【完結】お花畑令嬢の逆襲〜どっこい生きてた崖の下〜
「君は悪くない。だけど私は、君と結婚するのが嫌なんだ。さようなら」
シュヴァルツ・バルディン第二王子はそう告げると、笑って婚約者のリディア・マルセル侯爵令嬢を底の見えない谷底に崖から突き落とした。
リディアが次に目を覚ました時には、無傷?!
蝶よ花よと大事に育てられたせいで誰にも気付かれなかった、生命神の加護を持つリディア。
「まぁ、なぜ正式な婚約破棄になさらなかったのかしら。お伺いしませんと、私で無ければ死んでしまいますわ」
きっと彼は崖から人が落ちたら死ぬという事を知らなかったに違いない。うっかりさんには、帰ってちゃんと説明しなければいけないと王都に帰る事を決めるリディア。きっと周りの人には死んだと思われているだろうから、一人でぼろぼろの姿で帰ることで身分を証明しよう。
しかし、なぜも何も、うっかりなどではなくシュヴァルツ王子は殺す気満々でリディアを突き落としたのだ。
脳内お花畑の侯爵令嬢リディアによる、甘いマスクの中身はドクズ下衆野郎の第二王子シュヴァルツへの、どたばたほんわか復讐ざまぁが、今、始まる。(なお、当人に自覚なし)
※小説家になろう様でも別名義で連載しています。
11/16 19:00 小説家になろう様にて、ジャンル別、総合日間 1位ありがとうございます!!
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※4時間ほどで書き上げたものなので、頭空っぽにして読んでください。
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後日談や番外編的なの期待してます。
ざまあが見事で気持ち良く
読ませていただきました。
ヴァイス殿下がんばれ〜
と密かに応援しています。
楽しく読ませて頂いております‼️
いやーずいぶんと顔と血統の良いチンピラですね。
質問だと思ったのでお答えします。
早馬で数日の距離の場所で起こった事件だった事と、その距離を一月かけて帰ってきた事、オートクチュール(完全に身体に合わせた一点もの)のドレスで自分では脱ぎ着したことが無い、というのを、完全な証拠、として示せと言われた時に
⑴ドレスの発注元に同じデザインでは作っていないという証言と証拠の提出
⑵このドレスを1ヶ月脱いでいないという証明(お風呂に入ること、服を洗濯する事でここが弱くなる)
⑶マントを被っていたとはいえ、途中兵士にこのドレス姿を見られていて、会話をしている確認
を、証明するのに一度もお風呂に入らない(脱がない)状況で陛下の前に出る必要があったかなと考えてこのような構造にしました。
他にも証人は掴みやすいですが、本人が1ヶ月掛けて戻ってきた、というのは汚れたけれどその日そのままの姿、が一番分かりやすいかと思います。
裏取りもしやすいですし、国のトップたち(国王陛下と宰相)が目撃した姿、を元に証言を集めるのが公平かと。
家族や使用人の証言だけでは弱いので、あと1日我慢しました。
もう少し先に婚約の書類を交わす事になっていたとしたら、また別の証拠も揃えて先に陛下にお目通りしたかと思います。
お風呂に入らなかった理由でした。
退会済ユーザのコメントです
シュヴぁルつの話などどうでもいいよ、長好きだよ、早く城か家に帰してやんな、、、
メリーさんのように徐々に近づいてきてるのが面白い
退会済ユーザのコメントです
退会済ユーザのコメントです
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