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第2章 村と街とダンジョンと
第62話 友好的な会談はそれは穏やかです。
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「大体こっちはこのダンジョンでなくて、専用を組むと。」
「ああ、でそのダンジョンで計算して、こっちの売りたい金額の位置近くに宝箱を置いておき、石武器とかを置いておく。って事だ。DPの儲けがあればこっちは無制限で作れるからな。であんたらは
戦闘訓練と武器を手にして、俺はDPとモンスターデータ、そして、建築の実験データをもらう。」
紙もないので、買い付けた木炭を使い、木の板に説明を書いて説明していく。
「オーブもつけて欲しいだわさ、特に魔法系だわさ。」
「生活でいいか?」
「4属性は欲しいだわさ。ただ、金額はお任せするだわさ。流石にこれは王に言えないだわさ。」
「分かった、付けよう、あんたも魔法が使えるのだろう?」
「土でゴーレムが作れるなんて知っていれば、土優先しただわさ。兵士はそれくらい足りないだわさ。」
「じゃあ、何がメイン兵器だったんだ?」
「ガチャで引いたゴブリンとエルフだわさ。エルフは水で回復がメインだから、生存率上げるだわさ。ゴブリンは中級だから、それなりに強いだわさ。レベルも上がるだわさ、職業付きの生産も容易いだわさ。」
「鳥は?」
「育ててるだわさ、ランナーバードと、レッグダンサーを育ててるだわさ。コカトリスが条件満たさないだわさ。スフィネルスピアーとか言う蛇が足りないだわさ。あんたは?」
「鳥はオウル、ハミングバードだな。上手くいけばホークもいけそうだ。」
「は、オウルなんてあっただわさ?」
「職業付きの夜目。というか…ないのか?」
「ないだわさ。」
「ハミングバード×20だぞ?」
「何その条件。」
やばい、これは藪蛇だ。
「モンスターの進化条件に”同種族×幾つか”とか”種類の違うモンスター幾つか”が条件の場合もある。なので、小隊か中隊規模でモンスターは運用したほうがいい。条件の一部でも満たさないと表示が成立しないモンスターがある。」
「初めて知っただわさ。」
「後、ファクター^専用進化もある。そして数が欲しいファクター進化もある。」
「という事は鳥も何かあるだわさ?」
「鳥に何かあるだろうな…。俺は家だからな、ペット系になる。ドック、キャット、ピッグとかだな。」
その言葉に鳥海とジャンが立ち上がる。
「ペット出せるのか?」
「ああ、キャットは捜索中だ。後、ミニチュアドックという小型犬も出せるな。」
「ペットショップやるだわさ!命令だわさ!」
思いっきり鳥海さんがこっちを指さす。そんな血相変えるなよ。
「やるか!」
「知らんな、女の子のモフモフ欲を、このためだけに俺とか、ペット飼う話が家内から出たんだぞ、」
「そうだわさ、そんな可愛い犬があるならば王侯貴族にはやらせて、ムーブメント起こせるだわさ!」
「…知らん。確かにペット同居は家を立つ時に言われるが…。少しやってみるか。」
そう言えばウルフの10レベルはいっぱいあり、その上転職後のモンスターは前の素材として活用可能だから、進化させても文句がない。そして、10になったこっちの進化用の部隊はもう確保済みだ。
ドックに進化・・・。
「なんだこれ?」
『ドックは犬の種類を選択できます。ほぼ性能が変わらない範囲で、普通券のサイズ内の犬の種類124種類から選択できます。トレードではこの種別一種類ごとになります。』
この言葉を聞いた鳥海さんの目が…怖いくらい血走った。
「よこせだわさ!お前にそれはもったないだわさ!私が大切に育てるだわさ!」
「待て、交渉とか全部なくなってるぞ。」
「とりあえず秋田犬で。後ミニチュアは?」
『小型犬78種の中から選択できます。チワワ、プードル等が入ります。』
「うがー!」
「待て、大臣、そこで暴れるな!動物スキーはわかるが!タミさんも手伝え!このままだと理性が崩壊してる。」
ジャンが思いっきり鳥海さんを押さえつける。もはや暴走に近い形になっていた。
「わかっただよ。」
二人でテーブルに鳥海さんを押し付ける。
「ペットとモフモフ生活ぅ・・・。」
「大丈夫か?:
井原は平然としているが、タミさんとジャンで鳥海を抑え込んでいた。あれ?何かやっちゃいました?
