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異種族間の適切な男女交際とは?
ガールズトーク
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部屋に入るなりレオさんは由希人くんに、声をかけた。
「由希人くん、別室で、ちょっと話があるんだけど、いいかな」
「こんな場所に、ゆうきさんを置いて、別室なんて行きたくありません」
「別室って、言ってもコネクティングルームだから心配いらないよ。ゆうきさんの側には、サラもいるし」
「何故、別室?」
「まあ、ここで話してもいいけど、じゃあ財布の見返りは前回の続きと、いう事で決定で良いかな?例の」
「別室に行きます」
由希人くんがレオの言葉を途中で、ぶっちぎって立ち上がる。
「せっかく、来て頂いて私が、もてなせなくて悪いんだけど。ゆうきさん、サラとガールズトークでもしていてくれると助かるんだけど」
「え?あ、はい?」
「がーるずとーく?」
サラさんが、キョトンとしている。
「この通りだから色々、教えてあげてよ」
「うーん。レオさんが教えてあげるべき事が、先にあるのでは?」
私は左手を上げて手のひらをヒラヒラさせる。
「ふふ、その件は私の自己満足だからね。彼女が了承してくれそうだったら、私から話すよ。じゃあ、由希人くん、こっち」
立ち上がったまま複雑な表情を浮かべて何度か、私をチラチラ見ながら、コネクティングルームの扉に向かうレオについて行こうとしていた由希人くんが、ふいに屈んで、私のヒラヒラさせていた左手を軽く手に取ると、薬指の付け根に唇を寄せてキスした。
「!」
「念のため、おまじない」
そう言って、レオさんの後に続いて出て行った。
左手の薬指には、より合わさった赤い糸のような物がぼんやり、光っている。
運命の赤い糸は小指だよ、由希人くん。
「由希人さまは、ゆうきさまが大事で大事で仕方ないのでございますね」
サラさんが、ほんの僅かに頬を緩めた。
「コレは……何ですか?」
私は、指に光る赤い糸をサラさんに見えるようにかざした。
「ゆうきさまを、お守りする簡易的な結界ですね。敵意や悪意のある者が、ゆうきさまに触れようとすれば自動的に発動して、由希人さまにも同時に、それを知らせるようになっているようでございます」
「へえ………」
器用だ。前から器用だと思ってるたけど、最近、人間離れして器用だね。
「由希人さま、ゆうきさまを慕っておいでなのですね」
「そっそうなのかな。レオさんだってサラさんのことを好きで好きで仕方ないんじゃないかな。恋人同士なんだよね」
サラさんの用意してくれたギモーブを美味しく頂きながら紅茶を一口。美味しい。最近、色々な環境変化に慣れてきたな。少々のコトじゃ動じないよ。私。アチチ。紅茶、フーフーするの忘れてた。動じてるじゃん。
「いえ……そういう訳では……」
サラさんの視線が泳ぐ。サラさんが、表情を動かすのって珍しい。いつも沈着冷静で、とびきり美しいサキュバスの女性。
「でも、レオさんは、サラさんが秘書兼、恋人って言ってたよ、ね」
2人は、とってもお似合いな気がする。2人で寄り添っている姿は一枚の完成された絵画のようだ。さっきの指輪の件にしても、ちょっとした仕草にも、彼女への思いやりが垣間見える。
「あの、あの、私、出来損ないのサキュバスなので、人間の精気を食べる事が出来ないものですから、レオ様の温情で魔力を頂いて生きているのでございます。ですから、恋人など大恐れたものでは、ないのではないかと。そんなおこがましい…こと…です」
サラさんが、少し悲しげに、でも少し、はにかんでいる様子が何だか可愛らしい。
「でも、それってレオさんは、サラさんが好きだから魔力をあげてるんだよね」
人間でいう拒食症みたいなものなのかな。淫魔にもあるんだ。きっと、繊細なサキュバスさんなんだろうな。
「え?好き?………………いえ、あの、しかし、あの、放っておくと魔力切れで私、消えてしまいそうになりますので、お優しいレオ様は……魔力を下さるのだろうと理解しております。お手数と、ご迷惑ばかりかけて申し訳なく、レオ様にはどれだけお尽くししても、ご恩を返す事が出来ないと……常日頃から………そう………思っております」
だんだんサラさんの声が小さくなってゆく。サラさん、レオさんは、そんな崇高な理由で、サラさんに魔力あげてるんじゃないと思うよ。私も、つい最近までは色々、勘違いとか自分の気持ちに蓋をしたりしてたから、少しだけどわかる。多分、もっと、俗物的な理由だと思う。
「サラさんは、レオさんの事、好きなの?嫌いなの?」
「へ?私、私ですか?私がレオ様の事、嫌いなはずありません。………尊敬致しております」
「それは好きってコト?」
「好き………と、申し上げて宜しいかと…………思います」
「じゃあ、両想いの恋人同士だね」
レオさんの一方的な重い想いじゃなくて、よかった。脈アリだよ。
