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番外編 高志くんの甘い災難
未熟な淫魔は紅い髪の淫魔と出会う
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レイジサイド
「なんか~。ちっこいサキュバスが、ウロチョロしてるんだって。聞いてる~?レイジ」
「ああ~?」
俺に話し掛けて来たのは同族兼同僚の安達琉。リュウだ。ウチのホストクラブではNO3にはいつも入っている。
ちなみに俺も毎月その辺りにいる。
俺としては客と寝ることは食事だし吝かではないのだが枕営業が過ぎるとホストとしては安っぽくなると支配人に釘を刺されている。
面倒だが店の品格にも関わる事なので、その辺りはバランスをとってやってる。
支配人も淫魔だから、こちらの都合にも理解があるし当分はここが俺の居場所だろう。
「気になるなら、お前見てくりゃいいじゃねぇか。俺ぁ、前回、死にかけたんだよ。あんなおっかねぇのは、もう御免だ」
若いインキュバスだったが酷ぇ目にあった。
連れ回している熟成中の女に異常に執着していて恐ろしく手間がかかる防御や反撃の結界をつけまくってた。
こっちが、からかい半分にちょっと挑発するとマジで殺す勢いで攻撃してきた。
あんな攻撃、当たってたら消えるつーの。
同族相手に、いきなり殺しにかかってくるとかホント無いわ。
若いはずなのに底知れない魔力を持っていた。
あんなのに、これ以上関わりたくねぇよ。
「チラッと見てきた~。処女だよ。あの子。変な人間に見つかったらマズイんじゃ無いかなぁ」
リュウが、姿を消したと思ったら戻ってきて、そんな事を言い出す。
そんじゃ、お前が面倒みろよと言いたいが、ほっとんど他者に干渉しないリュウに言っても無駄だ。
今、見に行っただけでも珍しいくらいだ。
確かにヤバイ連中が未熟な淫魔をとっ捕まえてレイプして調教して拘束して奴隷にすると聞いた事があるが。
「ちっ、んな胸糞悪ぃ事、ウチのシマでやらすかよ」
仕方ないかと重い腰を上げて出向く事にする。
基本個人主義の淫魔だが俺は割と他の淫魔の事にも首を突っ込む性格だ。
流れてきた淫魔に水商売の口を紹介したりしてたら、いつのまにかここいら一帯が俺のシマになった。
まぁ実力も中堅クラスの上位程度だが新入りよりは、相当格上のはずだ。
数百年クラスの古参には、到底及ばないが、そこそこのインキュバスと言える。
面倒見がいいからか情報がすぐに流れてくる。
チマチマチマチマ、ちびっこいのが水色のレインコートで 雨の中を昼間の閑散とする繁華街を歩いている。
人間の子供は、こんな場所でウロチョロしてねぇってのに。
何やってんだ。
こんな人気の無い場所で誰に何処に連れ込まれてもおかしくない。
ほうら、こんなふうに。
気配を消して、相手が気付かないうちに自らの結界に誘い込む。
俺の得意とする術だ。
結界内なら手加減も容易にできるし邪魔も入らない。
相手の魔力も読みやすく色々と有利だ。
まあ、前回は何のハンデにもならなかったけどな!
ちまっこいサキュバスが結界に気付いて焦って挙動不審になっている。
目の前に姿を現して声をかけた。
「小さな同族のお嬢ちゃん、こんなとこうろちょろして何してんの?」
フシャーッと仔猫が威嚇してるみたいで可愛い。
ピリピリしてるのがビシバシ伝わってくる。
「………何も………してない………」
そう言いながら、俺の魔力を注意深く探っている。
馬鹿じゃねぇな。何でこんなとこに一人で来たんだか。
こっちもじっくり観察させてもらう。
処女だ。綺麗なもんだ。
混ざりけの無い澄んだ魔力だ。
おそらく1人からだけ食ってる。
器が相当でかいせいで魔力の量がはっきりしない。
処女で食事相手が1人で、ここまでよく生きてたな。
今まで見た事もない変わり者のサキュバスだ。
「やっぱ処女だな、生まれたばっか?………いやそうでもねえな。何だよ、最近、変なのばっかだな」
後半は、まぁ独り言みたいなもんだ。
「………あの………他の人の………結界………困る」
「片言なのかよ。可愛いじゃねえか。結界?オレァ弱い者イジメは、しねぇ主義だから安心しな。ちまっこいのがウロウロしてるって聞いたからよ。ちょいと見物にな。人間に見られたら面倒だしよ」
