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第16話 獲得率の低いトロフィー
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「この先に、ボスが待ってんのか……!」
ゲームにおけるボスのあり方は色々とある。
ストーリー上、主人公たちの壁となるべく登場し、物語の転換点となる。ボスを攻略していくこととストーリーがイコールであり、それ自体に意味がある物だ。
それ以外にも、最近流行りのオープンワールドでは、倒すことに意味がないただの強者というパターンもあれば、倒さなくてもクリアはできるが、倒すことでより世界が深みを増すというものもある。
つい先日俺がクリアしたファントムダークなんかは、どちらかといえば倒すことでより世界が深みを増すタイプだ。それぞれにバックボーンがあり、メインのストーリーには関係してこないが世界観を語る上で欠かせないキャラクターとなっている。
世界や国を旅したり救ったりという場合は、そうやって世界観やストーリーと紐づくボスが現れる。だが一方で、純粋な戦闘だけに特化したものもある。それこそ、ローグライク系のゲームはそのたぐいだろう。各ステージ、階層にボスが配置され、倒すことで更に奥へ、更に強い装備の獲得へと繋がっていく。
ダンジョンに潜り始めてまだ2日だが、俺が受けるこのダンジョンの印象としてはまさにローグライク系が近い。ストーリーは俺たち探索者がそれぞれ抱えている訳で、ダンジョン自体にはストーリー性というものは存在しない。
だがそうなってくると不思議なのは……王の存在。
彼らは”ストーリー性”を持った存在だ。明らかに、このダンジョンに意図を感じるあり方をしている。
「おーい、どうした少年」
「いや、ちょっと考察の真似事を」
「ほほう、ボスを前に余裕だな。さすがは隠された不思議なスキルを手に入れただけはあるねえ」
ジートは相変わらず楽しそうにニヤニヤとしている。
「そんなんじゃないっすよ。けど、まあ確かに今はそれよりもボスとの戦いが楽しみで仕方ないっす……!」
「そりゃいいね。期待しているよ」
「言われなくても!」
俺はそっと扉に触れる。
すると、まるで自動ドアのように一人でに開く。
中はかなり開けた空間となっており、さっきまで通ってきた洞窟よりも明るさはかなり増している。
時に、ダンジョン協会の統計によると。
新しくライセンスを取得した新人探索者の中で、一層をボス部屋まで踏破できた割合は約23%。そして、一層のボスを討伐し二層へと進むことができたのは12%に留まるという。
つまり、一体目のボスから超高難易度!!
大抵の探索者が仲間内でパーティを組んで戦うのを考えると(さっきの女の子も大学の仲間だったように)、ソロでの難易度は桁違いだろう。
なぜそんなに討伐割合が低いのか。それは、ひとえに戦闘経験の少なさが原因だろう。ユキが言っていたように、初心者は動いて迫ってくるモンスターに対して、正面から攻撃することに慣れていない。
だが、俺は違う。
すでにダンジョンの王という、おそらくはこのダンジョンのエンドコンテンツに一足先に挑んでるってわけだ。今更どんな動きをするモンスターが現れたって、あれ以上の速度、攻撃はねえだろ!
それに、ボス討伐は散々ゲームでやってきた。戦闘の中での情報収集とパターンへの対応、そして勝負感は誰にも負けねえ。
「うっし! んじゃあ、探索初心者が心折れてコントローラーを投げ捨てる激ムズゲームの、獲得率が引く最初のトロフィーでもゲットするとするか!」
「もしかしてだけど、君ちょっとゲーム脳すぎない?」
「ゲーマーなもんで!」
俺の言葉にははっとジートは笑うと、「まあそれくらいイカれてないと探索者はやってられないわな」と肩をすくめる。
ジートは辺りをキョロキョロと見回すと、手頃な高い岩の上へと移動する。
「あれ、どしたのおじさん」
「いやあ、なに。君は勝ち方にもこだわるタイプだろう? 年老いたおじさんは邪魔しないように後ろで眺めてるよ」
「わかってんじゃん」
なんでまだ後ろに居るんだと言いたいところだけど、まあいいや。
スキルの使い方を教えてもらったわけだし、それくらいは許容しねえとな。
なんだかジートもそこまで胡散臭い感じじゃなくて、ただの教えたがりの上級者って感じしてきたし、まあなるようになるだろ。
「んじゃ、行くか」
俺は剣を引き抜くと、ゆっくりと広場の中央へと歩いていく。
静まり返った空間。美しく輝く洞窟の壁が、より異界感を覚えさせる。
「――来たか」
ガラガラ――……と、小石が転がる音が聞こえる。
遅れて、ズシンズシンと、地鳴りのようなものが聞こえてくる。
それは、正面の暗くなった岩の切れ目からだ。
その音は徐々に大きくなり、そしてガシッと巨大な手がその岩の切れ目を掴む。
「グオオオオオオオオオオアアアア!!!!!」
「!!」
空気が震えるほどの巨大な咆哮。
地面に転がる小石がガタガタと震えている。
そして、その暗闇から這い出るようにその声の主は姿を表す。
それは、巨大な岩だった。
「ゴーレム……!」
さっきのジェネラルオークは大体3メートルちょいくらいだった。
だが、目の前に現れたボスは、優に4メートルは越えようという巨体だ。二回のベランダを見上げるような形で、俺は首を傾ける。
ゴーレムはところどころ赤紫色に染められており、いくつかの岩が連なって体を作っているような形をしていた。
こいつが、さしずめ第一層の門番ってわけだ。
相手にとって不足なしだぜ!
「――キャーヴドゴーレムか。そういえば一層のボスはそんなんだったか」
後ろでジートがそうつぶやく。
舞台は整った。さあ、攻略を始めよう――!
