69 / 1,270
第2章 村と街とダンジョンと
第69話 建築依頼 鳥の楽園
しおりを挟む
進化も終わり、部隊のDPは大量に使ったがどうにか部隊の再編成が終わると、数日は休日みたく過ごしていた。ジャンの移動待ちと、”平原フィールド”の為の素材に使う土の為の肥料作成用の発酵が終わるのを待っている状況だ。後、できるなら泥土の作成から、”煉瓦”の作成も行っておきたいが…。現在は井原は建設、ミラージェはその間をついてSNSやショップ巡りを行っていた。光魔法と闇魔法、そして付与魔法という中級魔法が欲しいためだ。後、予算があるなら。特異系スキルの買い付けも忘れない。
『本日は施主と?』
「ログハウスの調整が終わったから、ルームの販売調整に向かう、大口もありうるからね、」
屋外用のログハウスの作成も終わり、あとは内装とキッチンの作成となったが、金属の作成が思いっきりMPと土を使うため、10tの自然鉱脈を探す事よりまずは。こういう建築のオーダーを受け付けDP収益を加算する方がいいと判断したのだ。というのも第一弾”井原作成ルーム”の評判がよく売り上げが好調の為第2弾として本来は”くるくるメイズ”を使う予定だったが結果は上々だが問題が発生した。ゴーレムがばれると非常に警戒されるので、運用が慎重にならざる負えないのと、ルーム価格が最低でも”424万DP”というバカげた金額になってしまったのだ。プログラムオブジェ化オブシダンゴーレム(板状)を百枚近く使うので、その予算が果てしなく高くついたのだ。なのでこれはダンジョン防衛用に使い販売はしないことにした。こんな極悪だとマッピング出来ないという次元ではない。が、アイディアがあるわけでもないので、施主から話を聞きつつ、新しいアイディアを練るって事である。
「この伝票?」
さっと子犬が小さい肉球で出すのは、
”落とし穴付きのメイズが欲しい。予算明記の上、連絡よろしく。”
という物である。
「それだと2Fの物でいいよね。こっち。」
休憩に井原が持ってきたのは別の物だった。
”海水濾過施設が欲しい。出来れば、永続がいい。”
「これは難しくない?…別の意味で。」
一応濾過は一定レベルの石や砂、砂利、灰があればいい。海水も真水に変えれる。がこれ、怖い事に無駄になるかもしれない。魔法で、水作成を使えばいいという理論である。
「ダメか…そうなると…。後、コア、この依頼はお断り入れておいてくれ。これは大方無くても成り立つ公算がある。」
『分かりました、返答を送信しておきます。』
その前の物を潰さないのは、こう言う小型の案件は儲けになるからである。簡単でしかも、収益が得られるので取っておいて損はない。
「じゃあ、こっち?」
”ボス部屋つき、できればタイマー機能付きメイズが欲しい。一度相談を。”
「これ…。」
『はい、これは別の問題がありますね。ボス部屋機能が別に存在します。なので、施主と相談のうえ決定のほうがいいかと…。』
「これにしよう、今後の為にもなる。」
『あ、これ…。』
「かなり前の物に反応されただわさ。」
「すまない、やっと整頓してめどがついたのでね、案件が。」
依頼者は鳥海さんだった。恥ずかしくてやめようと思ったが、依頼の処理はしないといけないので受けた。それに身内なら大丈夫だろう。
「うちの、レッグバードのセドリックがボス部屋欲しいと言っただわさ。で、メイズ見て…。」
「ボス部屋という、別のルーム設定の部屋があるが?」
「知っているだわさ、けどメイズのラストにボス部屋作っておかないと、あとできれば、一番下の場所の実の出入り口でない、中層が出口のフロアも欲しいだわさ。できれば上下騙す系の。」
「かなりきついのか?」
「テストしただわさ、そしたら途中でばれただわさ、同じループだと。確かに壁で変更できるだわさ、けど出入口が一個で、結局わかりやすすぎただわさ。だから、ボス部屋で戦闘させて頭考え吹っ飛ばしたり、休憩所にされたり、宝箱置いたり、そう言う使い勝手のいいものが欲しいだわさ。」
「これではだめか?」
そう言って取り出したのはメイズの模型だった。よく建築士時代に説明用に作っていた、今は意思変化をするときの成型で作った模型だ。メイズは石壁の為これが一番わかりやすいそれで壁を弄って部屋を作ってみた。
「その線が見破られただわさ。これだとダンジョンバトルでは抜かれる可能性が高いだわさ。類似品も作りやすいだわさ。で、一部屋ごとに障害が置ければと思っただわさ、後これ…魔法撃つと隙間から漏れ出るだわさ、それで一体モンスターが怪我しただわさ。」
