190 / 1,319
第5章 決戦!時山田!
第190話 ジャンの出立
しおりを挟む
ジャンに…皇帝に頼んで書面を作ってもらい、帝国に貸し一つとして貰った。これで魔王国側に救援物資を”売りつける”いろいろあるが…。それに伴い、オウルを護衛にしてジャンに行ってもらう事にした。
「でもまあ、いいのか?相手はレジスタンスだろ?」
「魔族が相手だ。あれ、基本どの”特異系”も使えるっていう万能兵器だ。それ以外全部人間と一緒で。それと人間が戦うんだぞ、良く設定される”出生率”さえスキルでカバーできるんだぞ、魔族は。」
「世も末だな、隣こえぇ。」
ダフィルの説明によると反乱軍の多くは”奴隷民”の魂をそのまま使った”魔族”で構成されているという、その為反乱軍は基本、共和国軍が相手にならないほどに強い。が、スキルの発言は戦闘レベルの上の上限は”30”なので、そこまで多大な戦力にならない。
「言うな、今回の食糧はどうも魔族だけでなく、向こうの一般民向けだ。でダンジョンから支出する以外物資さえこっちで用意できない。だからオウルに行ってもらう、「ホッホッホ、部下たちにあとは任せました。」
「寝てていいんだよね?」
「…ちゃんと護衛スッペよ?」
3人いる性格テスト用メイディオの内、奥原の護衛兼コック長の”メイ”は”かわいいもの好き”、ジャンの護衛の”ディル”は”怠惰”、そして。モアレたちの副官として赴任しているのが”オーレ”であり、そのうち、ディルは女性であるが…。非常に面倒くさがりで、オウルを超えていた。隙あらばたって寝てでもサボる、そして逃げる。扱いにくいトップだが、飯は食うため、その時に一気に命令しないと、雲隠れされてしまう。但し一騎当千脳戦闘力と諜報力を持つ。
「大丈夫だ!私が付いている!」
メイド服が筋肉でパツンパツンの男に見えそうな大胸筋の”女性”冥土が胸を叩く。今回は戦闘があるかもという事で、タミさん肝いりで作ってみた。マジマッスル。
「…俺の不安が無限大にブーストされるんだが?」
「んだ、だ丈夫だ、戦闘は、」
「家事は?」
「大丈夫だ、ちゃんと家事とか全部できるだ。」
「で?後の部分は?主に対人。」
「…ん…。ん―。ん――。大丈夫だ?」
「タミさん、こっち見よっか?」
ジャンが回り込もうとするが、タミさんは顔を背ける。口笛も…吹けていないな。
「コントは後でやるように、取りあえず、タミさんはスキルの調整と、アイテム引き渡しを行う。できればあれの投入を行う。建設の依頼も数件あるが。私は最悪、共和国に突っ込むように国教砦近くの村に移動する。で、ジャンはできればオウルの領域確保の手伝い及び、交渉、必要物品のDPはオウルから全部受け取るように、副官は悪魔の予定だが・・・ミヨちゃんの副官が、たっての希望で天使になりそう。で、オウルの研究結果、使わせてもらう、」
「ホッホッホ、後は頼みましたぞ、」
そう言って出発したのはオウルとジャン二人とメイド2名だった。後はダンジョンのストックとして放出できるので、アイテム含めこれで運送可能だ。
「でもまあ、いいのか?相手はレジスタンスだろ?」
「魔族が相手だ。あれ、基本どの”特異系”も使えるっていう万能兵器だ。それ以外全部人間と一緒で。それと人間が戦うんだぞ、良く設定される”出生率”さえスキルでカバーできるんだぞ、魔族は。」
「世も末だな、隣こえぇ。」
ダフィルの説明によると反乱軍の多くは”奴隷民”の魂をそのまま使った”魔族”で構成されているという、その為反乱軍は基本、共和国軍が相手にならないほどに強い。が、スキルの発言は戦闘レベルの上の上限は”30”なので、そこまで多大な戦力にならない。
「言うな、今回の食糧はどうも魔族だけでなく、向こうの一般民向けだ。でダンジョンから支出する以外物資さえこっちで用意できない。だからオウルに行ってもらう、「ホッホッホ、部下たちにあとは任せました。」
「寝てていいんだよね?」
「…ちゃんと護衛スッペよ?」
3人いる性格テスト用メイディオの内、奥原の護衛兼コック長の”メイ”は”かわいいもの好き”、ジャンの護衛の”ディル”は”怠惰”、そして。モアレたちの副官として赴任しているのが”オーレ”であり、そのうち、ディルは女性であるが…。非常に面倒くさがりで、オウルを超えていた。隙あらばたって寝てでもサボる、そして逃げる。扱いにくいトップだが、飯は食うため、その時に一気に命令しないと、雲隠れされてしまう。但し一騎当千脳戦闘力と諜報力を持つ。
「大丈夫だ!私が付いている!」
メイド服が筋肉でパツンパツンの男に見えそうな大胸筋の”女性”冥土が胸を叩く。今回は戦闘があるかもという事で、タミさん肝いりで作ってみた。マジマッスル。
「…俺の不安が無限大にブーストされるんだが?」
「んだ、だ丈夫だ、戦闘は、」
「家事は?」
「大丈夫だ、ちゃんと家事とか全部できるだ。」
「で?後の部分は?主に対人。」
「…ん…。ん―。ん――。大丈夫だ?」
「タミさん、こっち見よっか?」
ジャンが回り込もうとするが、タミさんは顔を背ける。口笛も…吹けていないな。
「コントは後でやるように、取りあえず、タミさんはスキルの調整と、アイテム引き渡しを行う。できればあれの投入を行う。建設の依頼も数件あるが。私は最悪、共和国に突っ込むように国教砦近くの村に移動する。で、ジャンはできればオウルの領域確保の手伝い及び、交渉、必要物品のDPはオウルから全部受け取るように、副官は悪魔の予定だが・・・ミヨちゃんの副官が、たっての希望で天使になりそう。で、オウルの研究結果、使わせてもらう、」
「ホッホッホ、後は頼みましたぞ、」
そう言って出発したのはオウルとジャン二人とメイド2名だった。後はダンジョンのストックとして放出できるので、アイテム含めこれで運送可能だ。
0
お気に入りに追加
48
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?

【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

初夜に「君を愛するつもりはない」と夫から言われた妻のその後
澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
結婚式の日の夜。夫のイアンは妻のケイトに向かって「お前を愛するつもりはない」と言い放つ。
ケイトは知っていた。イアンには他に好きな女性がいるのだ。この結婚は家のため。そうわかっていたはずなのに――。
※短いお話です。
※恋愛要素が薄いのでファンタジーです。おまけ程度です。


婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。

愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる