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第5章 決戦!時山田!

第176話 3人目のトップ人事

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「…まさか3人目迄強制確定…でも…。
『念のため9人目迄選別しておきました。なので大丈夫です。』
「サンテ、流石だ。」
「ニュフ、よろしくぅ。」
 明るい感じのたしか”腹黒さん”だったはず、が、スキルが変化しすぎてる。まずフェンリルと一緒の魔王、龍系スキルが付いている。で霊系もある、で、急成長という見慣れないスキル3つが追加されたうえで統合処理。で、しかも現レベルまで適応済み。慧眼が9までアップ、虹色に変化があり、火炎適性が火魔法の火力に直結、火、闇と付与の三つがLV10に、双頭も10まで上がり、分離リンク思考により、頭脳が高速化、後なんと、ドラゴンに変形可能。その時はまるでヒドラみたいだった。この時のみ竜格闘術、竜魔法が使用可能になる。火魔法のLV10は何も覚えなかった。正確には100%火力アップ+さらに熱量アップ、そして連携専用”火魔法化”である。火魔法の特性を他の魔法につけるという極悪スキルである。生活魔法の発火でさえ、地獄の業火並みの炎としてしまう。闇の10は”影時間”影の内部だけに限り、時間経過をいじれる。加速も可能の上、MPが維持できるなら内部で作業して加速も可能というチートさんである。で、ここで発覚したのがアイテムボックスにダークボックスを連携させるとなんと内部に重量さえ気にしなければ、街も建設可能、内部世界の切り分け可能。時間区分変更可能。という恐ろしいものだった。世界を文字通り手にしたのだ。で、これダンジョンとつながる上にこの影の中にダンジョンの入り口が置ける。但しミラージェの”現実型”は設置できなかった。これにより異界型のダンジョンは設置したまま影の中で移動可能となった。で、影残等の魔法の維持により入り口を複数設置の上に、移動できることが発覚。流石材料がおかしいだけある。
「ま、そうなるね、」
「まあ、私たちはあなたの忠実な僕であり…。」
「分かたれた自分でもあるよ、まあ自分の魔力で染まるんだもん。」
 一人がクール系で、一人が明るいのか。頭混乱する。後付いたスキルがマスコットである。これは相手より小さいならスキル効果がさらに好感度分上がるというついでに、かわいいが+20、モフモフが触らせれば+20となる。モフらせると威圧が解除できる。で、分離もできるので、私以外がペットバージョンと、私以外が女性バージョン
の二つの変身を持つのだが、最後の変身の能力が”変身データ保存可能”となる。これは変身データを魔力で保管、そうすることで変身データを変更できるもので、他人に変身するのが楽になった。
「…なんかすごいな…。」
 四郎がせっかく許可を出したというので見に来たが…さすが1.2kmの身長というだけあった。豆粒より小さい感じだ。だから動けん!
『スキルは解析して皆様に出しますが、かなり多いです。』
 元に戻って人間型にすると、スレンダーなミラージェ、そしてグラビア体形なフェルミィとなった。ついでにスキルは全部”リンク思考”で使えるので使える分スキルを区分しやすいように分けたが…またファクター論争か…。
「人なんてどう?気になってたじゃん。」
「まあな、人か、人間に寄り添うから人のファクターか。それで頼んだ。」
「あ、ソレ聞きたかったんだよ。あんた、家じゃないのかファクター。前聞いて邸ってなんだよ!って驚いてたんだよ。」
「ああ、ファクターは5になるとサブファクターが付く、が、ここまではノーマルだ。」
「第一サブって何?」
 鳥海は忙しいためかこっちに来てないが、あとの4人は…今度から私のダンジョンと寝床は影の中に作ろう。
「ファクターがレベル5になるとサブファクターが付けれる、たとえば、火をつけると、家火のマスターって感じかな。ただしこのファクターはサブというだけあって、レベルが4が限界だ。」
「結構凄いわね。」
「で、これに疑問が私にはあった。」
「そう、その時にあいつらは暗ではなく闇、火でなく炎のファクターを持っていた。」
「何だわさ?」
「上位ファクター!」
 流石に全員目を丸くしたようだ。
「ファクターは進化する。そこで私はずっと調査していた。そしたら、このファクターはメインとサブ同じのが取れる。」
「ほう?」
「但し、この状態だとコインしか手に入らない、効果は重複しないらしい、」
「…なんか損よね。」
「ただしぃ、神はざまぁポイントをここに置いたぁ。」
 フェルミィの顔が凄い意地悪だ。
「そう、サブとメインを同じにしてカンストさせると”上位ファクター”が解禁される。これが上位ファクター。但しレベル上限9の上、成長に大体5億DP欲しい。」
「…すごい金額。」
「うん。」
「で、人のファクターの軽減効果は?」
『ありません。』
「え?}
 全員の空気が思いっきり冷えた。
『カスタマーセンターに聞いたところ。人は本来ダンジョンの敵です。そのファクターですから割引なんてありません。だそうです。』
「…。えぇ。」
「仕方ないにゃぁ。考え直すよぉ。ファクターの選択は後にするよぉ、ただし後でね?」
 意地悪な顔をフェルミィがするが…。納得いかない顔だった。
「いや、この神様だから何かあるだろ?」
「あると思うわ。ただ、あげるにDP足りないからミヨちゃんと、タミさん呼ばないといけないの、あの二人には仕事だしてるから、帰って来てからじゃないといけないの。」
 ミラージェが申し訳なさそうに全員に謝っていた。よく考えてみると、タミさんもファクターがある、すり合わせないと。
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