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温泉の中の金と銀
みんな大好き温泉という癒しスポット
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荷物を置いた皆は早々に風呂の支度を終えて旅館にある温泉へと直行した。廊下をわたり温泉への道を看板通り進んでいるのだろうが大地は文字が読めないのでこの道は覚えておく必要があるだろう。
のれんの前に着くと看板のようなものが立て掛けられていた。その看板を境に左に青いのれん。右が赤いのれんが掛けられている。
こうしてどちらが男湯でどちらが女湯かわかるのはありがたい。文字が読めないってこう言う時に弊害が出るんだよな。
「ん?どうしたフルネール?」
フルネールが看板の文字を読んで立ち止まったまま動かない。その様子を不思議に思って大地は声をかけたのだが反応は薄かった。
「え、ええ……。いえ、大丈夫です」
何が大丈夫なのか全くわからない。その返答に文字が読めない大地としては不安になるばかりだ。
「あー、こっちは男湯じゃないかとかか?」
「いえ、男湯ですよ。ただ、たまにモンスターが温泉に入りにくるから刺激しないことって書いてあるんです」
フルネールはそれだけ言うと「それじゃあまた後で~」と手をひらひらさせて赤いのれんをくぐって中へ入っていった。
モンスターが出るくらいでそこまで固まるか?とも思ったが丸腰で出られたら確かに嫌だな。と思い直した大地は皆と別れて青いのれんをくぐって脱衣場へ入る。
かごの中へ脱いだ衣服を入れていざ温泉へ!
大地達と別れたフルネール達は脱衣場に足を運んだ。いち早く脱ぐ場所を決めたシャーリーが上機嫌に身に纏っている衣類をスルスルと脱いでかごへと入れていく。
「温泉は久しぶり何ですよね」
シャーリーが楽しそうにそう呟くといち早く反応したのはフルネールだった。
「入ったことあるだけ羨ましいです。私はこれが初めてなので……」
そんな話を始めると隣で同姓とはいえ人の前で衣服を脱ぐのを躊躇っているリリアが顔を出してきた。
「えへへ。実は私もなんです……」
それに食いついてきたのはクラリスだ。
「んー?リリア様はクルス王子やアーデルハイド王女と来たりはしないんですか?」
「はい。人前で脱ぐなんて恥ずかしいというのもあるのですが……聖女の私が温泉でゆっくりしていいのかも迷ってます」
今だに服へ手を伸ばさないリリアにすでに脱ぎ終わったメリナが後ろからギュッとリリアを抱き締めた。
「リリア様は少し考えすぎなんですよ。頑張るときは頑張る。遊ぶときは遊ぶ。それでいいじゃないですか」
「私も同感ですね。リリアちゃんはもっと楽しむべきです」
フルネールがリリアの前に来て膝を曲げて目を見て優しく微笑んだ。
「メリナさん。フルネールさん……」
二人の言葉に感動しているリリアに今がチャンスだと二人の目が光った。
「と言うわけでー!」
「リリアちゃんも脱ぎ脱ぎしましょうねー!」
四つの魔の手がリリアを襲い始めた。
「ひゃっ。フルネールさん。メリナさん!じ、自分で脱ぎますからーー!!」
「日頃、グラネスがお世話になってるから今日は私がお世話しちゃうわ」
「リリアちゃんは一度私とお風呂に入ってますよね?あの添い寝した次の朝に……」
リリアが取っている宿の専属メイドであるハンナに誤解された朝、その話が一段落したときの話だ。
「あれは……フルネールさんだけでしたし……」
顔を赤くして両手の人差し指を自分の前でツンツンと合わせながら言うリリアをフルネールは「それなら大丈夫ですね!」と言って再びメリナと共同作業で服を脱がしていく。
「まだお風呂に入らないのかしら?」
既に服と羽衣と下着を脱いだレヴィアがその衣類を雑にかごに入れながらフルネール達を見ていると、シャーリーがレヴィアの衣服を一度取りだした。