「そこはすまない…密閉からのオブジェ化はしないのか?、」
「そこは予算で、しなかっただわさ・・・。予算は低ければ運用益が出やすいだわさ。」
「分かった、改良しておこう。」
「一つ聞きたいだわさ。」
「なんだ?」
「肩にいるペットは何だわさ?可愛いだわさ。」
鳥海が、ずっと気にかかった感じで、肩の生き物を見つめていた。
「ああこの件か。一応そっちに渡す用の”ハウスドック”と”ミニチュアドック”一体ずつのリストだこの中から選べ、付き合いもある、友達って事で一体3万DPでいい。」
「格安だわさ、貰っておくだわさ、ダンジョンで相談して決めて置くだわさ。」
少し井原に焦りが見えた。井原からすれば3000もないDPで生産可能で、これはかなり吹っ掛けたつもりだった。が選べる、そして種類も多くかわいいとなると、これでも安く感じるらしい。
「となると、一応レシピ改造してみるが…出入口の変更可能なように変えておくか。後、魔法が漏れる密閉度の関連か・・・。」
「そう言えばフィールド系の奴はどうなっただわさ?」
「あれは素材作成に時間がかかる。主に草だな。」
「ふむ、分かっただわさ、完成したら、井原ちゃんのサブダンジョンで見せて欲しいだわさ。それ次第で購入するだわさ。」
「分かった。でもDPあるのか?」
「アチシの収益は帝国の町だわさ、あとは山脈の獣だわさ。だからそれなりには定期収益あるだわさ。」
「なら…。」
「ガチャの”ミーア特殊下着”の新作欲しくて、ガチャがフル回転だわさ。」
「やめればいいのに。すぐ」
「あれの履き心地は神だわさ、並のシルクでも違うだわさ。あれはそのまま気絶する気持ち良さだわさ。」
「第一あんた、鳥だろ?」
「そうだわさ?」
聞いた話、彼女は鳥のダンジョンマスターで、パラダイスバードと言われる中位モンスターだ。が色々モンスターもいるため。彼女のモンスターは多彩だ。
パラダイスバード tips:南国に住むと言われる極楽鳥の総称。虹色に近い羽は個体によって色がすべて違うが、総じて”毒”である。その為、他の獣からは”毒鳥”としても知られている。そして鳴き声も特徴的。朱雀や
フェニックスの原型という者もいる。
「なら下着要らんだろ?」
「人間状態は履いているだわさ、下がスース―すると、ちょっと自信がなくなるだわさ、だからこういう装備があるだけで、気持ちが違うだわさ。」
「そう言うものか?」
「そうだわさ、ついでに体臭も一部臭くなくなるだわさ。だから必需品だわさ。」
「でもそれで国家予算・・・。」
「それはばれてないから、黙秘だわさ。」
ノリとしては常連施主と御用聞き建築業者のノリだ。が、ここはあえて当人たちに任せよう。帝国の会計に私は口出ししたくない。
「後食べ物系はあれば欲しいだわさ。食生活が貧しいとダメだわさ。そう言う意味では”食肉ダンジョン”はありがたいだわさ。だから、このメイズの件よりも先にフィールド型と
サブダンジョンをお願いしたいだわさ。」
「分かった。善処しよう。後、フィールドは要求が多いからショップだぞ?いいな?」
「構わないだわさ。これはみんなが求める物だわさ、こっちにはフレンド特価で、コピー可能を売って欲しいだわさ。」
「やらんぞ。」
「井原ちゃん、そこをもう少し取り付く島が欲しいだわさ。」
「結構これもノウハウあるからな。作るにかかる時間もある。」
「そこを何とかして欲しいだわさ。」
『本日は施主と?』
「ログハウスの調整が終わったから、ルームの販売調整に向かう、大口もありうるからね、」
屋外用のログハウスの作成も終わり、あとは内装とキッチンの作成となったが、金属の作成が思いっきりMPと土を使うため、10tの自然鉱脈を探す事よりまずは。こういう建築のオーダーを受け付けDP収益を加算する方がいいと判断したのだ。というのも第一弾”井原作成ルーム”の評判がよく売り上げが好調の為第2弾として本来は”くるくるメイズ”を使う予定だったが結果は上々だが問題が発生した。ゴーレムがばれると非常に警戒されるので、運用が慎重にならざる負えないのと、ルーム価格が最低でも”424万DP”というバカげた金額になってしまったのだ。プログラムオブジェ化オブシダンゴーレム(板状)を百枚近く使うので、その予算が果てしなく高くついたのだ。なのでこれはダンジョン防衛用に使い販売はしないことにした。こんな極悪だとマッピング出来ないという次元ではない。が、アイディアがあるわけでもないので、施主から話を聞きつつ、新しいアイディアを練るって事である。
