21 / 22
第21話 水晶洞窟
しおりを挟む
水晶に囲まれた洞窟。
まさにファンタジー世界、俺が求めていたダンジョンの世界だ。
薄暗い洞窟でぼんやりと輝きを放つ水晶は、例えるなら水族館のクラゲコーナーみたいだ。
試しに洞窟の壁に触れてみると、ひんやりと冷たい。それがあってか、洞窟内の温度も一層よりも涼しい。一層はもっとじめっとしていたからな。
「いいねえ、二層!! これでこそダンジョンだぜ!」
俺は改めて探索者という活動に敬意を表していた。本当ありがとう、泣いちゃう。
さてさてと周りを見回すと、ポツポツと他の探索者の姿も見える。
皆やっぱりそれなりの格好をしていて、大体は2人以上のペアで行動している。あれがパーティってやつか。
中には肩にユキが付けていたようなマジックアイテムを載せているような探索者もおり、配信っていうのが流行っているというのは本当のようだった。
正直、俺はあまり配信というのに興味はない。テンリミとしてゲームをしていたときも、何度か配信してほしいとかしてくれという提案をもらったことがあるが、俺は悉く断っていた。
そもそも配信するならゲームをしていたい。それに、見られてるってことは何らかの意見を常にもらい続けるということだ。めんどくせえアンチだの、狂信者だのが現れてストレスを感じたくないというのも大きい。
俺は俺のやりたいゲームを、俺のやりたいように最速クリアするって訳だ。
「装備的に初心者も居ますっと!! いやあいいねえ、夏休みって感じ! はは、可愛いねえ~すぐ死んじゃいそうだけど!」
「?」
少し離れたところで、茶髪のいかにもなチャラついた男がこちらをちらちらと見ながら、カメラに向かって1人で何かを大声で喋っている。
「つう訳で! 今日も行ってみま――しょうッ!! レッツゴー!」
そうして男は1人でケラケラと笑いながら、洞窟の奥へと消えていった。
「なんだ、ありゃ?」
バカにされたよな? 今。配信者か。
何ともまあ感じの悪ぃ奴だったな。ぜってえトキシックだぜ、あいつ。
とはいえ、俺は改めて自分の装備を見てみる。
「まあ……確かにこりゃあなあ」
装備は完全初期装備だ。装備を揃えたとはいえ、店の店主もこれは初心者装備って言ってたし、見る人が見ればそうなんだろうな。そりゃぱっと見は完全に初心者か。
と、そこまで考えたところで俺は大事な事実に気がつく。王と戦ったり、一層クリアしたり、昔からやってるゲームのようなもんだから慣れてると錯覚していたけど、そういや俺はまだ初心者だった。間違ったことは言われてねえ。
イレギュラーなルートだが、ジョブも手に入れたことだし、他のスキルとも合わせて戦い方にあった装備にアップデートしたいところだな。モンスターのドロップアイテムから作れたりするだろうし、その辺りの情報が欲しいな。
四層か……探索者のホームタウン。
「さて、あんなのは放っておいて、改めて今後の方針を考えるか」
俺の最終目的は、ダンジョンの完全攻略。そして、デュラルハンをはじめとする王たちをぶっ飛ばすことだ。
そのために必要なことは、レベル上げとスキル収集、そして実戦経験。
レベルと実戦経験は攻略していけば自ずと上がってくだろう。スキルは意図して集めてかねえと、俺に最適なものを逃しちまうかもしれないな。
どこかでスキル採集の会を開く必要があるか。何にしても情報だな。
やっぱ、最速で四層を目指すのが良さそうだ。そこで一旦腰を据えて、探索者としての強化を図る。装備更新もきっとそこでできる。
「うっし……そうと決まれば、二層もさくっとクリアするぜ!!」
新たな方針を立て、気持ちを新たにする。
そうして、俺はダンジョンの二層へと足を踏み入れた。
◇ ◇ ◇
「ジジジジジジ」
「おらぁ!」
大きく振りかぶり、クリスタルを身に纏ったヤドカリのようなモンスターを横一線吹き飛ばす。
ヤドカリはゴルフボールのように吹き飛ぶと壁にバウンドし、光の泡となって消える。
「ふぅ~結構硬えな、こいつら。これ以上の硬度になったら魔法スキルを使うしかねえか」
物理防御には魔法攻撃、これ鉄則。
とはいえ、またジートみたいな奴が現れないとも限らない。使い所は慎重にいかないとな。
そういや、ジートのやつはどうしたかな。まだ後続の初心者に絡んでるんだろうか。
胡散臭いおっさんだったけど、結局スキルの使い方も教えてくれたし、悪い人ではなさそうだった。ただ、本当に何が目的か分からなすぎるのが謎だったけど。
「まあ、ああいうタイプは考えるだけ思う壺か」
俺はブンブンと頭を振り、気を取り直す。
慎重に進み、しばらく進んだところの角を曲がると。開けた場所に出る。
するとそこには、さっきまで狩っていたクリスタルのヤドカリが大量に何かに群がっていた。
「な、なんだぁ? 餌場でもあるのか?」
にしては、あまりに何もないところに集まっている。道の真ん中だ。
水場ってわけでもなさそうだが……。
目を細め、じっとその辺りを見てみる。
すると、群がるヤドカリの間から白い脚がチラッと見える。
「あれ……人の脚……? まさか死――」
瞬間、その群れの放つギギギという異音の中からうめきく少女の声が漏れ聞こえる。
「お、お助け……」
クリスタルのヤドカリの隙間から、震えるように手が上がる。
「生きてた!? ちょっと待ってろ!」
仕方ねえ、あの数のやどかりに斬撃は間に合わねえ。だったら、あれしかねえだろ!
