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第4章 始動!千鳥万花

第147話 この立ち位置、実は徳川家康みたいに見えませんか?

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「あんた、苦労しただわさ。」
「俺よりハードモードだな。よりによって最初がこいつの隣とは…。」
「言うな!」
 結局すぐに来てもらって秘密同盟締結し、追加項目として、”この同盟に関することは関係者以外他言無用”となった。脱退条件も追加で許可2名以上となった。3はきついだろってなった。そして買った領域の一部を今度購入した同盟ルールの”貸与”ルールで一時的に同盟ダンマスたちに貸与、そして、即召喚した。出発は連絡したので、すぐにコアを持ち寄ってもらった。
「でもそんなすごいの?」
「超有名ダンマスだわさ。6大ビックネームダンマスだわさ。魔王軍、鍛冶師、魔王国、論文、月下そして、建築家だわさ。そのうち、建築家の井原だわさ。」
「その6大だと、私は一番下の上にお前たちにはランクで勝ってないぞ?」
「まあ、論文の柳田はあいつはあいつで怖いからな。キレだすと、コアが泣き叫ぶぐらいダンジョンバトルさせろとやらせるらしいからな…。」
「怖いだわさ…。」
 そんな怖いやつがいるのか?
「ま、うちは秘密同盟でひっそり、あんたにうちらの領域内なら一か所街中でも売ってやるからさ?」
 思いっきりフレンドリーだな、シロウ。
「ま、売るのは私だわさ。」
「私の近くの都会の位置はないがどうする?」
「うーん、なんか、土地を再選択って感じ。」
「人の領域は本来相手のダンマスが死ぬまで開放されないだわさ。それにうちはまったり生産系ダンマスだわさ。変に表に出れば問題あるだわさ。」
「そうね、小さい町でいいから男としっぽりのほうが恋愛マスターの私には華やかよね。」
「貸与でもいいぞ?」
「買うわ。そして都会に生きるの。但し…助けてね。」
「分かっただわさ。国民として迎えるだわさ。後生産系だからリストのほかの職能とか、磨いてくれると嬉しいだわさ。但し強制はしないだわさ。」
「分かった、頑張る。」
 まあ、ありがたいな、ついでに恋は”恋愛系モンスター半額”だ。初期にゴーストと、職業アコライトがある。という…ちょっと不思議な初期配置だった。ついでに第一の僕はエルフチャイルドだった。
「後選別だ。これ。」
 そう言って渡したのは、葉の上に載せた塩握り飯だった。
「ぎゃー!」
 飛びついてかぶりつく奥原さんが…いやお前らも米喰っただろうが?二人とも?
「おにぎりだわさ?」
「ああ、通称田舎握りって奴だ。昔はかなり大きいどんぶり飯で握ったらしいからな。ついでに保存用に炭火で軽くあぶった。」
 言葉の後半で何か歯ぎしりが聞こえたぞ、
「登録は?」
「しておいたはずだが、してないなら米の量が足りん。諦めろ。」
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