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4話
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「さぁ!今日も頑張るぞー!」
今日もまたスライム退治へとやってきていた。冒険者になるには戦闘スキルが必要だと言うことがわかってからスライム退治を再び行なってから1週間が経っていた。
1週間の中でスライムからスキルカードがドロップすることはなかった。
だが僕はふてくされて諦めることはなく、今日も元気にスライム退治に励む。
「あ、見つけた!よし、それじゃいくぞ!」
僕は腰にかけていた剣を抜き、スライムへと一直線に向かっていく。
「やぁーー!」
スライムとの距離が縮まると核と呼ばれるスライムの弱点めがけて剣を振り下ろす。
スライムには核と呼ばれる弱点があった。それは人間で言う心臓みたいなものでその核を斬ったり壊したりするとスライムは一撃で倒すことが出来るのだ。
だがスライムの核は人の目には見えずそれめがけて剣を振り下ろすなんてことは普通の人には無理だ。
スライムは弱点である核を外敵から守るため体の色と全く同じ色、どこにあるのか分からないようにするため核は体の中を動き回るのでスライム一体一体がその個体によって核に位置が異なるのだ。
そんなスライムの核めがけて剣をを振り下ろすなんてことは普通の人には無理だろう、だが僕はこれまで半年以上毎日毎日スライムを倒してきて核が移動する法則などを見つけ核の位置が分かるようになっていたのだ。
「これで10体目だ!」
僕はスライムを一撃で倒していく。稀に失敗して反撃させるなんてこともあるけど、そこはまぁ頑張って攻撃を避けて倒すしかない。
「やっぱり『スラようかん』ばっかりドロップしてる……」
20体目を倒したところでドロップしたのは『スラようかん』の一つだけだった。
「ん?あ、あれは!」
ドロップした『スラようかん』を回収している時にそいつを見つけた。
そいつはこのスライムしか出ない場所でも滅多に姿を見ることができないモンスターだった。
その名も……………『ドロップスライム』
「《ドロップスライム》なんて初めて見た…」
《ドロップスライム》とは必ずドロップ現象を引き起こすと言われている伝説中の伝説のモンスターだ。
「よ、よし!や、やるぞー!」
僕は剣を抜きそっと《ドロップスライム》へ気付かれないようにそおーっと近づいていく。
《ドロップスライム》は臆病なスライムなのである。自分より強い存在が近くにいることを察知すると溶けるようにして消えてしまうのだ。
この消えてしまうと言うのが大事なところで、姿を見えなくするの消えてしまうのではなく存在自体が消えてしまうのでそうなってしまってはドロップスライムに攻撃が当たらなくなってしまい倒すことが出来なくなってしまうのだ。
そのため姿を消されないようにするため気付かれないようにそおーっと近づいていくのだった。
今日もまたスライム退治へとやってきていた。冒険者になるには戦闘スキルが必要だと言うことがわかってからスライム退治を再び行なってから1週間が経っていた。
1週間の中でスライムからスキルカードがドロップすることはなかった。
だが僕はふてくされて諦めることはなく、今日も元気にスライム退治に励む。
「あ、見つけた!よし、それじゃいくぞ!」
僕は腰にかけていた剣を抜き、スライムへと一直線に向かっていく。
「やぁーー!」
スライムとの距離が縮まると核と呼ばれるスライムの弱点めがけて剣を振り下ろす。
スライムには核と呼ばれる弱点があった。それは人間で言う心臓みたいなものでその核を斬ったり壊したりするとスライムは一撃で倒すことが出来るのだ。
だがスライムの核は人の目には見えずそれめがけて剣を振り下ろすなんてことは普通の人には無理だ。
スライムは弱点である核を外敵から守るため体の色と全く同じ色、どこにあるのか分からないようにするため核は体の中を動き回るのでスライム一体一体がその個体によって核に位置が異なるのだ。
そんなスライムの核めがけて剣をを振り下ろすなんてことは普通の人には無理だろう、だが僕はこれまで半年以上毎日毎日スライムを倒してきて核が移動する法則などを見つけ核の位置が分かるようになっていたのだ。
「これで10体目だ!」
僕はスライムを一撃で倒していく。稀に失敗して反撃させるなんてこともあるけど、そこはまぁ頑張って攻撃を避けて倒すしかない。
「やっぱり『スラようかん』ばっかりドロップしてる……」
20体目を倒したところでドロップしたのは『スラようかん』の一つだけだった。
「ん?あ、あれは!」
ドロップした『スラようかん』を回収している時にそいつを見つけた。
そいつはこのスライムしか出ない場所でも滅多に姿を見ることができないモンスターだった。
その名も……………『ドロップスライム』
「《ドロップスライム》なんて初めて見た…」
《ドロップスライム》とは必ずドロップ現象を引き起こすと言われている伝説中の伝説のモンスターだ。
「よ、よし!や、やるぞー!」
僕は剣を抜きそっと《ドロップスライム》へ気付かれないようにそおーっと近づいていく。
《ドロップスライム》は臆病なスライムなのである。自分より強い存在が近くにいることを察知すると溶けるようにして消えてしまうのだ。
この消えてしまうと言うのが大事なところで、姿を見えなくするの消えてしまうのではなく存在自体が消えてしまうのでそうなってしまってはドロップスライムに攻撃が当たらなくなってしまい倒すことが出来なくなってしまうのだ。
そのため姿を消されないようにするため気付かれないようにそおーっと近づいていくのだった。
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