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第2章 村と街とダンジョンと
第90話 おまけのほうが豪華という…ラッキーを作る見栄
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流石に鳥海さんには味方はウルフェダンジョン完成後と伝え、三日間一気に楽園向けルームの完成で頑張って三日で仕上げた。手伝いのミラージェが作業の一部を肩代わりしたので。実際やれた感じだ。が…。
「お客さん?大丈夫?」
「え・・・あ・・・。」
3人、いや9人か…。その顔があまりに唖然としていた。
「えっと、私確か・・・草原頼んでましたよね?」
「はい。」
「おまけとはこれですか?」
「はい、」
そう、彼女から見える風景はどう見ても牧歌的な農村だった。しかも日本風の。余った100枚のパネル即ちこれ一件分の農家の大きさだったので畳は完成しなかったものの。水路、あぜ道そして光のライティング、木の配置、そして瓦の家、いろりも付けた。内部は当然上下水道及び台所完備、トイレ付き。風呂も水と火だけで作成できるゴエモン風呂式を投入。当然水道投入である。なので、沸かすという大剣も楽しめる田舎暮らしができるセットだ。
「これぞ”農業生活パネル”となります。どうぞお納めください。ついでに建物に例のたい肥と買いの粉も3樽入れておきました。」
ついでに井戸も付けてあるし、放置も相当広いので、これだけあれば十分農業も楽しめるだろう。
「あなたをなめていました。おまけのほうが壮絶すぎて、頭がくらっと来ました。」
「後、20にしておきましたので足りない分は杭で簡単に囲いを作って置きました。家畜でもなんでも入れておいてください。」
「十分です!」
不満があるとすると蔵を作ったりするモルタルが予算不足で足りない点だ。
「…お姉ちゃんこっち。」
鈴香ちゃんが手招きすると、そこは土間づくりの台所だった。ここはやっぱり、竈でご飯でしょって事で竈と釜、そして脇に例の溶岩プレートも設置。水はついでに水道付。台所の菜切り場も設置。冷蔵庫は妥協したと言いたいが実は大正式冷蔵庫も設置。氷は魔法で何とかして欲しいがそれ用に専用の木の器も付けた。
「畳のイ草が見つかっていないので、まだ完全ではないですが如何ですか?」
「冬の再現は?」
「コアの能力に寄りますが、可能です。鉄瓶も付けますか?」
「鉄瓶と鉄なべも頼むわ…。いい買い物したわ。」
周りを見ると遊んでいるようだ。20mなので、2階もあるし、ちゃんと簡単な木の引き戸も付けてある。ついでに麦の藁で内部をコーティング耐湿気も大丈夫だ。まあダンジョン内ならダンジョンが補修を入れるだろうし大丈夫だろう。母親の顔もほころんでいる。成功だろう。畳を作ったら。私も一個作っておくか、農地も当然スポナー化で欲しい。
「あんたおかしいだわさ、うちにもこれが欲しいだわさ。」
わがダンジョンの縁側で二人…。楽園がご満悦でお買い上げの上にこれをもう一個注文し、600万DPを一気に稼ぎ、草原フィールドをショップ第3弾として並べこの金額で、秘密同盟が成立、晴れてミラージェと私のダンジョンは共同経営となった。今後3人目だとさらに追加で3人目に400万と、専従契約の解除金がかかるので、首はしばらく増やせない。ついでに製作費用は全部DPで作って一枚42DP腐葉土が2400DPなのでスポナーが二つ50DPと木が500DPと安く、計約3000DPとなる、一枚9000DPの儲けとなる。これでも飛ぶように売れている、初のフィールド型ルームという事と。調整可能が響いて爆発的ヒットとなっている。土魔法に土を魔力から生成可能となっているのでそれが加味して、土関連の製作値段が下がったのだ。なんとファクター減額が土作成も機能していた。