俺は右手を構える。
「ふっとべ!」
俺は闇火球を二つ、少女に群がるヤドカリへ向かって放つ。
それは見事にヤドカリへと命中し、囲んでいた大半のヤドカリを吹き飛ばす。
すかさず<突撃>で一気に詰め寄り、残ったヤドカリを剣で処理する。
あっという間にすべてを倒しきり、その場にはうつ伏せに倒れた少女だけが残された。
「おーい、大丈夫か?」
俺は少女の背中をツンツンとつつく。
いわゆる、地雷系ファッションをした金髪の少女。黒と青で統一された服装にスカート。髪はうなじの辺りでおさげのように結ばれている。
すると、震える手でガシッと俺の足首が掴まれる。
肌白いなあ、てか腕ほっそ……!
そして、小鳥の鳴くような小さな声が聞こえる。
「お、お水……」
まさにファンタジー世界、俺が求めていたダンジョンの世界だ。
薄暗い洞窟でぼんやりと輝きを放つ水晶は、例えるなら水族館のクラゲコーナーみたいだ。
試しに洞窟の壁に触れてみると、ひんやりと冷たい。それがあってか、洞窟内の温度も一層よりも涼しい。一層はもっとじめっとしていたからな。
「いいねえ、二層!! これでこそダンジョンだぜ!」
俺は改めて探索者という活動に敬意を表していた。本当ありがとう、泣いちゃう。
さてさてと周りを見回すと、ポツポツと他の探索者の姿も見える。
皆やっぱりそれなりの格好をしていて、大体は2人以上のペアで行動している。あれがパーティってやつか。
中には肩にユキが付けていたようなマジックアイテムを載せているような探索者もおり、配信っていうのが流行っているというのは本当のようだった。
正直、俺はあまり配信というのに興味はない。テンリミとしてゲームをしていたときも、何度か配信してほしいとかしてくれという提案をもらったことがあるが、俺は悉く断っていた。
そもそも配信するならゲームをしていたい。それに、見られてるってことは何らかの意見を常にもらい続けるということだ。めんどくせえアンチだの、狂信者だのが現れてストレスを感じたくないというのも大きい。
俺は俺のやりたいゲームを、俺のやりたいように最速クリアするって訳だ。
「装備的に初心者も居ますっと!! いやあいいねえ、夏休みって感じ! はは、可愛いねえ~すぐ死んじゃいそうだけど!」
「?」
少し離れたところで、茶髪のいかにもなチャラついた男がこちらをちらちらと見ながら、カメラに向かって1人で何かを大声で喋っている。
「つう訳で! 今日も行ってみま――しょうッ!! レッツゴー!」
そうして男は1人でケラケラと笑いながら、洞窟の奥へと消えていった。
「なんだ、ありゃ?」
バカにされたよな? 今。配信者か。
何ともまあ感じの悪ぃ奴だったな。ぜってえトキシックだぜ、あいつ。
とはいえ、俺は改めて自分の装備を見てみる。
「まあ……確かにこりゃあなあ」
装備は完全初期装備だ。装備を揃えたとはいえ、店の店主もこれは初心者装備って言ってたし、見る人が見ればそうなんだろうな。そりゃぱっと見は完全に初心者か。
と、そこまで考えたところで俺は大事な事実に気がつく。王と戦ったり、一層クリアしたり、昔からやってるゲームのようなもんだから慣れてると錯覚していたけど、そういや俺はまだ初心者だった。間違ったことは言われてねえ。
イレギュラーなルートだが、ジョブも手に入れたことだし、他のスキルとも合わせて戦い方にあった装備にアップデートしたいところだな。モンスターのドロップアイテムから作れたりするだろうし、その辺りの情報が欲しいな。
