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第一章 流れ者の村

第2話 計画的異世界転移ダンジョンマスター生活

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 次に目を覚ましたのは洞窟の中…そしてそこから火の光がさす。だろうな、起きて5分、頭が回らない中で、確認できる状況はこれだけだ。

 井原忠弘のダンジョンマスタールール
一蓮托生        コアが破壊されるとマスターも死亡する。
専属契約        マスターはダンジョンとダンジョン領域の外に出ることができない。
コア自立         自意識、能動行動あり、命名権あり 性格=スキル(3D精密測量)付秘書(1000DP)
ダンジョン実体化     ダンジョンは現実にあるものを使う、DPによるルーム設定変更DP2倍、フィールド、ランダムフロア禁止 直掘り拡張あり。
ファクター:アリ     ファクターを初期から選択。その影響を受ける。
ダンジョン侵入者アラーム ダンジョンに入ってきた侵入者があるとアラームが鳴る。アラーム範囲設定可能、侵入者受動鑑定機能あり。
ガチャ あり       現在 100DPガチャまで 
モンスターガチャ 100DP 1000DP
アイテムガチャ 100DP 1000DP   
アイテム思考リスト上級  アイテムリストにマスターの記憶にあるアイテムが登録済み
初期容量        ユニーク最大5 ユニット50体迄。ストック10体 
                                   小隊編成、中隊編成あり、単独種族編成のみ。
眷属化         あり、お互いの同意時(非状態異常時のみ)
眷属契約可能(ユニークモンスター化する)ソウルレベル3まで可能。
トラップ        現在登録数0
事前交渉    最初に自信のスタートの半額を払う事で選択、交渉内容及び事前の情報を取得済み。
下位種族スタート     ダンジョンルールおまけ一つプレゼント、(アイテム思考リスト上級)
ダンジョン内清掃システムあり、ダンジョンならどこでもアイテム回収、死体回収(インターバル30分) 

 コアらしき・・・丸い玉を見つめると少し光った気がする。
「おはようございます。マスター。私はコアです。」
「おはよう。そして、ここは?」
「あなたのダンジョン”井原建築事務所”です。」
 これは転生する際にせっかくだからと、ダンジョンの名前を決めておいたのだ。そして、この何もない…石さえもないこの洞窟こそスタート地点であり、僕の根城だ。でもコアの声が心なしか女性に聞こえる。確かに秘書と言えば女性だが。
「説明は宜しいでしょうか?聞きたいことは?」
「現在位置は?」
「はい、ここは、流れ者の村の西部にして大森林南部。迂回する一角の南部にある。森林となります。」
 よし、思った通りの場所だ。ここは確か、その近くの洞穴で生まれたばかりのランダムダンジョンが変化したはずだ。
「周辺マップは?」
「ありません。現在領域がないので、マップ表示機能は使えません。」
 これも聞いた通りだ。ダンジョン領域を取得すると周囲を画面で見る事ができるが、購入するまでは見えない。
「ダンジョン領域…。」
 ダンジョン領域はダンジョンの外部にアクセスできるただ一つの手段だ。そして、これを侵入者とかを撃退しDPを稼ぐのがダンジョンマスターだ。但しいくつも聞いた中で怪しい事がある。
「はい、現在はDP5000でございます。その代わり事前知識として神様に質問を行い、知識を得たはずです。本来は初期DPは1万です。」
 そう、神様と交渉を行い購入した権利はこの”事前知識”だ、その中には大陸の国の状況や”スタート時に設定された”大陸のデータがある。そしてそれはさも”古い年月”かかって作ったように見えるが、それ毎全て神が作った、ダンジョンマスターの為の舞台。それがこの森林がメインの大陸だ。ついでに隣には”荒野と砂漠”がメインの大陸や”平和な国家”がメインの大陸がある、そのうち平和がメインの大陸には勇者がいて、ダンジョンは厳しい環境にある、勇者はすぐ来るし、今まで10ものダンジョンマスターが潰されたのは、その平和な国でのダンジョンマスターだ。ただ、存在も確認して、いるのはわかっているが、怪しい。隠れていると思うが、どうやって生きているのか、全部怪しい。まあ、ともかく私はこうして生まれて来たのだ。
「まずは村が近いはずですし、防衛を…。」
「いや、先にダンジョン領域を買い付ける。その為に僕はこの立地にしたんだ。君の為でもある。」
「はい?」
「まずはそうだね、、村が東と言ったね。」
「はい、登録された情報だと村の西の洞穴にあります。」
「まずは周辺直線にして1km、領域を購入。」
「はい、購入しますが、防衛は?」
「一応先に相談して決めてある。」
 私の目指すダンジョンに欲しいのはまず木材、そして工具だ。僕はまずここで、ログハウスを建てる。そして、村を作る。ダンジョンの知識として、怖いモンスターがいるという知識がある人間がこの世界のほとんどだ。そう作られたらしい、その知識が私にある。

名前:井原忠弘
種族:ウルフLV1
職業:ダンジョンマスター:家LV1
HP:30
MP:40
STR:4
VIT:12
INT:34
MID:12
AGI:32
MAG::4

スキル:建築学LV1、土魔法LV1、超触覚LV1、変身LV1、集中LV1、統一言語LV6
身体特徴:牙LV1、爪LV1
ファクター:家 (建築関連のDP半額、その他のDP消費2倍)
称号 建築家、ダンジョンマスター、TRPGマスター経験者、シナリオテイラー、一級建築士、冷静沈着。異世界からの来訪者

建築学LV1(学問系) 建築関連の技法知識がある、INTジャッジ成功で思い出す。上位学術系スキル  必要DP124万DP 
超触覚LV1(特異系) 皮膚の触角が優れ、皮膚接触や空気感知で有利になる、気配感知可能。 必要DP 4000DP
変身LV1(特異系) 指定した外見一つに変身できる。必要DP 10000DP
集中LV1   (特異系)次に行う行為の効果+40% 前動作に集中に10分を必要。 必要DP 2000DP

TIPS:イヌ科の生き物で、犬の祖先と呼ば絵れる動物。森林での狩りを好み、集団で群れる特性がある。異世界人が飼いたい動物のトップで戦闘系である。イヌ科の為か、肉球と嗅覚に優れる。その分においに敏感で、また餌も独特、肉は基本”血”で水分補給と栄養補給を行うので、ほどほどの生肉が一番の好物。ちゃんと世話してダンジョンを守ってもらおう。
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