「…なんかすごいな…。」
「それを合体材料に使うなんてもったいない。」
ジャンも真顔でこっちを見てくる。
「そんなにか?」
「安全な獣は動物の生態教材として最適だわさ。また、可愛いペットはそれだけで存在価値があるだわさ。これなら家を取ればよかっただわさ。家でペットとウハウハ生活でいいだわさ。」
涙目の鳥海さんだが…。残念な人に見えてきた。
「と、とりあえず分かっただわさ、あとでカタログ送るだわさ、ドック召喚時に選択できるのは本当だわさ?後で絶対寄こすだわさ。」
「約束する。」
「後は行商隊だわさ、これは実は首都にあんたが来れると思わなかっただわさ。だから、王様と話して、証書出して、命令出しておくだわさ。で、よければ武器、防具をDP製でいいから出すだわさ。」
「わかった。」
「鑑定から算出される価値の2倍で買うだわさ。軍備はどうせ、魔王国と戦う際に欲しいだわさ。それ以外にダンジョンで算出するならそっち専用デザインで欲しいだわさ。で、しばらくは兵士の練兵所として使うだわさ。ただ中立スポナーで欲しいだわさ。」
「なんかあるのか?」
「あるだわさ、私が趣味でモンスターを外に放しているだわさ。主に動物だわさ。」
「生体系って言葉を…。」
「それは知っているだわさ。益獣に限ってやっているだわさ。でもここで問題が出てきただわさ。中立スポナーはモンスターが死ぬとお肉が出るだわさ、けど、味方スポナーは魔石が出るだわさ。で、素材が欲しいなら中立スポナーにいしないといけないだわさ。魔石の活用法がないために今は中立スポナーにしてほしいだわさ。」「
「ふむ…問題があるな、それも。」
「そうだわさ、そこが問題だわさ。」
「どういうことだ?」
「スポナーは基本ダンジョンモンスターでないから、維持に食事が欲しいんだ。だから、ゴブリンの洞窟をスポナーで作るなら、そこに狩られる中立の”餌スポナー”が欲しいんだ。そしてその餌の動物用のスポナーも欲しい。」
さらに言えばその餌用の”植物スポナー”も欲しい。その為3種だと、生態系を作っての限界は1種類だけになる。なので、スポナー上限というのを購入しないとモンスターはスポナーだけで、追加で発生させれない。モンスターを領域に放つのは”生活環境”というのがそろっていて、育成が楽だというのもある。育った餌を自分たちで狩ればレベリングにも壁警備員としてモンスターの配備も可能だ。レイド要因にもなる。なので、外にモンスターを放つ方が、効率的にそして安く色々育つ。
「管理はどうする?」
「それも問題だわさ。」
「話が見えん。」
「中立スポナーは発生させてもダンジョンの管理を受けない。だからどうやって外に出さないで、かつ中立でいさせるかって事だ。出せば動物の反乱だけでも町が混乱するぞ。」
「あ…。」
ダンジョンは出入り口があるだけで、よく迷宮型が1Fにあるのは、2Fとかのフィールド型からくる内側の中立モンスターを抑える防波堤の役割があるという。そう言う説がある。外に出て暴れられると自分の中で取れる”餌”が減るためだ。
「それに草や木は”生物”だからダンマスが発生できないだわさ。フィールド型の作成は困難と言われているだわさ。だからそうなると石床で獣系ってなると、今度は動物の寿命が凄く短いだわさ。主に爪が石床でボロボロになって痛いだわさ。」
「色々課題があるんだな…。」
「フィールド型の需要か…。」
「後メイズをいくつか買っただわさ。うちも。あれがあるとダンジョンの時間稼ぎができるから便利だわさ。ああいうルームでフィールドが欲しいだわさ。生産系と植物系の要求を満たせるだわさ。」
「ああ、でそのダンジョンで計算して、こっちの売りたい金額の位置近くに宝箱を置いておき、石武器とかを置いておく。って事だ。DPの儲けがあればこっちは無制限で作れるからな。であんたらは