「ほら、これ。」
出したのは思い出召喚のペットボトルのお茶だ。
「確かにこの風景に金を出せというのは、豪華だわさ。」
二人であったかい縁側でお茶を飲むと・・。一息ついた。こんな生活がそろそろ一年となる中で手に入るとは思えなかった。
「畳がないと完成ではないが。でもいいだろ?ただ金で土を売るんじゃあ、味気ない。建築家だぞ、私は。」
井原がモデルルームとして完成させた農園にいた。実は隠しで”水路を調整すると水を流し込み、稲も作成可能だ。養分はダンジョン供給で保持できるので、稲作用養分も必要ない。
「このまま畑を耕して生活して余生もいいだわさ。それくらいいいものだわさ。でも売った楽園とはどういう奴だっただわさ?」
「家族だったな、首が。分からなかったが。あれ、どうも全員家族だな、家族が合体したダンジョンマスターだ。で代金支払いの際にこれをもらった。あんたにもやる。」
そう言って転がしたのは緑色のスキルオーブだった。
「何だわさ?」
「森属性の魔法だそうだ。中位魔法。」
「森!?」
「どうも光、闇、付与、森、生活が中位が魔法で、生活は初期でも取得可能という魔法らしい。で、その一つが植物特化の”森”魔法だそうだ。」
「…そんな属性があっただわさ?」
「で、付与は流石にやれないが、魔王から許可が出たらしく、森魔法を追加でやるって。魔王の得意魔法らしい。森魔法。」
「魔王の得意技が森魔法だわさ?不思議な魔王だわさ。ありがたいだわさ。」
鳥海さんはオーブをささっと懐にしまってしまった。聞いた話だと光合成というスキルもあるので、光に強い属性として森があるという。魔王は勇者が使う属性の光に、属性ごと対抗策があるらしい。
「で。これを改良したものを?」
「そうだ、メイズに挟んで設置すればいい。但しモンスターが悩んでいる、」
「武器作って、あのモアレちゃんにやるだわさ、」
「武器を?」
「狩れる方法を考えるだわさ。そうすればいいだわさ。但し2ルーム目はパークボアでお願いだわさ。ブルグスティやバイラードは初手だと死ぬだわさ。」
「分かったよ、まずは様子見で、木々とパークボアを放って様子を見よう。」
「お客さん?大丈夫?」
「え・・・あ・・・。」
3人、いや9人か…。その顔があまりに唖然としていた。
「えっと、私確か・・・草原頼んでましたよね?」
「はい。」
「おまけとはこれですか?」
「はい、」
そう、彼女から見える風景はどう見ても牧歌的な農村だった。しかも日本風の。余った100枚のパネル即ちこれ一件分の農家の大きさだったので畳は完成しなかったものの。水路、あぜ道そして光のライティング、木の配置、そして瓦の家、いろりも付けた。内部は当然上下水道及び台所完備、トイレ付き。風呂も水と火だけで作成できるゴエモン風呂式を投入。当然水道投入である。なので、沸かすという大剣も楽しめる田舎暮らしができるセットだ。
「これぞ”農業生活パネル”となります。どうぞお納めください。ついでに建物に例のたい肥と買いの粉も3樽入れておきました。」
ついでに井戸も付けてあるし、放置も相当広いので、これだけあれば十分農業も楽しめるだろう。
「あなたをなめていました。おまけのほうが壮絶すぎて、頭がくらっと来ました。」
「後、20にしておきましたので足りない分は杭で簡単に囲いを作って置きました。家畜でもなんでも入れておいてください。」
「十分です!」
不満があるとすると蔵を作ったりするモルタルが予算不足で足りない点だ。
「…お姉ちゃんこっち。」
鈴香ちゃんが手招きすると、そこは土間づくりの台所だった。ここはやっぱり、竈でご飯でしょって事で竈と釜、そして脇に例の溶岩プレートも設置。水はついでに水道付。台所の菜切り場も設置。冷蔵庫は妥協したと言いたいが実は大正式冷蔵庫も設置。氷は魔法で何とかして欲しいがそれ用に専用の木の器も付けた。