「へ?そんな考えは、申し訳なく身に余ります。私には過ぎた立場でございます」
「レオさんに、好き、魔力くれてありがとうって言えば良いのに。レオさん、喜びそう」
「へ?そんな、そんな事………とても申し上げられません」
「どうして?魔力あげた人に、魔力貰った人が、ありがとう、好きって言うの、申し訳ない、ご迷惑ばかりっていわれるより、ずっと、良いと思う。私も、由希人くんに、いつも美味しかったよ、大好き、ありがとうって言われて嬉しいもの。申し訳ありません、すみませんって言われたら悲しかった」
「そう………なんですか」
「少なくとも、私は悲しかった、心配してくれたのはわかったけど」
「ゆうきさまと由希人さまは両想いの恋人同士なのですよね」
飲みかけた紅茶でむせそうになる。自分で言ったセリフだけど、意外と破壊力あるな。
「多分?種族が違っても、そんな感情がお互い、同じなのかどうか、その辺は難しい問題だと思ってるけど。それに食料に恋愛感情って持てるのかな?って不安な時はある……かな?でも、人間同士でも、感情に差があったりするし。だいぶ、吹っ切れたかな」
あの2人で大泣きした日に。
「多分?なのですか?もちろんではなく」
「自分の事になると、途端に自信がなくなるの、サラさんに色々、言う資格ないよね」
「………いえ、ゆうきさまは自分に正直な方。私も見習いたいと思います」
「正直なのは、サラさんだよ~。真面目カワイイ!悶え死にそう!これからも仲良くしてね」
「うふふ、可愛いのは、ゆうきさまです」
笑った、笑ったよ。有りとあらゆる華がバックに咲いたよ、今。ひゃー、いつも無表情の美人の笑顔は、たまりません。女の私でもクラックラする~~。
「ゆうきさま、美味しそう」
「え?サラさんは人の精気が食べれないんじゃないの?」
「そうなのですが、そんな私でも、とっても美味しそう。由希人さまの心痛をお察し致します。過剰な魔力が、ゆうきさまに溜まってしまうのも心配でございます、少し手に触れても宜しいですか?私、魔力の流れを操る業に長けておりまして吸収する事が出来るかもしれません」
「うん、いいよ」
差し出された手のひらにポンと手を乗せる、私はサラさんのポチですからね。反射的にお手しちゃう。
ん。んんん。ヤバい。気持ち良い。流石、インキュバス。ハアハア。サラさんの艶々の唇にチューしたい。アレ?私、おかしくない?
その時にコネクティングルームの扉が勢いよく開いて、由希人くんが飛び込んで来た。
「な、な、何、やってんの!」
由希人くんこそ何やってたの?服がボロボロで髪も乱れてますけど。
私はサラさんのポチに、なってたんだよ~~と、言いたいけど眠くて言えない。瞼が勝手にシャッターを下ろしてしまう。
「由希人くん、別室で、ちょっと話があるんだけど、いいかな」
「こんな場所に、ゆうきさんを置いて、別室なんて行きたくありません」
「別室って、言ってもコネクティングルームだから心配いらないよ。ゆうきさんの側には、サラもいるし」
「何故、別室?」
「まあ、ここで話してもいいけど、じゃあ財布の見返りは前回の続きと、いう事で決定で良いかな?例の」
「別室に行きます」
由希人くんがレオの言葉を途中で、ぶっちぎって立ち上がる。
「せっかく、来て頂いて私が、もてなせなくて悪いんだけど。ゆうきさん、サラとガールズトークでもしていてくれると助かるんだけど」
「え?あ、はい?」
「がーるずとーく?」
サラさんが、キョトンとしている。
「この通りだから色々、教えてあげてよ」
「うーん。レオさんが教えてあげるべき事が、先にあるのでは?」
私は左手を上げて手のひらをヒラヒラさせる。
「ふふ、その件は私の自己満足だからね。彼女が了承してくれそうだったら、私から話すよ。じゃあ、由希人くん、こっち」
立ち上がったまま複雑な表情を浮かべて何度か、私をチラチラ見ながら、コネクティングルームの扉に向かうレオについて行こうとしていた由希人くんが、ふいに屈んで、私のヒラヒラさせていた左手を軽く手に取ると、薬指の付け根に唇を寄せてキスした。
「!」
「念のため、おまじない」
そう言って、レオさんの後に続いて出て行った。
左手の薬指には、より合わさった赤い糸のような物がぼんやり、光っている。
運命の赤い糸は小指だよ、由希人くん。
「由希人さまは、ゆうきさまが大事で大事で仕方ないのでございますね」
サラさんが、ほんの僅かに頬を緩めた。
「コレは……何ですか?」
私は、指に光る赤い糸をサラさんに見えるようにかざした。
「ゆうきさまを、お守りする簡易的な結界ですね。敵意や悪意のある者が、ゆうきさまに触れようとすれば自動的に発動して、由希人さまにも同時に、それを知らせるようになっているようでございます」
「へえ………」
器用だ。前から器用だと思ってるたけど、最近、人間離れして器用だね。
「由希人さま、ゆうきさまを慕っておいでなのですね」
「そっそうなのかな。レオさんだってサラさんのことを好きで好きで仕方ないんじゃないかな。恋人同士なんだよね」