戦闘訓練と武器を手にして、俺はDPとモンスターデータ、そして、建築の実験データをもらう。」
紙もないので、買い付けた木炭を使い、木の板に説明を書いて説明していく。
「オーブもつけて欲しいだわさ、特に魔法系だわさ。」
「生活でいいか?」
「4属性は欲しいだわさ。ただ、金額はお任せするだわさ。流石にこれは王に言えないだわさ。」
「分かった、付けよう、あんたも魔法が使えるのだろう?」
「土でゴーレムが作れるなんて知っていれば、土優先しただわさ。兵士はそれくらい足りないだわさ。」
「じゃあ、何がメイン兵器だったんだ?」
「ガチャで引いたゴブリンとエルフだわさ。エルフは水で回復がメインだから、生存率上げるだわさ。ゴブリンは中級だから、それなりに強いだわさ。レベルも上がるだわさ、職業付きの生産も容易いだわさ。」
「鳥は?」
「育ててるだわさ、ランナーバードと、レッグダンサーを育ててるだわさ。コカトリスが条件満たさないだわさ。スフィネルスピアーとか言う蛇が足りないだわさ。あんたは?」
「鳥はオウル、ハミングバードだな。上手くいけばホークもいけそうだ。」
「は、オウルなんてあっただわさ?」
「職業付きの夜目。というか…ないのか?」
「ないだわさ。」
「ハミングバード×20だぞ?」
「何その条件。」
やばい、これは藪蛇だ。
「モンスターの進化条件に”同種族×幾つか”とか”種類の違うモンスター幾つか”が条件の場合もある。なので、小隊か中隊規模でモンスターは運用したほうがいい。条件の一部でも満たさないと表示が成立しないモンスターがある。」
「初めて知っただわさ。」
「後、ファクター^専用進化もある。そして数が欲しいファクター進化もある。」
「という事は鳥も何かあるだわさ?」
「鳥に何かあるだろうな…。俺は家だからな、ペット系になる。ドック、キャット、ピッグとかだな。」
その言葉に鳥海とジャンが立ち上がる。
「ペット出せるのか?」
「ああ、キャットは捜索中だ。後、ミニチュアドックという小型犬も出せるな。」
「ペットショップやるだわさ!命令だわさ!」
思いっきり鳥海さんがこっちを指さす。そんな血相変えるなよ。
「やるか!」
「知らんな、女の子のモフモフ欲を、このためだけに俺とか、ペット飼う話が家内から出たんだぞ、」
「そうだわさ、そんな可愛い犬があるならば王侯貴族にはやらせて、ムーブメント起こせるだわさ!」
「…知らん。確かにペット同居は家を立つ時に言われるが…。少しやってみるか。」
そう言えばウルフの10レベルはいっぱいあり、その上転職後のモンスターは前の素材として活用可能だから、進化させても文句がない。そして、10になったこっちの進化用の部隊はもう確保済みだ。
ドックに進化・・・。
「なんだこれ?」
『ドックは犬の種類を選択できます。ほぼ性能が変わらない範囲で、普通券のサイズ内の犬の種類124種類から選択できます。トレードではこの種別一種類ごとになります。』
この言葉を聞いた鳥海さんの目が…怖いくらい血走った。
「よこせだわさ!お前にそれはもったないだわさ!私が大切に育てるだわさ!」
「待て、交渉とか全部なくなってるぞ。」
「とりあえず秋田犬で。後ミニチュアは?」
『小型犬78種の中から選択できます。チワワ、プードル等が入ります。』
「うがー!」
「待て、大臣、そこで暴れるな!動物スキーはわかるが!タミさんも手伝え!このままだと理性が崩壊してる。」
ジャンが思いっきり鳥海さんを押さえつける。もはや暴走に近い形になっていた。
「わかっただよ。」
二人でテーブルに鳥海さんを押し付ける。
「ペットとモフモフ生活ぅ・・・。」
「大丈夫か?:
井原は平然としているが、タミさんとジャンで鳥海を抑え込んでいた。あれ?何かやっちゃいました?
