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第14話 次の目標
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「これが今回のオーク討伐に対しての報奨金です!」
カエラさんはニコニコした様子で受付のテーブルの上に大きな袋を乗せる。
「うわ、凄い量だね」
「あのままオークたちが森を抜けて来たら大惨事だったからね。当然だよ」
……まあオークをけしかけたのは俺なんだが……黙っておこう。
なんか壮大なマッチポンプをしてしまったような気がして申し訳ないな。まあリリィの為だと思ってここは黙っておこう。うん。
「総額なんと、五百四十万ガル!」
「ご……」
「「五百四十万!?!?」」
俺とリリィの声が綺麗にはもる。
「五百って……一年は遊んで暮らせるのでは!?」
「とんでもない額だな……」
「こんなに貰っていいの!?」
「当然! 受け取る権利はリリィたち"白の王冠"にあるよ。それにほら、B級とかそれ以上の討伐クエストって見た事ある?」
「そういやあんまりないかもしれないですね」
「例えばA級モンスター単体の討伐だったら、最低でも百万はくだらないのよ。今回はD級とはいえ数が数だし、危険度と緊急性が加味されてこの額ね」
リリィは震える手でお金の入った袋を受け取ると、そーっと丁寧に鞄の中にしまう。
「じゃあお言葉に甘えて貰うね……手が震える……」
「はは、それだけお手柄ってこと! 良かったね」
「うん……!」
「それで、これからどうするの?」
カエラさんはリリィを見て言う。
「えーっと……どうするんだろ、アルト」
「アルト君に任せてるの!?」
「アルトはうちの頭脳ですから!」
リリィは胸を張って俺の方を見る。
うんうん、完璧に頼るようになってくれたな。いい傾向だ。
「えーっと……実はそろそろ新しいパーティメンバーを加入させようかと思ってまして」
「へえ、確かに二人パーティって珍しいしね」
すると、リリィの顔がパーッと明るくなる。
「新メンバー! いいね! あてはあるの?」
「あてはないけど、考えはあるんだ。ちょっと情報が欲しいから少し情報収集の時間が欲しいけど……」
「ふむふむ。アルトに任せておけば安心だね!」
「信頼してるのね。良いパーティだわ。とにかく、この度はありがとうね。また何かあったらよろしく頼むわ」
こうして俺たちはギルド支部を後にする。
周りからはあのリリィが……? と驚きの声が上がっていた。
B級パーティ"銀の角"にビジュアルだけで入っていたお飾りのE級冒険者。それがこのギルド支部でのリリィの評価だった。
しかし、今回のオーク大量討伐の報を聞いて、多くの冒険者が腰を抜かしていた。
その証拠に、ギルド支部にいる冒険者たちはチラチラと横目で俺達を見ていた。
以前のようなリリィの美貌に惹かれて見ると言う感じではなく、明らかに冒険者として意識している視線だ。
恐らく、既にいくつかのパーティはリリィをパーティに入れようと画策しているだろう。以前のリリィだったら願ったり叶ったりだったんだろうが……残念ながら"リオルグ"の冒険者でリリィに適した冒険者はいない。
この街の冒険者のトップはB級パーティだ。
行方不明の銀の角、降格した死神の鎌、それに加えあと三つのB級パーティが存在する。
だが正直、B級パーティ程度の魔術師ではリリィを成長させることは出来ない。
この国でも有数の魔術師が必要となる。
あわよくば、リリィの師匠となってくれるような存在がベスト。野心がない魔術師だな。
さて、忙しくなってくるぞ。
◇ ◇ ◇
「最強の魔術師?」
「はい。この国で一番な魔術師が知りたくて……知りませんか?」
俺はギルド支部に1人残り、周りの冒険者たちに聞いて回る。リリィの奴隷だと言う話が広まっており、先の件もあってみんな協力的に話を聞いてくれた。
「そりゃ宮廷魔術師の1人、コーエンだろ。若いし、戦闘面はピカイチだ」
「SS級パーティ"百花繚乱"のララじゃないかしら? 魔術師の完成形よあれは」
