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第一章 アーウェン幼少期
少年は義父の凄さを少しだけ知る ②
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「のですが……残念ながら私は閣下とは相性が悪かったらしく、閣下が掛けて下さる強化魔力に酔ってぶっ倒れて……まあ、他にも身体強化魔力を少しだけ使える者と組めたのですが……それが、ルアン伯爵家のご息女ジェナリー・アミエナ嬢で、私は彼女に求婚されて婿入りしたんです」
「ああ!彼女は『女だてらに』という言葉を出された瞬間に、言った奴をぶっ飛ばすような豪快な女性だったな!勇ましく美しかった。あの『私がお前を強くしてやる!お前に否はあるか?!』というのがプロポーズだったとは、本当に結婚式を挙げるまで信じられなかったよ」
「私もです。むろんどちらの意味でも『否』はありませんでしたよ。あり得ませんでした。彼女に強化の魔術を掛けられた時の高揚感は、間違いなく『人生の伴侶はこの方だ』という確信そのものでしたから」
ニコニコと笑って臆することなく惚気るログラスと、懐かしそうに思い出を話すラウドが本当に楽しそうで、アーウェンはギュッと胸を掴まれるような苦しさを感じる。
サウラス男爵は──父は、こんなふうに楽しそうに話をしていたことは、あっただろうか。
あったのかもしれない。
けれど、アーウェンがその場にいることはなく、たとえひとつ上の兄の側にいる時でも、父は片頬を上げて口を歪めるだけの笑みを浮かべるだけで、声を上げて笑っているのを見たことはなかった。
その顔は醜くて暗くて、全然気持ちよさそうではなかった。
「………さま」
「うん?どうした?アーウェ……」
「父様……オレ……うぅん……あの、ぼ、ぼくは……ここにいても、いいの?」
「そりゃあ…当たり前……って、アーウェン、お前は自分のことを『俺』と呼んでいるのか?」
「え…は……は、い……」
アーウェンが尋ねたのとはまったく違った方向から、ラウドが逆に聞き返してくるのに素直に頷いた。
「ほぅ……そうか……リグレは小さい頃から『私』と言うように躾けられていたからな。そうか…そうか…私の義息子は、自分のことを『俺』と呼ぶのか……そうかぁ!よぉし!乾杯だぁっ!!」
ラウドの掛け声で、離れて座っていた人たちも合わせて一斉に乾杯をしあう。
理由なんて、どうだっていい。
今が楽しい。
美味しい物がある。
飲みたい仲間がいる。
次々とアーウェンには関係のないことで乾杯の声が上がり、椅子やテーブルが片付けられ、大道芸が始まる。
シュッと微かな破裂音が聞こえた気がしてアーウェンがそちらに視線を向けると、バチバチと激しい音と共に弾ける光が石畳の上から噴き出した。
「ウッ…ウワァァァ──ッ?!」
てっきり何かが爆発したのだと思って、アーウェンは慌てて横に座るラウドに抱きつき、顔を背ける。
「……アーウェン?そうかと思っていたが、やっぱり花火は初めてか?」
「……え?」
「大丈夫だよ。ほら、見てごらん」
頭を背中を優しく撫でられ、ラウドに促されるままそちらを向くと、眩しいだけの火花はシューッと激しい音を立てながらも今度は赤色に輝き、次に緑色になり──だんだんと小さくなって消えてしまった。
「あれは地面に置いて火をつけるタイプの花火だ。近寄れば火傷の恐れがあるが、こうして見てる分には綺麗な物だよ」
「……はい……ごめんなさい……」
「いや。お前を驚かせたくて、設置されるのを黙っていたのは私だからな。ほら、もうひとつあっちでも点けるぞ」
今度はしっかりと点火するところから見ていたからアーウェンは声を上げなかったが、やはり近くにいた子供たちは火花が高く立ち上るとキャーッと大声を上げる。
それはアーウェンのような悲鳴ではなく、楽しんでいる声だ。
「ほらね?みんなああやって声を上げてびっくりしたり、楽しんだりしているんだ。謝る必要はない。怖かったら怖いと言えばいいし、悲しかったら悲しいと言えばいい。欲しかったら『ちょうだい』と言って、もらったら『ありがとう』と言えばいいんだ。もちろん、本当に悪いことをしたらその時はしっかり反省して『ごめんなさい』と言いなさい。言わなかった時は、父や母、そしてターランド家にいる大人たちがちゃんと怒って教えてやろう。お前はまだ学ぶ時だ。そして、最も大切なことは、今はカラが持つ果実水を飲んで、次は何を食べて、エレノアたちへのお土産を何にしようかと見に行くことだ」
ラウドがアーウェンに言い聞かせるのを、ログラスや配下の者たちは怪訝そうに見つめているが何も言わず、ターランド伯爵家の護衛たちはただ慈しむようにふたりを眺めている。
ひとつの花火が終われば、また違う場所で花火が点けられ、消えた場所ではパントマイムやマジックといった大道芸の他、素朴な身なりをした若い男女が手を取って四名ほどの楽師が演奏する音楽に合わせて踊り始めた。
その人数はだんだんと増え、ついにはすべてのテーブルと椅子が屋台のそばまで引っ込められて、丸く組まれた石畳の上に規則正しく並んだ男女の列が揃ってダンスを始める。
「ああ!これから、我がデビニアン町伝統の組ダンスが始まりますな。先ほど婚姻式を終えた家族が加わりましたから、その宴ですよ」
ログラスが示すと、白っぽい布に様々な模様と花を象った華やかな衣装を着た男女が中心にいて、向かい合って手を取った。
