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第5章 決戦!時山田!
第174話 変革された時は大抵みんな会議します。
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井原の懸念通り近隣ダンマス同士が手を結ぶ”同盟締結アナウンス”が頻発するようになった。それにより、軍事行動はさらに加速、一部では、ダンマス連合軍同士の激闘が増えていった。その中でも有名なのが”海の楽園”が締結した団体”スキュラカンパニー”、鍛冶師たちドワーフ軍の締結した”山岳同盟”、魔王国締結の”魔王国”論文の柳田達”白の旅団”、月下の庭園率いる”月下の庭園”、大魔王軍戦線発起人長峰の”大陸統一機構”である。だが、予想に反し自由を好むダンマスも多く、そこまで多くの会員は集まらなかったがそれでも45%のダンマスが同盟を組むことになった。特にSNSで有名なダンマスの周辺に低ランクダンマスが寄り付く結果となった。
「どうにか、ロック鳥開発しただわさ。」
「…すごいな…。」
「問題はあれが中位だっただわさ。」
「は?」
最近はこっちに試食品を食いにダンマスが訪れる”田園”で新規開発の報告を聞いていた。
「上に”アイランドホーク、マキアプレサージェ、ヘリオン、ソルティージェとか言う化け物4体いただわさ。ついでにロック鳥は…全長20mだわさ。」
「…でかいな…。」
「怖いだわさ。」
「で、考えたか?」
「一応、同盟名は”千鳥万花”でどうだわさ?千の鳥が舞い、そこに万の花が咲く。みんなが自由を謳歌することでその幸せが人を幸せにする。という意味だわさ。」
「いいな。私は賛成する。私もその鳥であり花でありたいな。」
「ふ、あんたは十分大輪だわさ。」
会長をこの鳥海にすることで、表の組織裏の組織共々決定。同盟を立ち上げる事にした。まだこっちに引き抜きが来ないがついでに裏の方限定で”同盟ランキング未参加”が購入された。これは裏の同盟での実績に限りランキングに参加しないというもので、秘密同盟に追加一人800万DPが追加された。当然同盟もランキングがあり、そのDP
種液やランキングに応じた商品が配布される。
「これに伴い、団員募集開始しただわさ。一応所在地公表は言われた通りして置いただわさ。いいだわさ?」
同盟情報の際に同盟エリアが表示されるのだ。当然自分のコアを運ばないと、相手と同盟は締結できない。その為、同盟締結は博打だった。その間に襲撃されれば自分が死ぬことだってありうる。ダンマスに取ってダンジョンは安全地帯という鎧でもある。
「ああ、攻めるには魔王国を突破しないといけない。そうでないなら大森林だ。となると…取り込むにきついって事を示せばいい。無論売り込むならこんな小さい所大抵は蹴る。自分の命がかかった同盟だからな。」
「あんた…。」
「ただしこっちから誘う場合もあるが、これだと今年の秋に魔王国が攻めるだけ余力があるか?」
「無いだわさ。私なら、今年は基礎固めするだわさ。大方流した情報が最悪の方向に転んだだわさ。いや、有利かもしれないが、戦争という手には出れないだわさ。」
「ビール飲みに来たぞ、向こうにどうもホップらしい木の実と、あと木イチゴを発見した。ブルーベリーっぽい奴な。」
仕事終わりのシロウ達がくる中、今後の見通しがつらい。
「やったな。」
「ああ、だが、配分どうする。聞いた感じ頭痛いぞ、あっちの大陸はこっちよりもっと質が悪い。」
「それだ、変に手を出せば私たちのアドバンテージもない。」
「どういうことだ?」
「まずだ…。大方、この六つの団体。大方拠点地が全然ばらばらだ。という事は大陸の覇者になるべく。柳田がいる、白の旅団はここ。」
土魔法でマップのミニチュアを出すと旗を立てていく、自分たちのいる大陸の北側の平原に旗を刺す、
「で、魔王国は当然ここ。」
自分たちの隣の共和国に旗をさす。
「で、どうも月下の庭園はミヨちゃんのすぐそばの対岸のここ。」
山岳のいる大陸の南側の国に旗をさす。
「で、大陸統一機構は大方…勇者のいる大陸にいる。ああそこは所在地未記載となっている。」
「…。きついな。当然魔王軍は?」
「あそこも未記載だが、大陸を支配しているんだろうが…。大方モートリア、エクトネーゼとか言う国もあるらしいが不明だ。」