「本当に強いのは王都の魔術学院、"学院長"オードリー・ルイゼラさ。現役を退いてなお彼に及ぶ魔術師はいないね」
「ソロS級冒険者のグランガこそ最強さ。素行は褒められたものじゃないが……」
「騎士団の副団長、ローレイン・アークマンは別格だね。経験も豊富だ。剣の腕もかなりのものと聞く」
「やっぱりSS級パーティ"閃光"のシュバルツかなあ。あの美麗な魔術はやっぱりSS級冒険者だけあるよ」
――と、全員の口から次々と別々の魔術師の名前があがる。
誰も彼も強く、確かに魅力的なメンバーたちだ。
だが、リリィの夢の障害となるようなメンバーじゃだめだ。あくまでリリィを指導し、自身を超えさせるつもりのある魔術師でなければ。
さすがにそう簡単に候補は見つからないか……。
と、俺がギルド支部を後にしようとしたとき、一人の男が話しかけてくる。
「少年、最強の魔術師を探してるって?」
「? そうですけど……」
「とある噂があるんだが、知りたいか?」
「最強魔術師の?」
男は頷く。
そして、手のひらを出して見せる。
情報料ね……。
俺はポケットから千ガルを取り出すと、男に渡す。
男は、ニヤリと笑いそれをポケットにしまう。
「……社会性ってやつはないし変人らしいんが、天才と呼ばれる魔術師が一人いる」
「らしい……?」
「だから噂だと言っただろ? ここから南に行ったところに"ザナト"って街がある。そこの近郊に狂暴なモンスターの住み着く"リーエル湖"ってのがあるんだが、命知らずなのかそこに家を持っていてな。日夜そこで魔術の研究に明け暮れてるらしい」
「変わった人ですね」
「まったくさ。正直、実在するのか怪しい、噂上だけの人物さ。表舞台に姿を現さないんだ、噂だけ独り歩きしてる可能性も大いにある。実際に見たというやつも殆どいないしな。奴はA級モンスターですら魔術で一ひねりしてしまう程の実力だという。磨き上げた魔術が桁違いに多くて、噂じゃ第六階梯すら放てるとか」
表舞台に出ない実力者……確かに好都合ではある。
冒険者パーティのメンバーとしては無理かもしれないが、リリィの師匠には最適かもしれない。
「……その人の名前は?」
「――"湖の魔女"、シルヴィア」
カエラさんはニコニコした様子で受付のテーブルの上に大きな袋を乗せる。
「うわ、凄い量だね」
「あのままオークたちが森を抜けて来たら大惨事だったからね。当然だよ」
……まあオークをけしかけたのは俺なんだが……黙っておこう。
なんか壮大なマッチポンプをしてしまったような気がして申し訳ないな。まあリリィの為だと思ってここは黙っておこう。うん。
「総額なんと、五百四十万ガル!」
「ご……」
「「五百四十万!?!?」」
俺とリリィの声が綺麗にはもる。
「五百って……一年は遊んで暮らせるのでは!?」
「とんでもない額だな……」
「こんなに貰っていいの!?」
「当然! 受け取る権利はリリィたち"白の王冠"にあるよ。それにほら、B級とかそれ以上の討伐クエストって見た事ある?」
「そういやあんまりないかもしれないですね」
「例えばA級モンスター単体の討伐だったら、最低でも百万はくだらないのよ。今回はD級とはいえ数が数だし、危険度と緊急性が加味されてこの額ね」
リリィは震える手でお金の入った袋を受け取ると、そーっと丁寧に鞄の中にしまう。
「じゃあお言葉に甘えて貰うね……手が震える……」
「はは、それだけお手柄ってこと! 良かったね」
「うん……!」
「それで、これからどうするの?」
カエラさんはリリィを見て言う。
「えーっと……どうするんだろ、アルト」
「アルト君に任せてるの!?」
「アルトはうちの頭脳ですから!」
リリィは胸を張って俺の方を見る。
うんうん、完璧に頼るようになってくれたな。いい傾向だ。
「えーっと……実はそろそろ新しいパーティメンバーを加入させようかと思ってまして」
「へえ、確かに二人パーティって珍しいしね」
すると、リリィの顔がパーッと明るくなる。
「新メンバー! いいね! あてはあるの?」
「あてはないけど、考えはあるんだ。ちょっと情報が欲しいから少し情報収集の時間が欲しいけど……」
「ふむふむ。アルトに任せておけば安心だね!」