口先の言葉を信じるつもりは無いとばかりにフードから僅かに見える金色の困惑した瞳で見つめてきた。
まぁ他の淫魔の結界内部で格上の相手を信用できる訳無いよなぁ。
話も聞きたいし、優位なこちらが譲歩したら安心するだろ。
「へえ。生まれたばっかみてぇなのに用心深いんだな。ま、良いことだ。そんじゃ自己紹介すっからさ。俺ぁ、レイジ。この辺りは俺のナワバリみてぇなもんだ。変わり種のお嬢ちゃんは名前あんの?」
「………………イブ………」
「禁断の果実を齧った人類最初の女の名前か。オシャレじゃん。んじゃ、レイジの名においてイブの嫌がる事はしねぇ。この約束を信じるならレインコートを脱いで姿を見せてくんねぇか?」
俺の胸が小さく光る。
名前をかけた誓い。
相手に害意は無いと伝わるはずだ。
サキュバスが渋々とフードを外してレインコートを脱いで身体から落とす。
レインコートの下はシンプルな白いワンピースだけだった。
レインコートから零れないように青みがかった銀髪が緩く編み込みされている。
全く人化していない姿は野性味に溢れていた。
何か決意をたたえた金色の瞳は強い光を放っている。
淫魔は全て生まれて直ぐに人間に合わせて擬態する。
生まれたままの姿など淫魔同士でも、ほとんど見る機会などない。
その姿は俺にとって息を飲む程、綺麗だった。
細くしなやかな子供の姿にも関わらず充分に成体になれる魔力を身の内に抱えている。
思わず口笛を吹く。
「スッゲェな。生まれてから少しも変化してねぇのに、どうやって今まで生きてたんだよ。ん?もう成体になれんじゃねぇの?ならねぇの?」
「魔力………………貯めてる………………から」
「魔力貯めるって、その姿じゃ飯食えなくね?夢魔?」
「ご飯………………くれた………………人………助けたい………………から」
「?誰を助けたいって?」
俺は首を捻りながらも根気よく、その不思議なサキュバスの話を聞いた。
片言だし、細部まではよくわからんが、魔力不足でこの姿のまま消えかけていたサキュバスに食事を与えていた人間がいたようだ。
その人間は、おそらく心臓に疾患があり発作を起こして死にかけているらしい。
イブは魔力で男の生命を維持しているようだが。
「うーむ。よくわっかんねぇ。そんなの放っといたらよくね?寿命じゃねぇの?ああ、ソイツと熟成してっから?」
処女だし相手が経験ないなら熟成してるはずだが、相手を見ないとわからん。
この混じり気の無い綺麗な魔力も熟成してるなら納得だが、それでも普通なら魔力不足でコイツは消えてる。相手は精力絶倫どころか重病を患っていたようだし。
「放っとかない………………じゅくせい?………………ワカンナイ………………治し方………………レイジ………………知ってるか?」
イブが不機嫌に尋ねる。
どうしても男を治したいのが伝わってくる。
俺にわかれば教えてやりたいが皆目見当もつかない。
「熟成も知らねぇのか。ん~~。女の貧血くれぇなら治した経験あっけど、魔力流してやって。心臓だろ?それも末期。手のつけようが無くねぇか」
イブがガッカリして俯いて、瞳が潤んできている。
俺は柄にも無く慌てる。
オイオイ、コイツ可愛いな。
今まで人間にも淫魔にも感じなかった庇護欲みたいなのが湧いてくる。
それと同時にこれは独占欲だろうか?
コイツに俺の魔力を流し込んで散々啼かせて腕の中で成体にしたい。
そんな欲望が自分にあった事に驚く。
「おい、落ち込むなよ。やっべ可愛いな。アンタ。ロリコンの気はねぇんだが。なんか「お手付き」とか、やる奴の気が知れねぇと思ってたけど今ならわかるわ」
「ろりこん………………犯罪」
人間離れしてるのに「ロリコン」なんて俗な言葉を知っていて、白い目で俺を見るのも可愛いだけだ。
「俺もアンタも人間じゃねぇ。人間の法律は淫魔同士には適用されねぇ」
「ち、誓い………嫌な事………しない」
困ってオロオロしてるのも可愛い。
「もちろん。そんな野暮な事しねぇって。魔力、貯めてんだろ?俺のやるよ。イブは気持ち良くなるだけでいいって。俺ぁ、美味いぞ(上手いぞ)さぁ、来な」
俺は、胡散臭いくらいにニッコリ綺麗に笑ってイブに手を差し出した。
言葉に嘘は無い。
魔力もやるし天国だって見せてやる。
重病人と何したか知らねぇが、そんなの全部吹っ飛ぶくれぇに可愛がってやるよ。
イブは物凄く嫌な顔をして一歩、下がった。
やっぱ可愛いな!