「レヴィアちゃん。服はたたんで入れてあげないと可愛そうだよ?それともレヴィアちゃんはこの服は嫌い?」
そう言ってシャーリーはドレスがシワにならないように綺麗にたたもうとするとレヴィアは「嫌いじゃないわ。あの、教えてくれないかしら?」と手を差し出してくる。
そんな素直なレヴィアがSランクモンスターのリヴァイアサンだと言うのだから少しおかしくなりクスクス笑った後、「いいよ。それじゃあたたみ方を教えてあげるね」と言ってレヴィアの斜め後ろへ移動して教え込んでいく。
残されたクラリスはフルネール達の奇行を無視してシャーリー達に目を向けた。レヴィアが教わりながら畳んだ服を見て「レヴィアちゃん上手だね」等と一言褒めるとレヴィアは少し嬉しく思うのだ。
ようやくリリアは悲鳴と共に服を脱ぎ終えて少し大きい布で体を巻き付けたあられもない姿になり、銭湯を楽しむ準備が整ったのだ。
※尚、リリアの服はフルネールが完璧にたたんでかごへ入れていることも記載しておこう。
シャーリーが一番最初に脱衣場から露天風呂へと足を踏み入れた。その広さや解放感から感想を漏らす。
「わあぁ。ひろーい!」
続いて入ってきたフルネールが直ぐに男湯と女湯を隔てるかなり高い柵へ視線を移した。
「これ、男湯と繋がっているんですね」
「本当ね。今、グラネス達も入ってるのかしら?」
「お空が見えるお風呂?」
「リリア様。隠れてないで一緒に入ろうよ」
「きゃ。クラリスさん手を引っ張らないで下さい……」
各自が感想を漏らしながら温泉の中へチャプっと片足ずつ入っていく。慎重差により肩まで浸かれる人とそうでない人がいるが温泉の暖かさでホッとして肺の空気を吐き出したり、両手の指を絡ませた後に腕をあげて背伸びをしたりと各自の日頃の疲労を癒していく。
「気持ちいい……リリアさん。初めての温泉はどうですか?」
温泉から肩がでてしまっているのを気にせずにシャーリーは隣の首だけをだしているリリアへと聞いてみた。
「何時ものお風呂とはやっぱり違うんですね」
自分の前で手を皿のようにして湯を掬い上げて眺めながらリリアは答えた。
「リリアちゃん!今となりでダイチさんが入っていますよ~?声かけてみますか?」
「え!?い、いえ!!そんなはしたないこと出来ませんよ!」
「ふふ。照れちゃって可愛いですね!でも、大地さんとお喋りしながらお風呂はいれるんですよ?」
その途端、クラリスが隣にやって来た。
「やっぱり隣って男湯と繋がってるんですね。それなら私が声かけてみない?」
「え!そ、そんなことしたらダイチさんが困っちゃいますよ!わ、私はやりません!」
そう言ってリリアは恥ずかしさからかトプンと音を立てて顔まで湯船に浸かるのだった。
のれんの前に着くと看板のようなものが立て掛けられていた。その看板を境に左に青いのれん。右が赤いのれんが掛けられている。
こうしてどちらが男湯でどちらが女湯かわかるのはありがたい。文字が読めないってこう言う時に弊害が出るんだよな。
「ん?どうしたフルネール?」
フルネールが看板の文字を読んで立ち止まったまま動かない。その様子を不思議に思って大地は声をかけたのだが反応は薄かった。
「え、ええ……。いえ、大丈夫です」
何が大丈夫なのか全くわからない。その返答に文字が読めない大地としては不安になるばかりだ。
「あー、こっちは男湯じゃないかとかか?」
「いえ、男湯ですよ。ただ、たまにモンスターが温泉に入りにくるから刺激しないことって書いてあるんです」
フルネールはそれだけ言うと「それじゃあまた後で~」と手をひらひらさせて赤いのれんをくぐって中へ入っていった。
モンスターが出るくらいでそこまで固まるか?とも思ったが丸腰で出られたら確かに嫌だな。と思い直した大地は皆と別れて青いのれんをくぐって脱衣場へ入る。
かごの中へ脱いだ衣服を入れていざ温泉へ!
