を行っている。これを持たない者は、ダンジョンに入ることができないとした。ついでにこの制度確立後、鳥海の持つ軍団専用ダンジョンも解放、国民証がないとフィールドエリアの階段前ドアが開かないことになっている。当然これを破壊したら、キーバーがやってくる。が、これはキーバーが常に待機していないといけない。なのでウルフェはダンジョンから出られなくなった。その暇つぶしとして、ウルフェと模擬戦を行って。訓練してレベリングしてもらった。広さはかなり広いのでフィールドに行って狩りもするし、かなり快適な生活を行っている、ただその傍らで、問題も出ている。ダンジョン内に木材を持ち込み、家を勝手に建築し始めたのだ、かなり広いうえに常に昼ではなく、適度に夜のフィールドであるこのダンジョン内は言うなら気候が超安定した世界である、水は出ないが。その水は魔法使い出すことや、日に数回水を業者に頼んで運んでもらう事で水を確保、貯め込むことで、物資の運搬を効率化し始めた。…その為、ダンジョン内部に村ができ始めたのだ。流石にダンマスのウルフェが苦情を言いに行ったら、拝み倒されてしまい、押しに弱いウルフェがチョロさを発揮。何故か難民キャンプみたいなダンジョン村ができてしまった。これの納税をどうするかが問題となっていた。
「じゃあ私たちは?」
「進化可能になっていたからな、こっちから進化させる、どっちがいいか選んでくれ。」
「分かった。」

ブレンドオークの進化先

ハイヒューマン: 魔素に適応した人間 ハーフモンスターLV10×1(中位職業付き)×1 人間国家の証×1
オーク    : 獣人、人間系×1(中位職業付き)×1 豚系モンスター×1 
スレイブ   : モンスター×1、ハーフモンスターLV10×1(中位職業付き)×1 生まれながらの奴隷、

 となっている。
「まあ、ハイヒューマンの方で。」
「だよね。」
 二人とも頷く。がコストみて…払えるが…払う!

名前:モアレ・ルーディー
種族;ハイヒューマンLV1 
職業:大将軍LV1
ソウルレベル:4
HP:428763
MP:42795
STR:4764
VIT:7263 
INT:9435 
MID:4235
AGI:9863  
MAG:4862 
DP:約2億5千万DP
 
スキル:弓王LV1、格闘王LV1 解体LV10、調理人LV1、変身LV10(人間、未決定×4)、生活魔法LV10、火魔法LV10、風魔法LV9,土魔法LV9、ステータス偽装LV8、領域守護LV7、魔素栄養LV10、隠れるLV10、潜伏LV10、分割LV10、分裂LV10、集中LV10.闇魔法LV9、森魔法LV9
身体特徴:慧眼LV7 絶倫LV10、繁殖LV10、融和LV1、虹色の光彩LV1。獣魔法LV10、爪L5、美形LV1、急成長LV8
称号:ダンジョンモンスター 、狩人 村一番のハンター 生真面目、ツンデレ、クルワール帝国西部方面軍将軍、辺境公爵、師匠
装備 専用自作鋼弓、黒曜石のナイフ 高級皮鎧、パミンガ毒の壺、圧縮鉄矢×9800

TIPS:俗に勇者とかの人間が成ると言われる人間を超えた人類。外見は人間と変わらないが魔法適正が高い。但し普通人はハイヒューマンを見ると、”偉い人”に思えるため。高貴な人間と呼ばれることが多い、え?性格?人間と変わらないよ?但しハイヒューマンと人間間は”異種族扱い、ハーフあり”

格闘王LV1 (戦闘系) 身体を動かす系統、拳王撃、が使用可能。必要DP 修練の実
弓技LV10 (戦闘系) 弓を使う系統、曲射、援護射撃 歩き撃ち、呼吸法、連弾。が使用可能。
             必要DP 修練のみ
弓王LV1  (戦闘系) 射撃の名手、静が使用可能。必要DP 修練のみ

 獣魔法がここにきて強い、ソウルレベル+1が強い。後分かったのが、どうも進化時に全スキルレベル+1される。この時にレベル10なら、上のスキルに自動昇華される。で、大方一番低いレベルアップ項目からアップさせてる、で9なら強制で10に、10で上があるなら、強制で次のスキルにされる。これは職業も一緒のようだ。 ブレンドオークの特性で、獣魔法を取らせておいたのが役に立った。が、初めて聞く種族である、後スレイブも…大方モンスター×1って事は”変化系”モンスターだろう。が、さすがだ。
「人間になった。…これスポナー。」
「それがリストに無い、ハイヒューマン。」
「…げ…。」
 シロウがうめく、
『確認中です、カスタマーセンターは上司の回答待ちの提案を行いました。その為しばらくお待ちください。』
「こんなことがあるのか…。」
「カスタマーセンターが止まっただわさ。こんな事…。」
 いろいろバグがあるのか・・・。分からん。
『確認取れました。隠し種族扱い、人間と同じ効果、中位モンスターです。』
「そんな存在あるだわさ?」
『その為、人間と一緒でリストに載らない”進化専用モンスター”となります。条件は”ハーフ”でありながら中位職業…即ち人間の世界で一定の成功を納め、ダンマスにもとりいる・・・です。そしてこれはもう一つだけ条件がありますがこちらも秘密です。』
「かなり条件が厳しいぞ、これ。」
 ソウルレベル4の人間・・・か。
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