「なんか~。ちっこいサキュバスが、ウロチョロしてるんだって。聞いてる~?レイジ」
「ああ~?」
俺に話し掛けて来たのは同族兼同僚の安達琉。リュウだ。ウチのホストクラブではNO3にはいつも入っている。
ちなみに俺も毎月その辺りにいる。
俺としては客と寝ることは食事だし吝かではないのだが枕営業が過ぎるとホストとしては安っぽくなると支配人に釘を刺されている。
面倒だが店の品格にも関わる事なので、その辺りはバランスをとってやってる。
支配人も淫魔だから、こちらの都合にも理解があるし当分はここが俺の居場所だろう。
「気になるなら、お前見てくりゃいいじゃねぇか。俺ぁ、前回、死にかけたんだよ。あんなおっかねぇのは、もう御免だ」
若いインキュバスだったが酷ぇ目にあった。
連れ回している熟成中の女に異常に執着していて恐ろしく手間がかかる防御や反撃の結界をつけまくってた。
こっちが、からかい半分にちょっと挑発するとマジで殺す勢いで攻撃してきた。
あんな攻撃、当たってたら消えるつーの。
同族相手に、いきなり殺しにかかってくるとかホント無いわ。
若いはずなのに底知れない魔力を持っていた。
あんなのに、これ以上関わりたくねぇよ。
「チラッと見てきた~。処女だよ。あの子。変な人間に見つかったらマズイんじゃ無いかなぁ」
リュウが、姿を消したと思ったら戻ってきて、そんな事を言い出す。
そんじゃ、お前が面倒みろよと言いたいが、ほっとんど他者に干渉しないリュウに言っても無駄だ。
今、見に行っただけでも珍しいくらいだ。
確かにヤバイ連中が未熟な淫魔をとっ捕まえてレイプして調教して拘束して奴隷にすると聞いた事があるが。
「ちっ、んな胸糞悪ぃ事、ウチのシマでやらすかよ」
仕方ないかと重い腰を上げて出向く事にする。
基本個人主義の淫魔だが俺は割と他の淫魔の事にも首を突っ込む性格だ。
流れてきた淫魔に水商売の口を紹介したりしてたら、いつのまにかここいら一帯が俺のシマになった。
まぁ実力も中堅クラスの上位程度だが新入りよりは、相当格上のはずだ。
数百年クラスの古参には、到底及ばないが、そこそこのインキュバスと言える。
面倒見がいいからか情報がすぐに流れてくる。
チマチマチマチマ、ちびっこいのが水色のレインコートで 雨の中を昼間の閑散とする繁華街を歩いている。
人間の子供は、こんな場所でウロチョロしてねぇってのに。
何やってんだ。
こんな人気の無い場所で誰に何処に連れ込まれてもおかしくない。
ほうら、こんなふうに。
気配を消して、相手が気付かないうちに自らの結界に誘い込む。
俺の得意とする術だ。
結界内なら手加減も容易にできるし邪魔も入らない。
相手の魔力も読みやすく色々と有利だ。
まあ、前回は何のハンデにもならなかったけどな!
ちまっこいサキュバスが結界に気付いて焦って挙動不審になっている。
目の前に姿を現して声をかけた。
「小さな同族のお嬢ちゃん、こんなとこうろちょろして何してんの?」
フシャーッと仔猫が威嚇してるみたいで可愛い。
ピリピリしてるのがビシバシ伝わってくる。
「………何も………してない………」
そう言いながら、俺の魔力を注意深く探っている。
馬鹿じゃねぇな。何でこんなとこに一人で来たんだか。
こっちもじっくり観察させてもらう。
処女だ。綺麗なもんだ。
混ざりけの無い澄んだ魔力だ。
おそらく1人からだけ食ってる。
器が相当でかいせいで魔力の量がはっきりしない。
処女で食事相手が1人で、ここまでよく生きてたな。
今まで見た事もない変わり者のサキュバスだ。
「やっぱ処女だな、生まれたばっか?………いやそうでもねえな。何だよ、最近、変なのばっかだな」
後半は、まぁ独り言みたいなもんだ。
「………あの………他の人の………結界………困る」
「片言なのかよ。可愛いじゃねえか。結界?オレァ弱い者イジメは、しねぇ主義だから安心しな。ちまっこいのがウロウロしてるって聞いたからよ。ちょいと見物にな。人間に見られたら面倒だしよ」
口先の言葉を信じるつもりは無いとばかりにフードから僅かに見える金色の困惑した瞳で見つめてきた。
まぁ他の淫魔の結界内部で格上の相手を信用できる訳無いよなぁ。
話も聞きたいし、優位なこちらが譲歩したら安心するだろ。