ゲームにおけるボスのあり方は色々とある。
ストーリー上、主人公たちの壁となるべく登場し、物語の転換点となる。ボスを攻略していくこととストーリーがイコールであり、それ自体に意味がある物だ。
それ以外にも、最近流行りのオープンワールドでは、倒すことに意味がないただの強者というパターンもあれば、倒さなくてもクリアはできるが、倒すことでより世界が深みを増すというものもある。
つい先日俺がクリアしたファントムダークなんかは、どちらかといえば倒すことでより世界が深みを増すタイプだ。それぞれにバックボーンがあり、メインのストーリーには関係してこないが世界観を語る上で欠かせないキャラクターとなっている。
世界や国を旅したり救ったりという場合は、そうやって世界観やストーリーと紐づくボスが現れる。だが一方で、純粋な戦闘だけに特化したものもある。それこそ、ローグライク系のゲームはそのたぐいだろう。各ステージ、階層にボスが配置され、倒すことで更に奥へ、更に強い装備の獲得へと繋がっていく。
ダンジョンに潜り始めてまだ2日だが、俺が受けるこのダンジョンの印象としてはまさにローグライク系が近い。ストーリーは俺たち探索者がそれぞれ抱えている訳で、ダンジョン自体にはストーリー性というものは存在しない。
だがそうなってくると不思議なのは……王の存在。
彼らは”ストーリー性”を持った存在だ。明らかに、このダンジョンに意図を感じるあり方をしている。
「おーい、どうした少年」
「いや、ちょっと考察の真似事を」
「ほほう、ボスを前に余裕だな。さすがは隠された不思議なスキルを手に入れただけはあるねえ」
ジートは相変わらず楽しそうにニヤニヤとしている。
「そんなんじゃないっすよ。けど、まあ確かに今はそれよりもボスとの戦いが楽しみで仕方ないっす……!」
「そりゃいいね。期待しているよ」
「言われなくても!」
俺はそっと扉に触れる。
すると、まるで自動ドアのように一人でに開く。
中はかなり開けた空間となっており、さっきまで通ってきた洞窟よりも明るさはかなり増している。
時に、ダンジョン協会の統計によると。
新しくライセンスを取得した新人探索者の中で、一層をボス部屋まで踏破できた割合は約23%。そして、一層のボスを討伐し二層へと進むことができたのは12%に留まるという。
つまり、一体目のボスから超高難易度!!
大抵の探索者が仲間内でパーティを組んで戦うのを考えると(さっきの女の子も大学の仲間だったように)、ソロでの難易度は桁違いだろう。
なぜそんなに討伐割合が低いのか。それは、ひとえに戦闘経験の少なさが原因だろう。ユキが言っていたように、初心者は動いて迫ってくるモンスターに対して、正面から攻撃することに慣れていない。
だが、俺は違う。
すでにダンジョンの王という、おそらくはこのダンジョンのエンドコンテンツに一足先に挑んでるってわけだ。今更どんな動きをするモンスターが現れたって、あれ以上の速度、攻撃はねえだろ!
それに、ボス討伐は散々ゲームでやってきた。戦闘の中での情報収集とパターンへの対応、そして勝負感は誰にも負けねえ。
「うっし! んじゃあ、探索初心者が心折れてコントローラーを投げ捨てる激ムズゲームの、獲得率が引く最初のトロフィーでもゲットするとするか!」
「もしかしてだけど、君ちょっとゲーム脳すぎない?」
「ゲーマーなもんで!」
俺の言葉にははっとジートは笑うと、「まあそれくらいイカれてないと探索者はやってられないわな」と肩をすくめる。
ジートは辺りをキョロキョロと見回すと、手頃な高い岩の上へと移動する。
「あれ、どしたのおじさん」
「いやあ、なに。君は勝ち方にもこだわるタイプだろう? 年老いたおじさんは邪魔しないように後ろで眺めてるよ」
「わかってんじゃん」
なんでまだ後ろに居るんだと言いたいところだけど、まあいいや。
スキルの使い方を教えてもらったわけだし、それくらいは許容しねえとな。
なんだかジートもそこまで胡散臭い感じじゃなくて、ただの教えたがりの上級者って感じしてきたし、まあなるようになるだろ。
「んじゃ、行くか」
俺は剣を引き抜くと、ゆっくりと広場の中央へと歩いていく。
静まり返った空間。美しく輝く洞窟の壁が、より異界感を覚えさせる。
「――来たか」
ガラガラ――……と、小石が転がる音が聞こえる。
遅れて、ズシンズシンと、地鳴りのようなものが聞こえてくる。
それは、正面の暗くなった岩の切れ目からだ。
その音は徐々に大きくなり、そしてガシッと巨大な手がその岩の切れ目を掴む。
「グオオオオオオオオオオアアアア!!!!!」
「!!」
空気が震えるほどの巨大な咆哮。
地面に転がる小石がガタガタと震えている。
そして、その暗闇から這い出るようにその声の主は姿を表す。
それは、巨大な岩だった。
「ゴーレム……!」
さっきのジェネラルオークは大体3メートルちょいくらいだった。
だが、目の前に現れたボスは、優に4メートルは越えようという巨体だ。二回のベランダを見上げるような形で、俺は首を傾ける。
ゴーレムはところどころ赤紫色に染められており、いくつかの岩が連なって体を作っているような形をしていた。
こいつが、さしずめ第一層の門番ってわけだ。
相手にとって不足なしだぜ!
「――キャーヴドゴーレムか。そういえば一層のボスはそんなんだったか」
後ろでジートがそうつぶやく。
舞台は整った。さあ、攻略を始めよう――!
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