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第2章 村と街とダンジョンと

第55話 次の道は交易と外交 

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「ではあなたは…。」
 ジャンを見つめる、予想はできたが、予想以上の大物だった。飛行機のパイロット。
「ああ、こっちで生まれたが、大方井原も記憶がある、異世界人としてのな、あの水は異世界の飲み物だ。俺もあれは好きでな、特にストレートが好きだ。」
「それで飛びついたのか…ダンマスは生活の快適性の関係で”思い出召喚”という機能がある。DPを払えばその文化の物を召喚できる。但し、収益が欲しい。その為に拡張していた。また、防衛もいずれ、もっと強力なモンスターも作れる。但し…」
『7レベルから、ダンジョン閉鎖機能と、スロット拡張も可能となります。但しユニークが一枠500万、通常が100万となりますとなります。』
「ダンジョン閉鎖は初めて聞いたぞ。」
『はい、これは本来推奨されません。これを用いる事で飛び地領域が可能となりますが、閉鎖の条件は”コアルーム以外自分が所有するすべてのダンジョンが存在していない”です。この時コアを運び、移動することが可能で、しかも維持費”一日100DP”が欲しくなります。またモンスターはしまう事が出来ますが、展開は不可能となります。』
「もう一つのスロット拡張は?」
「モンスターの枠を購入して拡大が可能となります。最大ユニークが10、モンスター枠が100、ストックが50となります。が一枠ユニークが500万から一枠飼うごとに2倍。となります。ストックは300万スタートとなります。」
 今回は、ジャン、モアレ、ポアン、オウル達がいた…村長の館にいた。一度敵がダンジョンに入ると俺達は入り口が一個の関係でここで待機して待つしかない。で、モニター機能はどうも”光魔法”のレベルが欲しいらしく、内部は見れないし、報告のボイスのみだが。ううふぇたちが、こっそり連中の跡をついていき、始末することになっている。流石に村人に許可は取ってあるし、あれを生かして住人にするのは俺達にいらぬトラブルしか来ないだろう。相手を守るのは義務ではない。
「手は差し伸べても払うならッて・・・事か…。」
「そうだよ、イーハはいい人だよ、」
「ホッホッホ。これからどうしますかな…。」
「村の拡張のみで実は南の町、連中の地震の根拠であるメッチャングの町はもう領域化できるようにして、囲んである。で、どうも建築しておいたので、ゴーレム車が目立つのを除けば、もう2週間で交易隊を出すことができる。が、連中の事を思い、最初は行商のみにして、道路を整頓して荷車を出すことで何とかするつもりだったが、ないなら、ゴーレム車を持ち出せばいい。驚かれても賞品を出して地道に交渉すればいい。ただ、交易隊はウルフェ達護衛隊にさせるつもりだった。」
「それにしても…。」
「モアレたちは今まで通りでいいし、それだけいい皮ができるなら、ソファーも作れるだろう。」
「ソファー?」
「皮の内部にその抜いた毛を突っ込み反発罪とすると、ふんわりした座り心地になる。少し待て…これでいいな、購入。」
 みんなの前に出てきたのだ”応接室のソファー”だ。
「異世界の椅子であるソファーだ。座ってみるといい。」
「柔らかいぞこれ!これ!」
「今の皮j技術だともっといいものができる。だからこそ、木工をやる者と皮を作る者に分かれてこれを作って売ればもうかるのではないか?」
「確かにこっちにはこういう柔らかい…ベットは作れないのか?」
「布が実はない。」
 村人の服は皮をけだけ向いて作った服で、簡単な貫頭衣だった。これはSNS咆哮句でも布の販売がないためだ。
「布?」
「葉を糸にして作る衣類だな。布と呼ばれる、が、俺は建築家で、衣類の作業もない…それに…。」
 そう、村に実は衣類関連の人がいない。なので、作るにしても糸迄完成しないといけない。
「糸か…。」
「糸?」
「鎧に使う糸ならいいんだが。これより細いのは無理だろ?」
「だろうな…。」
 鎧を作るに欲しい技術に皮を鎧に固定する糸も必須技術となる。それはあるにはあるが太く、頑丈に作るのが通例だ。ついでにメッチャングの町を観察しても服は皮の服が限界だった。
「…すまない…君たち二人にはオブサーバーを頼みたい。」
「どうした?急に。」
「今度は君たちの意見も聞きたい。…帝国からだ。」
「急にどうした。」
「ああ、ダンマスにはダンジョンバトルで”交渉”も可能なんだ。そこで連絡も取る。で、同駅者に関係者は入れる。で君たちを呼んで…知恵を借りたい。」
「話が見えないぞ。」
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