ゆっくりとしたステップで中心から渦を巻くように外側へと踊り動く。
そして見ている人たちみんなに顔を見せるように一周すると、外側でペアとなっている男女が一斉に同じ方向へ回りながらスカートをひらめかせ、同じ動きで回り、ステップを踏んで動き出した。
「うわぁ………」
今まで練習のためのダンスすら見たことのないアーウェンは、その動きに目を奪われ、うっとりと見つめることしかできない。
だがその眼差しは、先ほどのラウドたちが楽しく笑っている場所から去らなくてはいけないのではいうおどおどしたものではなく、美しい物を見て感動する子供らしい輝きしかなかった。
「ああ!彼女は『女だてらに』という言葉を出された瞬間に、言った奴をぶっ飛ばすような豪快な女性だったな!勇ましく美しかった。あの『私がお前を強くしてやる!お前に否はあるか?!』というのがプロポーズだったとは、本当に結婚式を挙げるまで信じられなかったよ」
「私もです。むろんどちらの意味でも『否』はありませんでしたよ。あり得ませんでした。彼女に強化の魔術を掛けられた時の高揚感は、間違いなく『人生の伴侶はこの方だ』という確信そのものでしたから」
ニコニコと笑って臆することなく惚気るログラスと、懐かしそうに思い出を話すラウドが本当に楽しそうで、アーウェンはギュッと胸を掴まれるような苦しさを感じる。
サウラス男爵は──父は、こんなふうに楽しそうに話をしていたことは、あっただろうか。
あったのかもしれない。
けれど、アーウェンがその場にいることはなく、たとえひとつ上の兄の側にいる時でも、父は片頬を上げて口を歪めるだけの笑みを浮かべるだけで、声を上げて笑っているのを見たことはなかった。
その顔は醜くて暗くて、全然気持ちよさそうではなかった。
「………さま」
「うん?どうした?アーウェ……」
「父様……オレ……うぅん……あの、ぼ、ぼくは……ここにいても、いいの?」
「そりゃあ…当たり前……って、アーウェン、お前は自分のことを『俺』と呼んでいるのか?」
「え…は……は、い……」
アーウェンが尋ねたのとはまったく違った方向から、ラウドが逆に聞き返してくるのに素直に頷いた。
「ほぅ……そうか……リグレは小さい頃から『私』と言うように躾けられていたからな。そうか…そうか…私の義息子は、自分のことを『俺』と呼ぶのか……そうかぁ!よぉし!乾杯だぁっ!!」
ラウドの掛け声で、離れて座っていた人たちも合わせて一斉に乾杯をしあう。
理由なんて、どうだっていい。
今が楽しい。
美味しい物がある。
飲みたい仲間がいる。
次々とアーウェンには関係のないことで乾杯の声が上がり、椅子やテーブルが片付けられ、大道芸が始まる。
シュッと微かな破裂音が聞こえた気がしてアーウェンがそちらに視線を向けると、バチバチと激しい音と共に弾ける光が石畳の上から噴き出した。
「ウッ…ウワァァァ──ッ?!」
てっきり何かが爆発したのだと思って、アーウェンは慌てて横に座るラウドに抱きつき、顔を背ける。
「……アーウェン?そうかと思っていたが、やっぱり花火は初めてか?」
「……え?」
「大丈夫だよ。ほら、見てごらん」
頭を背中を優しく撫でられ、ラウドに促されるままそちらを向くと、眩しいだけの火花はシューッと激しい音を立てながらも今度は赤色に輝き、次に緑色になり──だんだんと小さくなって消えてしまった。
「あれは地面に置いて火をつけるタイプの花火だ。近寄れば火傷の恐れがあるが、こうして見てる分には綺麗な物だよ」
「……はい……ごめんなさい……」
「いや。お前を驚かせたくて、設置されるのを黙っていたのは私だからな。ほら、もうひとつあっちでも点けるぞ」
今度はしっかりと点火するところから見ていたからアーウェンは声を上げなかったが、やはり近くにいた子供たちは火花が高く立ち上るとキャーッと大声を上げる。
それはアーウェンのような悲鳴ではなく、楽しんでいる声だ。
「ほらね?みんなああやって声を上げてびっくりしたり、楽しんだりしているんだ。謝る必要はない。怖かったら怖いと言えばいいし、悲しかったら悲しいと言えばいい。欲しかったら『ちょうだい』と言って、もらったら『ありがとう』と言えばいいんだ。もちろん、本当に悪いことをしたらその時はしっかり反省して『ごめんなさい』と言いなさい。言わなかった時は、父や母、そしてターランド家にいる大人たちがちゃんと怒って教えてやろう。お前はまだ学ぶ時だ。そして、最も大切なことは、今はカラが持つ果実水を飲んで、次は何を食べて、エレノアたちへのお土産を何にしようかと見に行くことだ」
ラウドがアーウェンに言い聞かせるのを、ログラスや配下の者たちは怪訝そうに見つめているが何も言わず、ターランド伯爵家の護衛たちはただ慈しむようにふたりを眺めている。
ひとつの花火が終われば、また違う場所で花火が点けられ、消えた場所ではパントマイムやマジックといった大道芸の他、素朴な身なりをした若い男女が手を取って四名ほどの楽師が演奏する音楽に合わせて踊り始めた。
その人数はだんだんと増え、ついにはすべてのテーブルと椅子が屋台のそばまで引っ込められて、丸く組まれた石畳の上に規則正しく並んだ男女の列が揃ってダンスを始める。
「ああ!これから、我がデビニアン町伝統の組ダンスが始まりますな。先ほど婚姻式を終えた家族が加わりましたから、その宴ですよ」
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