「でもよ、今回は他山の火事だろ?」
「いや、そうでもない。特に頭目を現したスキュラはともかく、魔王軍は侵略に動く可能性がある。」
「でもよ…。」
一応3人は正式に”ギルド通貨”も手に入れ、そして魔道具はオウルが研究している。その上で、勇者のステータスは見た。確かに強いが上級モンスターなら勝てる。但し勇者の能力に”幸運”があるので、それが発動すると、逃げられる恐れがある。とどめが刺しにくいのだ。だからこそ…スキルのほうが重要視されること。そして報告によると、勇者よりも”ハイエルフ”たちのほうが強いという”大陸統一機構偵察班”の話。大方勇者は魔王軍の子飼いでもあるがどうもそれだけじゃない。ギルドも国家も一筋縄にはいかない。が、ここで問題なのがあの田舎村の道具とあの魔道具の規模だと、船の開発があるか怪しい。あっても遠洋向けがない恐れがある。大方ドラゴンは別だろうが…。あのリューネは今のミヨちゃんでは全く勝てそうにないそうだから、手出しはできない。となると手出しはないだろうと思う。
「今の問題は大方、他のダンマスのほうが怖い。規模、統率力に差がありそうだ。勇者は最悪オウルが行っても何とかなる。が…。問題は月下のある大陸だ。」
「金貨は?」
「一応、ギルド金貨と登録できたが、大方これ・・・。」
「何だ?」
「ギルドカードが怖い。こういうラノベでギルドカードが出てくると2パターンある、登録だけのパターンとやたらネタみたいに有能機能が付いたカードだ。」
「あ…。」
「私はあれを見て、有能方向と見た。だからこそあれに”支払”がある可能性がある。」
「は?」
「だわさ?」
一応偽ギルド金貨のほかにギルド金貨もあるが、これがすべて使えないなんて、どこの誰が考えるだろう。
「という事は…。」
「あの大陸で商売をするに必ず”ギルド”を咬ませないといけない。大方勇者は鑑定を持っていると言ったな。って事あギルドカードにも当然細工があるはず。鑑定は必ずされると見ていい。」
その言葉に二人はへたり込んだ。そしてもうひとつわかったのが…。この偽ギルド通貨は大方、ギルド通貨と互換性がない。カードでチェックされるならッテ事だ。
「じゃあ、潜入の意味ないだわさ。あの大陸は…。」
「あの子が領地を持っているだけでよくて、もう手を出さない方がいい。最悪大神さんに全部領域売るまで視野に入れていい。」
「うがぁ・・・!」
「となるとあのもう一つの大陸が…。」
「そうだ、工作のメイン戦場となるが…。ここで両面戦略取るほど、あの魔王国が優しいか?」
「あの魔王国が厄介すぎるだわさ!」
「どうにか、ロック鳥開発しただわさ。」
「…すごいな…。」
「問題はあれが中位だっただわさ。」
「は?」
最近はこっちに試食品を食いにダンマスが訪れる”田園”で新規開発の報告を聞いていた。
「上に”アイランドホーク、マキアプレサージェ、ヘリオン、ソルティージェとか言う化け物4体いただわさ。ついでにロック鳥は…全長20mだわさ。」
「…でかいな…。」
「怖いだわさ。」
「で、考えたか?」
「一応、同盟名は”千鳥万花”でどうだわさ?千の鳥が舞い、そこに万の花が咲く。みんなが自由を謳歌することでその幸せが人を幸せにする。という意味だわさ。」
「いいな。私は賛成する。私もその鳥であり花でありたいな。」
「ふ、あんたは十分大輪だわさ。」
会長をこの鳥海にすることで、表の組織裏の組織共々決定。同盟を立ち上げる事にした。まだこっちに引き抜きが来ないがついでに裏の方限定で”同盟ランキング未参加”が購入された。これは裏の同盟での実績に限りランキングに参加しないというもので、秘密同盟に追加一人800万DPが追加された。当然同盟もランキングがあり、そのDP
種液やランキングに応じた商品が配布される。
「これに伴い、団員募集開始しただわさ。一応所在地公表は言われた通りして置いただわさ。いいだわさ?」
同盟情報の際に同盟エリアが表示されるのだ。当然自分のコアを運ばないと、相手と同盟は締結できない。その為、同盟締結は博打だった。その間に襲撃されれば自分が死ぬことだってありうる。ダンマスに取ってダンジョンは安全地帯という鎧でもある。