四層か……探索者のホームタウン。
「さて、あんなのは放っておいて、改めて今後の方針を考えるか」
俺の最終目的は、ダンジョンの完全攻略。そして、デュラルハンをはじめとする王たちをぶっ飛ばすことだ。
そのために必要なことは、レベル上げとスキル収集、そして実戦経験。
レベルと実戦経験は攻略していけば自ずと上がってくだろう。スキルは意図して集めてかねえと、俺に最適なものを逃しちまうかもしれないな。
どこかでスキル採集の会を開く必要があるか。何にしても情報だな。
やっぱ、最速で四層を目指すのが良さそうだ。そこで一旦腰を据えて、探索者としての強化を図る。装備更新もきっとそこでできる。
「うっし……そうと決まれば、二層もさくっとクリアするぜ!!」
新たな方針を立て、気持ちを新たにする。
そうして、俺はダンジョンの二層へと足を踏み入れた。
◇ ◇ ◇
「ジジジジジジ」
「おらぁ!」
大きく振りかぶり、クリスタルを身に纏ったヤドカリのようなモンスターを横一線吹き飛ばす。
ヤドカリはゴルフボールのように吹き飛ぶと壁にバウンドし、光の泡となって消える。
「ふぅ~結構硬えな、こいつら。これ以上の硬度になったら魔法スキルを使うしかねえか」
物理防御には魔法攻撃、これ鉄則。
とはいえ、またジートみたいな奴が現れないとも限らない。使い所は慎重にいかないとな。
そういや、ジートのやつはどうしたかな。まだ後続の初心者に絡んでるんだろうか。
胡散臭いおっさんだったけど、結局スキルの使い方も教えてくれたし、悪い人ではなさそうだった。ただ、本当に何が目的か分からなすぎるのが謎だったけど。
「まあ、ああいうタイプは考えるだけ思う壺か」
俺はブンブンと頭を振り、気を取り直す。
慎重に進み、しばらく進んだところの角を曲がると。開けた場所に出る。
するとそこには、さっきまで狩っていたクリスタルのヤドカリが大量に何かに群がっていた。
「な、なんだぁ? 餌場でもあるのか?」
にしては、あまりに何もないところに集まっている。道の真ん中だ。
水場ってわけでもなさそうだが……。
目を細め、じっとその辺りを見てみる。
すると、群がるヤドカリの間から白い脚がチラッと見える。
「あれ……人の脚……? まさか死――」
瞬間、その群れの放つギギギという異音の中からうめきく少女の声が漏れ聞こえる。
「お、お助け……」
クリスタルのヤドカリの隙間から、震えるように手が上がる。
「生きてた!? ちょっと待ってろ!」
仕方ねえ、あの数のやどかりに斬撃は間に合わねえ。だったら、あれしかねえだろ!
俺は右手を構える。
「ふっとべ!」
俺は闇火球を二つ、少女に群がるヤドカリへ向かって放つ。
それは見事にヤドカリへと命中し、囲んでいた大半のヤドカリを吹き飛ばす。
すかさず<突撃>で一気に詰め寄り、残ったヤドカリを剣で処理する。
あっという間にすべてを倒しきり、その場にはうつ伏せに倒れた少女だけが残された。
「おーい、大丈夫か?」
俺は少女の背中をツンツンとつつく。
いわゆる、地雷系ファッションをした金髪の少女。黒と青で統一された服装にスカート。髪はうなじの辺りでおさげのように結ばれている。
すると、震える手でガシッと俺の足首が掴まれる。
肌白いなあ、てか腕ほっそ……!