大地達と別れたフルネール達は脱衣場に足を運んだ。いち早く脱ぐ場所を決めたシャーリーが上機嫌に身に纏っている衣類をスルスルと脱いでかごへと入れていく。
「温泉は久しぶり何ですよね」
シャーリーが楽しそうにそう呟くといち早く反応したのはフルネールだった。
「入ったことあるだけ羨ましいです。私はこれが初めてなので……」
そんな話を始めると隣で同姓とはいえ人の前で衣服を脱ぐのを躊躇っているリリアが顔を出してきた。
「えへへ。実は私もなんです……」
それに食いついてきたのはクラリスだ。
「んー?リリア様はクルス王子やアーデルハイド王女と来たりはしないんですか?」
「はい。人前で脱ぐなんて恥ずかしいというのもあるのですが……聖女の私が温泉でゆっくりしていいのかも迷ってます」
今だに服へ手を伸ばさないリリアにすでに脱ぎ終わったメリナが後ろからギュッとリリアを抱き締めた。
「リリア様は少し考えすぎなんですよ。頑張るときは頑張る。遊ぶときは遊ぶ。それでいいじゃないですか」
「私も同感ですね。リリアちゃんはもっと楽しむべきです」
フルネールがリリアの前に来て膝を曲げて目を見て優しく微笑んだ。
「メリナさん。フルネールさん……」
二人の言葉に感動しているリリアに今がチャンスだと二人の目が光った。
「と言うわけでー!」
「リリアちゃんも脱ぎ脱ぎしましょうねー!」
四つの魔の手がリリアを襲い始めた。
「ひゃっ。フルネールさん。メリナさん!じ、自分で脱ぎますからーー!!」
「日頃、グラネスがお世話になってるから今日は私がお世話しちゃうわ」
「リリアちゃんは一度私とお風呂に入ってますよね?あの添い寝した次の朝に……」
リリアが取っている宿の専属メイドであるハンナに誤解された朝、その話が一段落したときの話だ。
「あれは……フルネールさんだけでしたし……」
顔を赤くして両手の人差し指を自分の前でツンツンと合わせながら言うリリアをフルネールは「それなら大丈夫ですね!」と言って再びメリナと共同作業で服を脱がしていく。
「まだお風呂に入らないのかしら?」
既に服と羽衣と下着を脱いだレヴィアがその衣類を雑にかごに入れながらフルネール達を見ていると、シャーリーがレヴィアの衣服を一度取りだした。
「レヴィアちゃん。服はたたんで入れてあげないと可愛そうだよ?それともレヴィアちゃんはこの服は嫌い?」
そう言ってシャーリーはドレスがシワにならないように綺麗にたたもうとするとレヴィアは「嫌いじゃないわ。あの、教えてくれないかしら?」と手を差し出してくる。
そんな素直なレヴィアがSランクモンスターのリヴァイアサンだと言うのだから少しおかしくなりクスクス笑った後、「いいよ。それじゃあたたみ方を教えてあげるね」と言ってレヴィアの斜め後ろへ移動して教え込んでいく。
残されたクラリスはフルネール達の奇行を無視してシャーリー達に目を向けた。レヴィアが教わりながら畳んだ服を見て「レヴィアちゃん上手だね」等と一言褒めるとレヴィアは少し嬉しく思うのだ。
ようやくリリアは悲鳴と共に服を脱ぎ終えて少し大きい布で体を巻き付けたあられもない姿になり、銭湯を楽しむ準備が整ったのだ。
※尚、リリアの服はフルネールが完璧にたたんでかごへ入れていることも記載しておこう。
シャーリーが一番最初に脱衣場から露天風呂へと足を踏み入れた。その広さや解放感から感想を漏らす。
「わあぁ。ひろーい!」
続いて入ってきたフルネールが直ぐに男湯と女湯を隔てるかなり高い柵へ視線を移した。
「これ、男湯と繋がっているんですね」
「本当ね。今、グラネス達も入ってるのかしら?」
「お空が見えるお風呂?」
「リリア様。隠れてないで一緒に入ろうよ」
「きゃ。クラリスさん手を引っ張らないで下さい……」
各自が感想を漏らしながら温泉の中へチャプっと片足ずつ入っていく。慎重差により肩まで浸かれる人とそうでない人がいるが温泉の暖かさでホッとして肺の空気を吐き出したり、両手の指を絡ませた後に腕をあげて背伸びをしたりと各自の日頃の疲労を癒していく。
「気持ちいい……リリアさん。初めての温泉はどうですか?」
温泉から肩がでてしまっているのを気にせずにシャーリーは隣の首だけをだしているリリアへと聞いてみた。
「何時ものお風呂とはやっぱり違うんですね」
自分の前で手を皿のようにして湯を掬い上げて眺めながらリリアは答えた。
「リリアちゃん!今となりでダイチさんが入っていますよ~?声かけてみますか?」
「え!?い、いえ!!そんなはしたないこと出来ませんよ!」
「ふふ。照れちゃって可愛いですね!でも、大地さんとお喋りしながらお風呂はいれるんですよ?」
その途端、クラリスが隣にやって来た。
「やっぱり隣って男湯と繋がってるんですね。それなら私が声かけてみない?」
「え!そ、そんなことしたらダイチさんが困っちゃいますよ!わ、私はやりません!」
そう言ってリリアは恥ずかしさからかトプンと音を立てて顔まで湯船に浸かるのだった。
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