「畳のイ草が見つかっていないので、まだ完全ではないですが如何ですか?」
「冬の再現は?」
「コアの能力に寄りますが、可能です。鉄瓶も付けますか?」
「鉄瓶と鉄なべも頼むわ…。いい買い物したわ。」
周りを見ると遊んでいるようだ。20mなので、2階もあるし、ちゃんと簡単な木の引き戸も付けてある。ついでに麦の藁で内部をコーティング耐湿気も大丈夫だ。まあダンジョン内ならダンジョンが補修を入れるだろうし大丈夫だろう。母親の顔もほころんでいる。成功だろう。畳を作ったら。私も一個作っておくか、農地も当然スポナー化で欲しい。
「あんたおかしいだわさ、うちにもこれが欲しいだわさ。」
わがダンジョンの縁側で二人…。楽園がご満悦でお買い上げの上にこれをもう一個注文し、600万DPを一気に稼ぎ、草原フィールドをショップ第3弾として並べこの金額で、秘密同盟が成立、晴れてミラージェと私のダンジョンは共同経営となった。今後3人目だとさらに追加で3人目に400万と、専従契約の解除金がかかるので、首はしばらく増やせない。ついでに製作費用は全部DPで作って一枚42DP腐葉土が2400DPなのでスポナーが二つ50DPと木が500DPと安く、計約3000DPとなる、一枚9000DPの儲けとなる。これでも飛ぶように売れている、初のフィールド型ルームという事と。調整可能が響いて爆発的ヒットとなっている。土魔法に土を魔力から生成可能となっているのでそれが加味して、土関連の製作値段が下がったのだ。なんとファクター減額が土作成も機能していた。
「ほら、これ。」
出したのは思い出召喚のペットボトルのお茶だ。
「確かにこの風景に金を出せというのは、豪華だわさ。」
二人であったかい縁側でお茶を飲むと・・。一息ついた。こんな生活がそろそろ一年となる中で手に入るとは思えなかった。
「畳がないと完成ではないが。でもいいだろ?ただ金で土を売るんじゃあ、味気ない。建築家だぞ、私は。」
井原がモデルルームとして完成させた農園にいた。実は隠しで”水路を調整すると水を流し込み、稲も作成可能だ。養分はダンジョン供給で保持できるので、稲作用養分も必要ない。
「このまま畑を耕して生活して余生もいいだわさ。それくらいいいものだわさ。でも売った楽園とはどういう奴だっただわさ?」
「家族だったな、首が。分からなかったが。あれ、どうも全員家族だな、家族が合体したダンジョンマスターだ。で代金支払いの際にこれをもらった。あんたにもやる。」
そう言って転がしたのは緑色のスキルオーブだった。
「何だわさ?」
「森属性の魔法だそうだ。中位魔法。」
「森!?」
「どうも光、闇、付与、森、生活が中位が魔法で、生活は初期でも取得可能という魔法らしい。で、その一つが植物特化の”森”魔法だそうだ。」
「…そんな属性があっただわさ?」
「で、付与は流石にやれないが、魔王から許可が出たらしく、森魔法を追加でやるって。魔王の得意魔法らしい。森魔法。」
「魔王の得意技が森魔法だわさ?不思議な魔王だわさ。ありがたいだわさ。」
鳥海さんはオーブをささっと懐にしまってしまった。聞いた話だと光合成というスキルもあるので、光に強い属性として森があるという。魔王は勇者が使う属性の光に、属性ごと対抗策があるらしい。
「で。これを改良したものを?」
「そうだ、メイズに挟んで設置すればいい。但しモンスターが悩んでいる、」
「武器作って、あのモアレちゃんにやるだわさ、」
「武器を?」
「狩れる方法を考えるだわさ。そうすればいいだわさ。但し2ルーム目はパークボアでお願いだわさ。ブルグスティやバイラードは初手だと死ぬだわさ。」
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