黙劇「杳体なる《もの》」

頭蓋内の異形の吾どもが繰り広げる対話劇です。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,035 位 / 193,035件 現代文学 8,524 位 / 8,524件

あなたにおすすめの小説

金色の回向〖完結〗

華周夏
現代文学
横川領、十八歳。村に来た美女、中野虹子と出会い、逢瀬を重ねる。彼は彼女と出会い。男女の仲の是か非かを知っていく。 そんな彼女だが、秘密を抱えていた。懇意だった領の母と、虹子と随分前に亡くなった村長さんしか知らない秘密。虹子はニッコウキスゲが大嫌いだった。 回向とは─自分自身の積み重ねた善根・功徳を相手にふりむけて与えること。

愛と死を乞う

嶼船井
現代文学
君を愛することは、この世で最も哀しい悲歌だ。

天穹は青く

梅林 冬実
現代文学
母親の無理解と叔父の存在に翻弄され、ある日とうとう限界を迎えてしまう。 気付けば傍に幼い男の子がいて、その子は尋ねる。「どうしたの?」と。 普通に生きたい。それだけだった。頼れる人なんて、誰もいなくて。 不意に訪れた現実に戸惑いつつも、自分を見つめ返す。その先に見えるものとは。

★恋ほど切ない恋はない

菊池昭仁
現代文学
熟年離婚をした唐沢は、30年ぶりに中学のクラス会に誘われる。 そこで元マドンナの後藤祥子と再会し、「大人の恋」をやり直すことになるのであった。

盲目の彫刻家は裸の女性を形に残す

色部耀
現代文学
盲目の彫刻家は彫刻刀で裸婦像を刻む。 女性は彫刻家の手に身体の記憶を刻む。

【完結】亡き冷遇妃がのこしたもの〜王の後悔〜

なか
恋愛
「セレリナ妃が、自死されました」  静寂をかき消す、衛兵の報告。  瞬間、周囲の視線がたった一人に注がれる。  コリウス王国の国王––レオン・コリウス。  彼は正妃セレリナの死を告げる報告に、ただ一言呟く。 「構わん」……と。  周囲から突き刺さるような睨みを受けても、彼は気にしない。  これは……彼が望んだ結末であるからだ。  しかし彼は知らない。  この日を境にセレリナが残したものを知り、後悔に苛まれていくことを。  王妃セレリナ。  彼女に消えて欲しかったのは……  いったい誰か?    ◇◇◇  序盤はシリアスです。  楽しんでいただけるとうれしいです。    

ハッピーレクイエム

煙 亜月
現代文学
「わたしはかれを殺し、かれはわたしを救う。これより半年後のことだ」。 誰とも馴れ合わず、無味乾燥なキャンパスライフを送る十九歳の女子大生、朝野聖子。 聖子の計画は遡ること二年前、父親が宴席帰りの列車内で死亡し、鉄道会社が巨額の賠償金を遺族である聖子の母に請求したことに始まる。 それはクリスチャンである聖子の信仰を打ち砕くに十分すぎるほどであった。 神など存在しない。もしくは、驚くほどの怠け者なのだ。 聖子は工学部に入学し、ふつふつとたぎる怒りを込めて成績を上げてゆく。わたしは——ヒトクローンを造る。   神の業を人間の手によって行なえば、神は神ではなくなる。もし反対に神の逆鱗に触れたのちに裁きが下り死したとしても、なんら価値も意味もないこの世に未練など残すまい。これにより神の存在を、その意義を問えよう——そう思っていた。平松高志に心奪われ、なにもかもを絆されるまでは。   当初、平松は聖子の人生に関わるような人種ではなかった。しかし時間をかけて平松の愛情と、大学オーケストラでの友情が凍りついた聖子の心を溶かしてゆく。   平松との愛は、出会ってたった半年間だけの命だった。その愛に今のわたしがあえて名前をつけるなら——「奇跡」だ。   亡くなった平松高志をこの胸に宿し、聖子は死へと近づこうとしていた。

私と貴方の後追い物語~貴方を殺したのは私達で、私達を殺したのは私でした~

初心なグミ
現代文学
十五歳の「私」と十四歳の「彼」は、ある日の夜、生でSEXをした。それから三週間後、産婦人科に行った私は妊娠し、彼との間に子どもを授かったことが発覚。身勝手にも一人で妊娠を決心した私は、四十週間後に子どもを産むが、あれから彼とは、一度も会っていなかった。子どもを産んだことで始まった、「私と子ども」と「彼」の後追い物語です。

処理中です...