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第3章 マルワール帝国のダンジョンマスター
第108話 サンテ
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とりあえず、あとはトレードのおまけに”大使館”のルームをプレゼント、ついでにハーリスさんに”貴族邸”として設計図を渡した。これで、村に大使館が立つ。で、レベリングの方はこっちの”ケルベロス”をしばらく目指すことになった。エルフは向こうでハイエルフとなったが医療班であり、それが終わり次第、次はシルキー部隊を編成。レベリングに取り掛かる。
「基本は大方ストックだろうね…。」
「ですよね。」
現在、実は念のために保存した”悪魔用ボディ”があるのだが、実はこれ、レベルがない。成長しないのだ。そして、職業もない。なので成長を一切しない。そしてゴーストは成長する。そうすることにより、能力が上がるというコアである。が、その分MPを使う活動は全て”DP消費”となる。当然憑依しても、憑依先を動かしても全部で適応。即ち、コストが高すぎるのだ。全般的に。その代わり調整に基本なる。なぜなら、基本スキルに経験値制限がないからだ。その為上限9・・・まで一気にオーブとSPで上がる。というのがコアの特性だ。という訳で見て欲しい。
名前:サンテ
種族:ダンジョンコアLV7 ゴーストLV1
職業:主婦LV1
ソウルレベル:コア(特殊固定)
HP:――
MP:――
STR:1
VIT:2
INT:――
MID:――
AGI:4
MAG::――
DP:――
SP:4265
スキル:魔力体LV3、計算LV10、建設学LV10、魔力制御LV9、解体LV10、火魔法LV9.水魔法LV9,風魔法LV9、土魔法LV9、闇魔法LV7,獣魔法LV9、森魔法LV6、怪力LV9,体力LV9,叡智LV9,集中LV9,分割LV9、夜目LV9、憑依LV6、生活魔法LV9、超触覚LV9,超視覚LV9,超聴覚LV9,鑑定LV9、歌唱LV9、早熟LV9,LV成長LV9,料理LV9、変身LV9(未定×5)、栄養成長LV9,再生LV9
称号:自立ダンジョンコア(共同経営ダブルダンジョン) 井原達の下僕、秘書、
装備:普通の革の服。
所持金:4263万7243DP、魔石合計272㎏、家のファクターコイン13枚
「ついでに憑依により、”命令強制執行”が可能となりました。」
立ち上がったサンテの一言目がこれだった。
「命令強制執行?」
「フロア内に居る中立、又は友好的スポナーやダンジョンモンスターに忠誠度に関係なく命令を出させ、それに従わせることが可能です。但し、これに敵対的は入りません。」
「なんかすごい能力だね。」
「ただし、最大LV体までで、命令した相手は一時的にダンジョンモンスターと同じ扱いにできます。また、その間、演算能力は下がります。」
ん?急に重要項目増えたな。これだと9体までなら中立スポナーとして凶悪モンスターを出しておけば、あとで進化素材として使える事になる。
「職業の主婦は?」
「これは選択が通常選択となります。戦士、狩人、主夫のどれかになります。職人目指す場合、商人目指す場合は基本主夫を経由させます。一般市民という意味です。」
「ジャンも?」
「はい、現在は主夫ですが、儀式があれば商人に転職可能です。また、私が体を得た事により、5感が使えるようになり、人間としての感覚、感情が発生します。」
にこりとするサンテさん怖い。
「一般活動程度ではDP消費はしませんので、どんどん命令ください。但し戦闘とか職業的活動は全てDPを消費します。」
「じゃあ、飯作ってくれって言ったら?」
「普通程度の簡単工程でいいならDP消費0ですが、手間のかかった御馳走はDPを消費します。」
「しばらくストックに戻って・・。そう言えばストックに入れるのか?」
「いえ、入れなくなります、この体そのものがコアですので。この体が破壊されれば終わりますし、私は常にダンジョン領域とダンジョンから出られません。」
その辺はしっかりしてるな。が魔力体?
「魔力体って?」
「ゴースト系の肉体で物理攻撃をすべて無効化し、ある程度の壁抜けが可能です。しかも高レベルの場合魔法攻撃も自分の魔素で弾けますが、コアは機能発動で当然DPを消耗し、MAGがない扱いですので本来の魔力体にある”MAGによる魔法防御”もない扱いとなり、普通に魔法が通じます。」
普通のゴーストよりポンコツなんやな…。但し、ここまで投資した分、ステータスだけ見ると破格で。・・・か?この線は?