「信頼してるのね。良いパーティだわ。とにかく、この度はありがとうね。また何かあったらよろしく頼むわ」
こうして俺たちはギルド支部を後にする。
周りからはあのリリィが……? と驚きの声が上がっていた。
B級パーティ"銀の角"にビジュアルだけで入っていたお飾りのE級冒険者。それがこのギルド支部でのリリィの評価だった。
しかし、今回のオーク大量討伐の報を聞いて、多くの冒険者が腰を抜かしていた。
その証拠に、ギルド支部にいる冒険者たちはチラチラと横目で俺達を見ていた。
以前のようなリリィの美貌に惹かれて見ると言う感じではなく、明らかに冒険者として意識している視線だ。
恐らく、既にいくつかのパーティはリリィをパーティに入れようと画策しているだろう。以前のリリィだったら願ったり叶ったりだったんだろうが……残念ながら"リオルグ"の冒険者でリリィに適した冒険者はいない。
この街の冒険者のトップはB級パーティだ。
行方不明の銀の角、降格した死神の鎌、それに加えあと三つのB級パーティが存在する。
だが正直、B級パーティ程度の魔術師ではリリィを成長させることは出来ない。
この国でも有数の魔術師が必要となる。
あわよくば、リリィの師匠となってくれるような存在がベスト。野心がない魔術師だな。
さて、忙しくなってくるぞ。
◇ ◇ ◇
「最強の魔術師?」
「はい。この国で一番な魔術師が知りたくて……知りませんか?」
俺はギルド支部に1人残り、周りの冒険者たちに聞いて回る。リリィの奴隷だと言う話が広まっており、先の件もあってみんな協力的に話を聞いてくれた。
「そりゃ宮廷魔術師の1人、コーエンだろ。若いし、戦闘面はピカイチだ」
「SS級パーティ"百花繚乱"のララじゃないかしら? 魔術師の完成形よあれは」
「本当に強いのは王都の魔術学院、"学院長"オードリー・ルイゼラさ。現役を退いてなお彼に及ぶ魔術師はいないね」
「ソロS級冒険者のグランガこそ最強さ。素行は褒められたものじゃないが……」
「騎士団の副団長、ローレイン・アークマンは別格だね。経験も豊富だ。剣の腕もかなりのものと聞く」
「やっぱりSS級パーティ"閃光"のシュバルツかなあ。あの美麗な魔術はやっぱりSS級冒険者だけあるよ」
――と、全員の口から次々と別々の魔術師の名前があがる。
誰も彼も強く、確かに魅力的なメンバーたちだ。
だが、リリィの夢の障害となるようなメンバーじゃだめだ。あくまでリリィを指導し、自身を超えさせるつもりのある魔術師でなければ。
さすがにそう簡単に候補は見つからないか……。
と、俺がギルド支部を後にしようとしたとき、一人の男が話しかけてくる。
「少年、最強の魔術師を探してるって?」
「? そうですけど……」
「とある噂があるんだが、知りたいか?」
「最強魔術師の?」
男は頷く。
そして、手のひらを出して見せる。
情報料ね……。
俺はポケットから千ガルを取り出すと、男に渡す。
男は、ニヤリと笑いそれをポケットにしまう。
「……社会性ってやつはないし変人らしいんが、天才と呼ばれる魔術師が一人いる」
「らしい……?」
「だから噂だと言っただろ? ここから南に行ったところに"ザナト"って街がある。そこの近郊に狂暴なモンスターの住み着く"リーエル湖"ってのがあるんだが、命知らずなのかそこに家を持っていてな。日夜そこで魔術の研究に明け暮れてるらしい」
「変わった人ですね」
「まったくさ。正直、実在するのか怪しい、噂上だけの人物さ。表舞台に姿を現さないんだ、噂だけ独り歩きしてる可能性も大いにある。実際に見たというやつも殆どいないしな。奴はA級モンスターですら魔術で一ひねりしてしまう程の実力だという。磨き上げた魔術が桁違いに多くて、噂じゃ第六階梯すら放てるとか」
表舞台に出ない実力者……確かに好都合ではある。
冒険者パーティのメンバーとしては無理かもしれないが、リリィの師匠には最適かもしれない。
「……その人の名前は?」
「――"湖の魔女"、シルヴィア」
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