「この伝票?」
さっと子犬が小さい肉球で出すのは、
”落とし穴付きのメイズが欲しい。予算明記の上、連絡よろしく。”
という物である。
「それだと2Fの物でいいよね。こっち。」
休憩に井原が持ってきたのは別の物だった。
”海水濾過施設が欲しい。出来れば、永続がいい。”
「これは難しくない?…別の意味で。」
一応濾過は一定レベルの石や砂、砂利、灰があればいい。海水も真水に変えれる。がこれ、怖い事に無駄になるかもしれない。魔法で、水作成を使えばいいという理論である。
「ダメか…そうなると…。後、コア、この依頼はお断り入れておいてくれ。これは大方無くても成り立つ公算がある。」
『分かりました、返答を送信しておきます。』
その前の物を潰さないのは、こう言う小型の案件は儲けになるからである。簡単でしかも、収益が得られるので取っておいて損はない。
「じゃあ、こっち?」
”ボス部屋つき、できればタイマー機能付きメイズが欲しい。一度相談を。”
「これ…。」
『はい、これは別の問題がありますね。ボス部屋機能が別に存在します。なので、施主と相談のうえ決定のほうがいいかと…。』
「これにしよう、今後の為にもなる。」
『あ、これ…。』
「かなり前の物に反応されただわさ。」
「すまない、やっと整頓してめどがついたのでね、案件が。」
依頼者は鳥海さんだった。恥ずかしくてやめようと思ったが、依頼の処理はしないといけないので受けた。それに身内なら大丈夫だろう。
「うちの、レッグバードのセドリックがボス部屋欲しいと言っただわさ。で、メイズ見て…。」
「ボス部屋という、別のルーム設定の部屋があるが?」
「知っているだわさ、けどメイズのラストにボス部屋作っておかないと、あとできれば、一番下の場所の実の出入り口でない、中層が出口のフロアも欲しいだわさ。できれば上下騙す系の。」
「かなりきついのか?」
「テストしただわさ、そしたら途中でばれただわさ、同じループだと。確かに壁で変更できるだわさ、けど出入口が一個で、結局わかりやすすぎただわさ。だから、ボス部屋で戦闘させて頭考え吹っ飛ばしたり、休憩所にされたり、宝箱置いたり、そう言う使い勝手のいいものが欲しいだわさ。」
「これではだめか?」
そう言って取り出したのはメイズの模型だった。よく建築士時代に説明用に作っていた、今は意思変化をするときの成型で作った模型だ。メイズは石壁の為これが一番わかりやすいそれで壁を弄って部屋を作ってみた。
「その線が見破られただわさ。これだとダンジョンバトルでは抜かれる可能性が高いだわさ。類似品も作りやすいだわさ。で、一部屋ごとに障害が置ければと思っただわさ、後これ…魔法撃つと隙間から漏れ出るだわさ、それで一体モンスターが怪我しただわさ。」
「そこはすまない…密閉からのオブジェ化はしないのか?、」
「そこは予算で、しなかっただわさ・・・。予算は低ければ運用益が出やすいだわさ。」
「分かった、改良しておこう。」
「一つ聞きたいだわさ。」
「なんだ?」
「肩にいるペットは何だわさ?可愛いだわさ。」
鳥海が、ずっと気にかかった感じで、肩の生き物を見つめていた。
「ああこの件か。一応そっちに渡す用の”ハウスドック”と”ミニチュアドック”一体ずつのリストだこの中から選べ、付き合いもある、友達って事で一体3万DPでいい。」
「格安だわさ、貰っておくだわさ、ダンジョンで相談して決めて置くだわさ。」
少し井原に焦りが見えた。井原からすれば3000もないDPで生産可能で、これはかなり吹っ掛けたつもりだった。が選べる、そして種類も多くかわいいとなると、これでも安く感じるらしい。
「となると、一応レシピ改造してみるが…出入口の変更可能なように変えておくか。後、魔法が漏れる密閉度の関連か・・・。」
「そう言えばフィールド系の奴はどうなっただわさ?」
「あれは素材作成に時間がかかる。主に草だな。」
「ふむ、分かっただわさ、完成したら、井原ちゃんのサブダンジョンで見せて欲しいだわさ。それ次第で購入するだわさ。」
「分かった。でもDPあるのか?」
「アチシの収益は帝国の町だわさ、あとは山脈の獣だわさ。だからそれなりには定期収益あるだわさ。」
「なら…。」
「ガチャの”ミーア特殊下着”の新作欲しくて、ガチャがフル回転だわさ。」
「やめればいいのに。すぐ」
「あれの履き心地は神だわさ、並のシルクでも違うだわさ。あれはそのまま気絶する気持ち良さだわさ。」