「ああ、攻めるには魔王国を突破しないといけない。そうでないなら大森林だ。となると…取り込むにきついって事を示せばいい。無論売り込むならこんな小さい所大抵は蹴る。自分の命がかかった同盟だからな。」
「あんた…。」
「ただしこっちから誘う場合もあるが、これだと今年の秋に魔王国が攻めるだけ余力があるか?」
「無いだわさ。私なら、今年は基礎固めするだわさ。大方流した情報が最悪の方向に転んだだわさ。いや、有利かもしれないが、戦争という手には出れないだわさ。」
「ビール飲みに来たぞ、向こうにどうもホップらしい木の実と、あと木イチゴを発見した。ブルーベリーっぽい奴な。」
仕事終わりのシロウ達がくる中、今後の見通しがつらい。
「やったな。」
「ああ、だが、配分どうする。聞いた感じ頭痛いぞ、あっちの大陸はこっちよりもっと質が悪い。」
「それだ、変に手を出せば私たちのアドバンテージもない。」
「どういうことだ?」
「まずだ…。大方、この六つの団体。大方拠点地が全然ばらばらだ。という事は大陸の覇者になるべく。柳田がいる、白の旅団はここ。」
土魔法でマップのミニチュアを出すと旗を立てていく、自分たちのいる大陸の北側の平原に旗を刺す、
「で、魔王国は当然ここ。」
自分たちの隣の共和国に旗をさす。
「で、どうも月下の庭園はミヨちゃんのすぐそばの対岸のここ。」
山岳のいる大陸の南側の国に旗をさす。
「で、大陸統一機構は大方…勇者のいる大陸にいる。ああそこは所在地未記載となっている。」
「…。きついな。当然魔王軍は?」
「あそこも未記載だが、大陸を支配しているんだろうが…。大方モートリア、エクトネーゼとか言う国もあるらしいが不明だ。」
「でもよ、今回は他山の火事だろ?」
「いや、そうでもない。特に頭目を現したスキュラはともかく、魔王軍は侵略に動く可能性がある。」
「でもよ…。」
一応3人は正式に”ギルド通貨”も手に入れ、そして魔道具はオウルが研究している。その上で、勇者のステータスは見た。確かに強いが上級モンスターなら勝てる。但し勇者の能力に”幸運”があるので、それが発動すると、逃げられる恐れがある。とどめが刺しにくいのだ。だからこそ…スキルのほうが重要視されること。そして報告によると、勇者よりも”ハイエルフ”たちのほうが強いという”大陸統一機構偵察班”の話。大方勇者は魔王軍の子飼いでもあるがどうもそれだけじゃない。ギルドも国家も一筋縄にはいかない。が、ここで問題なのがあの田舎村の道具とあの魔道具の規模だと、船の開発があるか怪しい。あっても遠洋向けがない恐れがある。大方ドラゴンは別だろうが…。あのリューネは今のミヨちゃんでは全く勝てそうにないそうだから、手出しはできない。となると手出しはないだろうと思う。
「今の問題は大方、他のダンマスのほうが怖い。規模、統率力に差がありそうだ。勇者は最悪オウルが行っても何とかなる。が…。問題は月下のある大陸だ。」
「金貨は?」
「一応、ギルド金貨と登録できたが、大方これ・・・。」
「何だ?」
「ギルドカードが怖い。こういうラノベでギルドカードが出てくると2パターンある、登録だけのパターンとやたらネタみたいに有能機能が付いたカードだ。」
「あ…。」
「私はあれを見て、有能方向と見た。だからこそあれに”支払”がある可能性がある。」
「は?」
「だわさ?」
一応偽ギルド金貨のほかにギルド金貨もあるが、これがすべて使えないなんて、どこの誰が考えるだろう。
「という事は…。」
「あの大陸で商売をするに必ず”ギルド”を咬ませないといけない。大方勇者は鑑定を持っていると言ったな。って事あギルドカードにも当然細工があるはず。鑑定は必ずされると見ていい。」
その言葉に二人はへたり込んだ。そしてもうひとつわかったのが…。この偽ギルド通貨は大方、ギルド通貨と互換性がない。カードでチェックされるならッテ事だ。
「じゃあ、潜入の意味ないだわさ。あの大陸は…。」
「あの子が領地を持っているだけでよくて、もう手を出さない方がいい。最悪大神さんに全部領域売るまで視野に入れていい。」
「うがぁ・・・!」
「となるとあのもう一つの大陸が…。」
「そうだ、工作のメイン戦場となるが…。ここで両面戦略取るほど、あの魔王国が優しいか?」
「あの魔王国が厄介すぎるだわさ!」
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