「この線は何だ?ステータスがないのか?」
「そこは全てダンジョンレベルに応じて一定でかつ、基本全成功を意味します。ステータスの数値に意味がなくなるので、この形となります。数値がある箇所だけが、成長します。」
…すっごい騙された感じがするが…。でもよく考えてみたら、魔法が実体的に使えれば防衛ラインとしてこれほど強いやつもいない。安心してダンジョンを任せられる。ステータスは今後伸びる。が、
「HPとMpもないのだが?」
「すべてそこは消費がDPになります。なので、基本死にません。」
DPがあるまま破壊されなくなった。という意味ではパワーアップだが、破産するぞ、これ…。
「ん?そう言えばどうやって、会談するんだ?」
会談の条件は”2人以上のマスターがコアを持ってダンジョンバトル以外で出会う。”であり、誰か一人がコアを領域外に持ち出さないといけない。
「サブコアをダンジョンにおいておけば、それが本体の代わりになります。なのでそれを置いておけばいいです。」
何とかなりそうだが…。ここからか、問題は。
「基本は大方ストックだろうね…。」
「ですよね。」
現在、実は念のために保存した”悪魔用ボディ”があるのだが、実はこれ、レベルがない。成長しないのだ。そして、職業もない。なので成長を一切しない。そしてゴーストは成長する。そうすることにより、能力が上がるというコアである。が、その分MPを使う活動は全て”DP消費”となる。当然憑依しても、憑依先を動かしても全部で適応。即ち、コストが高すぎるのだ。全般的に。その代わり調整に基本なる。なぜなら、基本スキルに経験値制限がないからだ。その為上限9・・・まで一気にオーブとSPで上がる。というのがコアの特性だ。という訳で見て欲しい。
名前:サンテ
種族:ダンジョンコアLV7 ゴーストLV1
職業:主婦LV1
ソウルレベル:コア(特殊固定)
HP:――
MP:――
STR:1
VIT:2
INT:――
MID:――
AGI:4
MAG::――
DP:――
SP:4265
スキル:魔力体LV3、計算LV10、建設学LV10、魔力制御LV9、解体LV10、火魔法LV9.水魔法LV9,風魔法LV9、土魔法LV9、闇魔法LV7,獣魔法LV9、森魔法LV6、怪力LV9,体力LV9,叡智LV9,集中LV9,分割LV9、夜目LV9、憑依LV6、生活魔法LV9、超触覚LV9,超視覚LV9,超聴覚LV9,鑑定LV9、歌唱LV9、早熟LV9,LV成長LV9,料理LV9、変身LV9(未定×5)、栄養成長LV9,再生LV9
称号:自立ダンジョンコア(共同経営ダブルダンジョン) 井原達の下僕、秘書、
装備:普通の革の服。
所持金:4263万7243DP、魔石合計272㎏、家のファクターコイン13枚
「ついでに憑依により、”命令強制執行”が可能となりました。」
立ち上がったサンテの一言目がこれだった。
「命令強制執行?」
「フロア内に居る中立、又は友好的スポナーやダンジョンモンスターに忠誠度に関係なく命令を出させ、それに従わせることが可能です。但し、これに敵対的は入りません。」
「なんかすごい能力だね。」
「ただし、最大LV体までで、命令した相手は一時的にダンジョンモンスターと同じ扱いにできます。また、その間、演算能力は下がります。」
ん?急に重要項目増えたな。これだと9体までなら中立スポナーとして凶悪モンスターを出しておけば、あとで進化素材として使える事になる。
「職業の主婦は?」
「これは選択が通常選択となります。戦士、狩人、主夫のどれかになります。職人目指す場合、商人目指す場合は基本主夫を経由させます。一般市民という意味です。」
「ジャンも?」
「はい、現在は主夫ですが、儀式があれば商人に転職可能です。また、私が体を得た事により、5感が使えるようになり、人間としての感覚、感情が発生します。」
にこりとするサンテさん怖い。
「一般活動程度ではDP消費はしませんので、どんどん命令ください。但し戦闘とか職業的活動は全てDPを消費します。」
「じゃあ、飯作ってくれって言ったら?」
「普通程度の簡単工程でいいならDP消費0ですが、手間のかかった御馳走はDPを消費します。」
「しばらくストックに戻って・・。そう言えばストックに入れるのか?」
「いえ、入れなくなります、この体そのものがコアですので。この体が破壊されれば終わりますし、私は常にダンジョン領域とダンジョンから出られません。」
その辺はしっかりしてるな。が魔力体?
「魔力体って?」
「ゴースト系の肉体で物理攻撃をすべて無効化し、ある程度の壁抜けが可能です。しかも高レベルの場合魔法攻撃も自分の魔素で弾けますが、コアは機能発動で当然DPを消耗し、MAGがない扱いですので本来の魔力体にある”MAGによる魔法防御”もない扱いとなり、普通に魔法が通じます。」
普通のゴーストよりポンコツなんやな…。但し、ここまで投資した分、ステータスだけ見ると破格で。・・・か?この線は?
「この線は何だ?ステータスがないのか?」
「そこは全てダンジョンレベルに応じて一定でかつ、基本全成功を意味します。ステータスの数値に意味がなくなるので、この形となります。数値がある箇所だけが、成長します。」
…すっごい騙された感じがするが…。でもよく考えてみたら、魔法が実体的に使えれば防衛ラインとしてこれほど強いやつもいない。安心してダンジョンを任せられる。ステータスは今後伸びる。が、
「HPとMpもないのだが?」
「すべてそこは消費がDPになります。なので、基本死にません。」
DPがあるまま破壊されなくなった。という意味ではパワーアップだが、破産するぞ、これ…。
「ん?そう言えばどうやって、会談するんだ?」
会談の条件は”2人以上のマスターがコアを持ってダンジョンバトル以外で出会う。”であり、誰か一人がコアを領域外に持ち出さないといけない。
「サブコアをダンジョンにおいておけば、それが本体の代わりになります。なのでそれを置いておけばいいです。」
何とかなりそうだが…。ここからか、問題は。
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