そして、小鳥の鳴くような小さな声が聞こえる。
「お、お水……」
0
お気に入りに追加
180
あなたにおすすめの小説
魔導具士の落ちこぼれ〜前世を思い出したので、世界を救うことになりそうです〜
OSBP
ファンタジー
科学と魔導が織りなす世界。そんな世界で、アスカ・ニベリウムには一つだけ才能があった。それは、魔導具を作製できる魔導具士としての才だ。だが、『かつて魔導具士は恐怖で世界を支配した』という伝承により、現状、魔導具士は忌み嫌われる存在。肩身の狭い生活をしいられることになる‥‥‥。
そんなアスカの人生は、日本王国のお姫様との出会い、そして恋に落ちたことにより激動する。
——ある日、アスカと姫様はサニーの丘で今年最大の夕陽を見に行く。夕日の壮大さに魅入られ甘い雰囲気になり、見つめ合う2人。2人の手が触れ合った時……
その瞬間、アスカの脳内に火花が飛び散るような閃光が走り、一瞬気を失ってしまう。
再び目を覚ました時、アスカは前世の記憶を思い出していた‥‥‥
前世の記憶を思い出したアスカは、自分がなぜ転生したのかを思い出す。
そして、元の世界のような過ちをしないように、この世界を救うために立ち上がる。
この物語は、不遇な人生を送っていた少年が、前世を思い出し世界を救うまでの成り上がり英雄伝である。
現代ダンジョンで成り上がり!
カメ
ファンタジー
現代ダンジョンで成り上がる!
現代の世界に大きな地震が全世界同時に起こると共に、全世界にダンジョンが現れた。
舞台はその後の世界。ダンジョンの出現とともに、ステータスが見れる様になり、多くの能力、スキルを持つ人たちが現れる。その人達は冒険者と呼ばれる様になり、ダンジョンから得られる貴重な資源のおかげで稼ぎが多い冒険者は、多くの人から憧れる職業となった。
四ノ宮翔には、いいスキルもステータスもない。ましてや呪いをその身に受ける、呪われた子の称号を持つ存在だ。そんな彼がこの世界でどう生き、成り上がるのか、その冒険が今始まる。
追放された技術士《エンジニア》は破壊の天才です~仲間の武器は『直して』超強化! 敵の武器は『壊す』けどいいよね?~
いちまる
ファンタジー
旧題:追放されたエンジニアは解体の天才です~人型最強兵器と俺の技術でダンジョン無双~
世界中に無数の地下迷宮『ダンジョン』が出現し、数十年の月日が流れた。
多くの冒険者や戦士、魔法使いは探索者へと職を変え、鋼鉄の体を持つ怪物『魔獣(メタリオ)』ひしめく迷宮へと挑んでいた。
探索者愛用の武器を造る技術士(エンジニア)のクリスは、所属しているパーティー『高貴なる剣』と、貴族出身の探索者であるイザベラ達から無能扱いされ、ダンジョンの奥底で殺されかける。
運よく一命をとりとめたクリスだが、洞穴の奥で謎の少女型の兵器、カムナを発見する。
並外れた技術力で彼女を修理したクリスは、彼を主人と認めた彼女と共にダンジョンを脱出する。
そして離れ離れになった姉を探す為、カムナの追い求める『アメノヌボコ』を探す為、姉の知人にして元女騎士のフレイヤの協力を得て、自ら結成したパーティーと再び未知の世界へと挑むのだった。
その過程で、彼は自ら封印した『解体術』を使う決意を固める。
誰かの笑顔の為に「直し」、誰かを守る為に「壊す」。
ひと癖ある美少女に囲まれたクリスの新たな技術士人生の幕が今、上がるのであった。
一方、クリスを追放した『高貴なる剣』は、今まで一同を支えていた彼の力が常軌を逸したものだと気づく。
彼女達は自称Aランク探索者から一転、破滅への道を転げ落ちてゆくのであった。
●一話~百二話…クリス・オーダー結成編(ざまぁ多め)
●百三話~百六十七話…仲間の過去編(シリアス中心)
●百六十七話~現在…スローライフ編(のんびりドタバタ)
※書籍版とWEB版では一部内容が異なります。ご了承ください。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
転生して捨てられたけど日々是好日だね。【二章・完】
ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
おなじみ異世界に転生した主人公の物語。
転生はデフォです。
でもなぜか神様に見込まれて魔法とか魔力とか失ってしまったリウ君の物語。
リウ君は幼児ですが魔力がないので馬鹿にされます。でも周りの大人たちにもいい人はいて、愛されて成長していきます。
しかしリウ君の暮らす村の近くには『タタリ』という恐ろしいものを封じた祠があたのです。
この話は第一部ということでそこまでは完結しています。
第一部ではリウ君は自力で成長し、戦う力を得ます。
そして…
リウ君のかっこいい活躍を見てください。
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる