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【備考(補足)】8ページまで拝読
【見どころ】
少し名前のある人物が多めなので混乱する部分もあるかも知れないが、戦闘に臨場感のある物語。全体的に戦闘シーが多めで、戦争とは気が休まる暇などないのだという気持ちになる。設定が細かく、世界観は分かりやすい。そのうえ、善として悪魔と契約して天使と戦うというのは珍しいスタイルだと思われる。そして天使が得体の知れない恐怖があり、目的も分からず謎な部分も。その為、これからその部分が明かされていくのでは? という期待感もある。
そして行方不明となった人物ついても謎が多い。この物語は、それらがこれから明かされ、深みが出るのではないかと想像する。
何故彼女は、行方不明になったのか。起動しない宿天武装には何か秘密があるのでは? 主人公は人類を救えるのだろうか?
まだまだ謎の部分の多い物語。これからどうなっていくのだろうか。
あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか?おススメです。
【物語について】
臨場感のある物語だと感じた。天使の攻撃を受けてから50年後。ある姉弟の姉の戦う姿から始まっていく。生きるか死ぬか。仲間たちと連携を取り、戦っていく姿に緊迫感がある。常に味方が生き残るという物語ではなく、戦いの激しさが伺える。戦勝は綺麗ごとではないということを改めて感じる物語でもある。
プロローグでのメインとなるのはアマミヤ姉弟の姉。彼女の視点からは天使との戦争がどのようなものであるのか明かされていく。この物語は、正にサバイバル。一瞬でも気を抜けば待っているのは死のみ。悪魔と契約していても、無敵ではない。連携を取り、必死で人類を守っているのが彼らなのだ。しかしどんなに力を尽くしても失われる命がある。天使たちには情もなければためらいもないからだ。その中で、なんとか生き残った弟が本編の主人公。ある理由から悪魔と契約して力を手に入れようとするが、彼の契約した悪魔は”特別”なものであった。彼は人類を救う光となるのだろうか────?!
【良い点(箇条書き)】
・プロローグにあたる部分は、天使との戦いがどのようなものか分かる部分ではあるが、息もつかせないほどの戦いに次ぐ戦い。それは臨場感と生きることへの必死さを感じるものである。
・主人公は目的があり兵士を目指している。その強い意志を感じる。
・悪魔との契約が上手くいかなかった主人公が、力を求める経緯、心境の変化の部分の流れが良い。
・全体的に臨場感のある物語だと感じた。
・戦闘シーンが凄い。
・感情の表現の仕方が素晴らしい。人々の感情が生々しく伝わって来る。
・涙なくしては読めない作品だと思う。
続く
【簡単なあらすじ】
ジャンル:ローファンタジー
栄華、高度文明を築いた人類は、神に対する信仰心を失った。勝手ばかりする人類に失望した神は人類を滅ぼすために天使を遣わす。攻撃により虐げられ数を減らした人類だったが、そんな天使たちに立ち向かう者たちが立ち上がった。悪魔と契約を交わして。天使対人類の壮絶な戦いがここに!
【物語の始まりは】
この世界の状況説明から始まっていく。あまり見たことのないタイプの物語であり、攻めてくるのは天使、味方につけるのは悪魔である。序章一話に入ると、ある姉弟の話となる。姉は抵天軍の曹長。彼女の視点から戦場の様子などについて語られていく。果たして彼女は無事に帰還できるのだろうか?
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天使対悪魔という物語はよく見かけるが、悪魔を味方につけしかも信頼関係が築かれている形で、天使と戦うという物語は異色なのではないだろうか?
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22世紀を目前としたある日、神からの使いである天使が信仰を忘れた人類に神の言葉をつげる。それは破滅への一歩だったに違いない。天使の攻撃により数を減らした人類。彼らは細々と生きるしかなかったが、天使の攻撃を受けてから50年後、天使の支配を良しとしなかった者たちが立ち上がる。この時代が舞台である。
【主人公と登場人物について】
この物語は群像劇であり、序章一話目では女性の視点であることから主人公視点に入る前にこの物語の背景(世界観)などが明かされていくのだと思われる。
本編に入ると主人公視点となり、彼もまた姉と同じ道を目指すがその理由は違っていた。主人公の物語では兵学校から始まる為、人がどうやって悪魔と契約するのかも明かされていく。
続く