「第一あんた、鳥だろ?」
「そうだわさ?」
聞いた話、彼女は鳥のダンジョンマスターで、パラダイスバードと言われる中位モンスターだ。が色々モンスターもいるため。彼女のモンスターは多彩だ。
パラダイスバード tips:南国に住むと言われる極楽鳥の総称。虹色に近い羽は個体によって色がすべて違うが、総じて”毒”である。その為、他の獣からは”毒鳥”としても知られている。そして鳴き声も特徴的。朱雀や
フェニックスの原型という者もいる。
「なら下着要らんだろ?」
「人間状態は履いているだわさ、下がスース―すると、ちょっと自信がなくなるだわさ、だからこういう装備があるだけで、気持ちが違うだわさ。」
「そう言うものか?」
「そうだわさ、ついでに体臭も一部臭くなくなるだわさ。だから必需品だわさ。」
「でもそれで国家予算・・・。」
「それはばれてないから、黙秘だわさ。」
ノリとしては常連施主と御用聞き建築業者のノリだ。が、ここはあえて当人たちに任せよう。帝国の会計に私は口出ししたくない。
「後食べ物系はあれば欲しいだわさ。食生活が貧しいとダメだわさ。そう言う意味では”食肉ダンジョン”はありがたいだわさ。だから、このメイズの件よりも先にフィールド型と
サブダンジョンをお願いしたいだわさ。」
「分かった。善処しよう。後、フィールドは要求が多いからショップだぞ?いいな?」
「構わないだわさ。これはみんなが求める物だわさ、こっちにはフレンド特価で、コピー可能を売って欲しいだわさ。」
「やらんぞ。」
「井原ちゃん、そこをもう少し取り付く島が欲しいだわさ。」
「結構これもノウハウあるからな。作るにかかる時間もある。」
「そこを何とかして欲しいだわさ。」
0
お気に入りに追加
45
あなたにおすすめの小説
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
魔法のせいだからって許せるわけがない
ユウユウ
ファンタジー
私は魅了魔法にかけられ、婚約者を裏切って、婚約破棄を宣言してしまった。同じように魔法にかけられても婚約者を強く愛していた者は魔法に抵抗したらしい。
すべてが明るみになり、魅了がとけた私は婚約者に謝罪してやり直そうと懇願したが、彼女はけして私を許さなかった。
転生調理令嬢は諦めることを知らない
eggy
ファンタジー
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。
それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。
子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫婦を領地領主邸に迎えることになった。
最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。
八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。
それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。
また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。
オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。
同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。
それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。
弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。
主人公が酷く虐げられる描写が苦手な方は、回避をお薦めします。そういう意味もあって、R15指定をしています。
追放令嬢ものに分類されるのでしょうが、追放後の展開はあまり類を見ないものになっていると思います。
2章立てになりますが、1章終盤から2章にかけては、「令嬢」のイメージがぶち壊されるかもしれません。不快に思われる方にはご容赦いただければと存じます。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる