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第3章 マルワール帝国のダンジョンマスター

第114話 スーパーウァーィドゥール!

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「とりあえずきたぞ。」
「来たぞー!」
 次の日に…一応”領域共通化”によりお互いの領域内に転送及び、出入り口設置が可能となったので鳥海はは私「とりあえずきたぞ。」
「来たぞー!」
 次の日に…一応”領域共通化”によりお互いの領域内に転送及び、出入り口設置が可能となったので鳥海はは私の領域内なら来れる。そして、シロウはすぐ近くが村だ。
「うるさいですね…。出来れば朝ですので…。」
「そうだわさ、村に戻ってせっかくだから、新作の水あめで甘いもの食べたいだわさ。」
「まだ開発計画があるんだ。」
「見ただわさ、あんたチキン制作してないだわさ、卵と甘いもので世界制覇できるだわさ。」
 この人食べ物脳か?
「あれはピッグのあとだ。卵の生産は高級品だ。昔はカウと一緒で、滋養強壮の薬なんだ。だから市場投入には慎重だった。あれも一発で市場環境を書き換えるんだ。」
「確かに…。だけどあれがあればシュークリームはできるだわさ。」
 なんだろう、前より相当残念さんになった政治家がいる。
「水あめをまずは市場流通させてからだ。」
「頼むだわさ。本気で、ちょっと食事がきつい時があるだわさ。」
「…俺も…。」
 四郎も手を上げる。甘いものは実際欲しい。
「構わない。チャーシューには水あめが欲しいからな。村で販売させておく。」
 全員が…と言っても獣系で尽くされた私たちにとってというか…鳥海はいつものスーツ。そしてミギールは簡単に剣。ミヨちゃんは当然武器なし、で俺が腰にナイフとずっと愛用の鉈だ。四郎のおっさんも鉈と斧か…。それを腰に紐で下げている。今日は簡単に、インスタンスダンジョンかどうか、モンスター源を確認し場合によっては3ダンマス連合で、敵対勢力をぶっ潰すって奴だ。一応4ケタのステータスはあるので、一人でもなんとかなるが、お互い確認の上の方が…後腐れがない。
「一応オウルに現在捜索させている。昨夜からな。が、目撃情報からすると、ゴブリンだろ?」
「ああ、俺の方でも山狩りしたが…。」
「あんたの所のオウルって、スキル表見ると・・。」
「うちのメンバーは全員感知特化だ。捜索に特化させている。」
「じゃあ、…。」
「ミヨちゃんもだ。」
 怪訝な物を見る顔でミヨちゃんを二人は見ている…。
「改めてみると…ミヨちゃん凄いステータスだわさ。」
「ああ、そうだ。わがダンジョン一の。」
「戦闘能力を持つ、アイドルなのよ!まさにスーパーウァーィドゥール!」
 ミヨちゃんがポーズをとる。
『現在確認取れました。どうも、ここから東7日の位置です。現在測量中です。』
「「ん?」」
 流石に二人も顔が歪む。
「どうした?とりあえず、領域はそっちで買ってくれ。位置はポインターで示すぞ。で、さっそく向かうぞ。」
「そう言えばあんたは…オルトロスと聞いただわさ・・・。」
「まあな。ミヨちゃんは先行させる。一応、こう見えて、風魔法はこの案件を前にして練習した。」
「…あんたは異常だわさ。」
「念のためだよ、が、さすがに村の人間には迷惑かけれん。まずは歩きだ。」
「分かっただわさ。なら、アチシはちょっと待ってから行くだわさ。飛べばいいだわさ。」
 そう言うと、道をそれ…元の井原サルーンに歩いていく。
「では私はこっちだ。できれば、そっちは買収後に人員でいいぞ。」
「あんたら、味気ないと言われないか?」
「合理主義と言え。」
「私、センチュリアがお供を…。」
「なら懸命について来い、」
 しばらく歩くと、その姿が一瞬消えた。
「どこに!」
 …それから、半日後に井原の姿が四郎たちの捜索の外側にいたと…センチュリアは判断した。
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