「へえ。生まれたばっかみてぇなのに用心深いんだな。ま、良いことだ。そんじゃ自己紹介すっからさ。俺ぁ、レイジ。この辺りは俺のナワバリみてぇなもんだ。変わり種のお嬢ちゃんは名前あんの?」
「………………イブ………」
「禁断の果実を齧った人類最初の女の名前か。オシャレじゃん。んじゃ、レイジの名においてイブの嫌がる事はしねぇ。この約束を信じるならレインコートを脱いで姿を見せてくんねぇか?」
俺の胸が小さく光る。
名前をかけた誓い。
相手に害意は無いと伝わるはずだ。
サキュバスが渋々とフードを外してレインコートを脱いで身体から落とす。
レインコートの下はシンプルな白いワンピースだけだった。
レインコートから零れないように青みがかった銀髪が緩く編み込みされている。
全く人化していない姿は野性味に溢れていた。
何か決意をたたえた金色の瞳は強い光を放っている。
淫魔は全て生まれて直ぐに人間に合わせて擬態する。
生まれたままの姿など淫魔同士でも、ほとんど見る機会などない。
その姿は俺にとって息を飲む程、綺麗だった。
細くしなやかな子供の姿にも関わらず充分に成体になれる魔力を身の内に抱えている。
思わず口笛を吹く。
「スッゲェな。生まれてから少しも変化してねぇのに、どうやって今まで生きてたんだよ。ん?もう成体になれんじゃねぇの?ならねぇの?」
「魔力………………貯めてる………………から」
「魔力貯めるって、その姿じゃ飯食えなくね?夢魔?」
「ご飯………………くれた………………人………助けたい………………から」
「?誰を助けたいって?」
俺は首を捻りながらも根気よく、その不思議なサキュバスの話を聞いた。
片言だし、細部まではよくわからんが、魔力不足でこの姿のまま消えかけていたサキュバスに食事を与えていた人間がいたようだ。
その人間は、おそらく心臓に疾患があり発作を起こして死にかけているらしい。
イブは魔力で男の生命を維持しているようだが。
「うーむ。よくわっかんねぇ。そんなの放っといたらよくね?寿命じゃねぇの?ああ、ソイツと熟成してっから?」
処女だし相手が経験ないなら熟成してるはずだが、相手を見ないとわからん。
この混じり気の無い綺麗な魔力も熟成してるなら納得だが、それでも普通なら魔力不足でコイツは消えてる。相手は精力絶倫どころか重病を患っていたようだし。
「放っとかない………………じゅくせい?………………ワカンナイ………………治し方………………レイジ………………知ってるか?」
イブが不機嫌に尋ねる。
どうしても男を治したいのが伝わってくる。
俺にわかれば教えてやりたいが皆目見当もつかない。
「熟成も知らねぇのか。ん~~。女の貧血くれぇなら治した経験あっけど、魔力流してやって。心臓だろ?それも末期。手のつけようが無くねぇか」
イブがガッカリして俯いて、瞳が潤んできている。
俺は柄にも無く慌てる。
オイオイ、コイツ可愛いな。
今まで人間にも淫魔にも感じなかった庇護欲みたいなのが湧いてくる。
それと同時にこれは独占欲だろうか?
コイツに俺の魔力を流し込んで散々啼かせて腕の中で成体にしたい。
そんな欲望が自分にあった事に驚く。
「おい、落ち込むなよ。やっべ可愛いな。アンタ。ロリコンの気はねぇんだが。なんか「お手付き」とか、やる奴の気が知れねぇと思ってたけど今ならわかるわ」
「ろりこん………………犯罪」
人間離れしてるのに「ロリコン」なんて俗な言葉を知っていて、白い目で俺を見るのも可愛いだけだ。
「俺もアンタも人間じゃねぇ。人間の法律は淫魔同士には適用されねぇ」
「ち、誓い………嫌な事………しない」
困ってオロオロしてるのも可愛い。
「もちろん。そんな野暮な事しねぇって。魔力、貯めてんだろ?俺のやるよ。イブは気持ち良くなるだけでいいって。俺ぁ、美味いぞ(上手いぞ)さぁ、来な」
俺は、胡散臭いくらいにニッコリ綺麗に笑ってイブに手を差し出した。
言葉に嘘は無い。
魔力もやるし天国だって見せてやる。
重病人と何したか知らねぇが、そんなの全部吹っ飛ぶくれぇに可愛がってやるよ。
イブは物凄く嫌な顔をして一歩、下がった。
やっぱ可愛いな!
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