サラさんの用意してくれたギモーブを美味しく頂きながら紅茶を一口。美味しい。最近、色々な環境変化に慣れてきたな。少々のコトじゃ動じないよ。私。アチチ。紅茶、フーフーするの忘れてた。動じてるじゃん。
「いえ……そういう訳では……」
サラさんの視線が泳ぐ。サラさんが、表情を動かすのって珍しい。いつも沈着冷静で、とびきり美しいサキュバスの女性。
「でも、レオさんは、サラさんが秘書兼、恋人って言ってたよ、ね」
2人は、とってもお似合いな気がする。2人で寄り添っている姿は一枚の完成された絵画のようだ。さっきの指輪の件にしても、ちょっとした仕草にも、彼女への思いやりが垣間見える。
「あの、あの、私、出来損ないのサキュバスなので、人間の精気を食べる事が出来ないものですから、レオ様の温情で魔力を頂いて生きているのでございます。ですから、恋人など大恐れたものでは、ないのではないかと。そんなおこがましい…こと…です」
サラさんが、少し悲しげに、でも少し、はにかんでいる様子が何だか可愛らしい。
「でも、それってレオさんは、サラさんが好きだから魔力をあげてるんだよね」
人間でいう拒食症みたいなものなのかな。淫魔にもあるんだ。きっと、繊細なサキュバスさんなんだろうな。
「え?好き?………………いえ、あの、しかし、あの、放っておくと魔力切れで私、消えてしまいそうになりますので、お優しいレオ様は……魔力を下さるのだろうと理解しております。お手数と、ご迷惑ばかりかけて申し訳なく、レオ様にはどれだけお尽くししても、ご恩を返す事が出来ないと……常日頃から………そう………思っております」
だんだんサラさんの声が小さくなってゆく。サラさん、レオさんは、そんな崇高な理由で、サラさんに魔力あげてるんじゃないと思うよ。私も、つい最近までは色々、勘違いとか自分の気持ちに蓋をしたりしてたから、少しだけどわかる。多分、もっと、俗物的な理由だと思う。
「サラさんは、レオさんの事、好きなの?嫌いなの?」
「へ?私、私ですか?私がレオ様の事、嫌いなはずありません。………尊敬致しております」
「それは好きってコト?」
「好き………と、申し上げて宜しいかと…………思います」
「じゃあ、両想いの恋人同士だね」
レオさんの一方的な重い想いじゃなくて、よかった。脈アリだよ。
「へ?そんな考えは、申し訳なく身に余ります。私には過ぎた立場でございます」
「レオさんに、好き、魔力くれてありがとうって言えば良いのに。レオさん、喜びそう」
「へ?そんな、そんな事………とても申し上げられません」
「どうして?魔力あげた人に、魔力貰った人が、ありがとう、好きって言うの、申し訳ない、ご迷惑ばかりっていわれるより、ずっと、良いと思う。私も、由希人くんに、いつも美味しかったよ、大好き、ありがとうって言われて嬉しいもの。申し訳ありません、すみませんって言われたら悲しかった」
「そう………なんですか」
「少なくとも、私は悲しかった、心配してくれたのはわかったけど」
「ゆうきさまと由希人さまは両想いの恋人同士なのですよね」
飲みかけた紅茶でむせそうになる。自分で言ったセリフだけど、意外と破壊力あるな。
「多分?種族が違っても、そんな感情がお互い、同じなのかどうか、その辺は難しい問題だと思ってるけど。それに食料に恋愛感情って持てるのかな?って不安な時はある……かな?でも、人間同士でも、感情に差があったりするし。だいぶ、吹っ切れたかな」
あの2人で大泣きした日に。
「多分?なのですか?もちろんではなく」
「自分の事になると、途端に自信がなくなるの、サラさんに色々、言う資格ないよね」
「………いえ、ゆうきさまは自分に正直な方。私も見習いたいと思います」
「正直なのは、サラさんだよ~。真面目カワイイ!悶え死にそう!これからも仲良くしてね」
「うふふ、可愛いのは、ゆうきさまです」
笑った、笑ったよ。有りとあらゆる華がバックに咲いたよ、今。ひゃー、いつも無表情の美人の笑顔は、たまりません。女の私でもクラックラする~~。
「ゆうきさま、美味しそう」
「え?サラさんは人の精気が食べれないんじゃないの?」
「そうなのですが、そんな私でも、とっても美味しそう。由希人さまの心痛をお察し致します。過剰な魔力が、ゆうきさまに溜まってしまうのも心配でございます、少し手に触れても宜しいですか?私、魔力の流れを操る業に長けておりまして吸収する事が出来るかもしれません」
「うん、いいよ」
差し出された手のひらにポンと手を乗せる、私はサラさんのポチですからね。反射的にお手しちゃう。
ん。んんん。ヤバい。気持ち良い。流石、インキュバス。ハアハア。サラさんの艶々の唇にチューしたい。アレ?私、おかしくない?
その時にコネクティングルームの扉が勢いよく開いて、由希人くんが飛び込んで来た。
「な、な、何、やってんの!」
由希人くんこそ何やってたの?服がボロボロで髪も乱れてますけど。
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