魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

第３章 マルワール帝国のダンジョンマスター

第９１話 ウルフェダンジョン開業

　とりあえず完成させたのはメイズで4Ｆっぽくした初期メイズとと草原フィールドを広げただけの最大ルームの”パークボア狩場”だ。これにさらに4つの部屋を連結・・・入り口の幅を最大にして
部屋の横幅とほぼ同じに　とりあえず完成させたのはメイズで4Ｆっぽくした初期メイズとと草原フィールドを広　とりあえず完成させたのはメイズで4Ｆっぽくした初期メイズとと草原フィールドを広げただけの最大ルームの”パークボア狩場”だ。これにさらに4つの部屋を連結・・・入り口の幅を最大にして部屋の横幅とほぼ同じにすることで違和感なく部屋を連結させ広大は平原を表現した。スポナーは一部屋ごとに3種なので、草2種を置いて、パークボアだけにして。平和的な草原にした、ただし木々を設置して、休める木蔭も置いた。こうする事で、かなり楽に狩りができる。ついでに出入り口には狩り小屋を設置。簡易宿泊施設を作った。水場も置いた上にフック掛けも置いたので解体もスムーズだ。ついでに水場も4つの境目ポイント近くにおいて、中央に設置することでパークボアの育成を早めた。
「で、ここが？」
「ウルフェの守護位置となる。」
　一応工事中の立て札とともに、一応、狩り小屋から直通で”プライベートルーム”そして、パークボア広場から繋がる防衛部分の”くるくるメイズ”で3Ｆ以降は確殺フロアとする。ついでにここにも防衛オブジェ”中抜き超合金ゴーレム２”が置かれていて、今度はブーストゴーレムとかで強化済みだ。会議で奥に行けるモンスターが決まったらずらそう。という簡潔なつくりとなった。ついでにメイズ内部のモンスターは…。
「いらないからこれやるだわさ。景品も貰っていくだわさ。建ててもらったお礼だわさ。こっちのダンジョンはモンスター選別にもう少しかかるだわさ。」
　と言われ、ゴブリンとかスライムとかエペとか言うトカゲとかそう言う雑魚の皆さんをもらった。がうちは動物系ありがたくスキルにしようと思ったら、ゴブリンが”絶倫”である以外はスキルなし。当然絶倫はこっちで解析することにして。スライムを放つことにした。スライムは普段は埃とか食べる雑食系のモンスターで、丸くて、某ゲームみたいな外見をしている。ＳＮＳによると人気はあるのだが、何せ一発で吹き飛ぶ、転んでも、走って壁に当たっても、又は2歳の子供の突く棒相手でさえ死ぬ。その位脆いため、不人気となってしまった、愛でるために抱き着くと死骸のべとべとだけが残る。革もないらしく、ラノベで言うスライムの皮活用も存在しない。そんなかわいそうな雑魚モンスターである。但したいていのダンジョンでは、子供に危険場所だよ？って教えるために配置されるモンスターだ。
「後はこれか…ちょっと見てみるか…。」
　ダンマスＳＮＳには数多くのダンマス向け注意事項がある、それをまとめた”初心者対応”と呼ばれるルームがある。そこにはダンマスの初心者向けに注意やＤＰを稼ぐ方法を書いておくのだ。こういう稼ぎ方とか、ダンジョンでの注意事項を書いたものだ。その中に”冒険者について”という書き込みがある。

『冒険者の多くはダンジョンで取れるものを生活の糧にする労働者だと思った方がいい。特に自分の儲けを阻害する新人には当然ギルドが勧誘しようが、取り分を減らされなくするために新人を減らそうとする。そこで起こるのが初心者狩りである。殺して装備を剥いで自分たちの物にしたり、彼らの儲けを自分たちが奪って、自分たちが儲けにするためだ。その為、どんどん普通は冒険者が減る。そしてしばらくすると冒険者がいなくなり、誰も挑まなくなる。危険地帯である以外の情報がなくなり、ＤＰは彼らが安全マージンしかとらない作業溶かすので利益もどんどん減る。なので初心者狩りを放置すると、ＤＰ収益はどんどん減る。取り締まる部隊を作り、巡回させることで、その初心者狩りを削り、安全に稼げるダンジョンであるとアピールすると、徐々に安心感で突入人口が増える。ダンジョンは放置だけではだめで、管理も欲しいのである。』

　という書き込みだ。、まあ、冒険者は来ない可能性が高い。というのも…。ダンジョン開店初日の事だった。