「…なんかすごいな…。」
「それを合体材料に使うなんてもったいない。」
ジャンも真顔でこっちを見てくる。
「そんなにか?」
「安全な獣は動物の生態教材として最適だわさ。また、可愛いペットはそれだけで存在価値があるだわさ。これなら家を取ればよかっただわさ。家でペットとウハウハ生活でいいだわさ。」
涙目の鳥海さんだが…。残念な人に見えてきた。
「と、とりあえず分かっただわさ、あとでカタログ送るだわさ、ドック召喚時に選択できるのは本当だわさ?後で絶対寄こすだわさ。」
「約束する。」
「後は行商隊だわさ、これは実は首都にあんたが来れると思わなかっただわさ。だから、王様と話して、証書出して、命令出しておくだわさ。で、よければ武器、防具をDP製でいいから出すだわさ。」
「わかった。」
「鑑定から算出される価値の2倍で買うだわさ。軍備はどうせ、魔王国と戦う際に欲しいだわさ。それ以外にダンジョンで算出するならそっち専用デザインで欲しいだわさ。で、しばらくは兵士の練兵所として使うだわさ。ただ中立スポナーで欲しいだわさ。」
「なんかあるのか?」
「あるだわさ、私が趣味でモンスターを外に放しているだわさ。主に動物だわさ。」
「生体系って言葉を…。」
「それは知っているだわさ。益獣に限ってやっているだわさ。でもここで問題が出てきただわさ。中立スポナーはモンスターが死ぬとお肉が出るだわさ、けど、味方スポナーは魔石が出るだわさ。で、素材が欲しいなら中立スポナーにいしないといけないだわさ。魔石の活用法がないために今は中立スポナーにしてほしいだわさ。」「
「ふむ…問題があるな、それも。」
「そうだわさ、そこが問題だわさ。」
「どういうことだ?」
「スポナーは基本ダンジョンモンスターでないから、維持に食事が欲しいんだ。だから、ゴブリンの洞窟をスポナーで作るなら、そこに狩られる中立の”餌スポナー”が欲しいんだ。そしてその餌の動物用のスポナーも欲しい。」
さらに言えばその餌用の”植物スポナー”も欲しい。その為3種だと、生態系を作っての限界は1種類だけになる。なので、スポナー上限というのを購入しないとモンスターはスポナーだけで、追加で発生させれない。モンスターを領域に放つのは”生活環境”というのがそろっていて、育成が楽だというのもある。育った餌を自分たちで狩ればレベリングにも壁警備員としてモンスターの配備も可能だ。レイド要因にもなる。なので、外にモンスターを放つ方が、効率的にそして安く色々育つ。
「管理はどうする?」
「それも問題だわさ。」
「話が見えん。」
「中立スポナーは発生させてもダンジョンの管理を受けない。だからどうやって外に出さないで、かつ中立でいさせるかって事だ。出せば動物の反乱だけでも町が混乱するぞ。」
「あ…。」
ダンジョンは出入り口があるだけで、よく迷宮型が1Fにあるのは、2Fとかのフィールド型からくる内側の中立モンスターを抑える防波堤の役割があるという。そう言う説がある。外に出て暴れられると自分の中で取れる”餌”が減るためだ。
「それに草や木は”生物”だからダンマスが発生できないだわさ。フィールド型の作成は困難と言われているだわさ。だからそうなると石床で獣系ってなると、今度は動物の寿命が凄く短いだわさ。主に爪が石床でボロボロになって痛いだわさ。」
「色々課題があるんだな…。」
「フィールド型の需要か…。」
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