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頓着の背比べ
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「はぁー笑った!美和ちゃん最高ね!」
ブレアさんに、いい笑顔でウインク付きのサムズアップを頂きましたよ。
これは・・・褒められてる?喜んでいいのでしょうか?
「・・ホント誤解ですよ。私はモフリたいだけなんですから。でも実行すれば、ただの痴女・・。捕まりたくはありませーん。あっ、触り心地を妄想する位はセーフですよね?」
ちらと姫の見やれば、ほぅっ、と艶めいた溜息をつかれた。ほぇ?
「夜彦は自分の事に頓着だから、毛並みの手入れは私がやってるからね。当然艶つやだよ、ふふっ。」
ふぉおおおお!
足元にかしずく様に寝そべる黒狼と、優しく毛並みの手入れをする姫。
ゲームのスチル映像ですか?
見た―いい!
「ふっ。晶は輪をかけて頓着じゃない。せっかくの素材がもったいないわ。」
環ちゃん・・どの口が言ってるのかな?そのセリフ、ブーメランだからね。
洋服選びは、上下の組み合わせを考えるのが面倒だからって、ワンピしか持ってないじゃん。
いや、センスはいいんだけどね。
可愛くて、お洒落なんだけどさぁ・・選ぶのが黒一択なのは、どうかと思うよ。
漆黒の闇と化したクローゼットを初めて見た時、喪服のコレクションかよ・・・と、ドン引きしたのは最近の事だ。
ちなみに、今日の姫のお衣装は、黒のスリムなスラックスにざっくりとした生成り色のニット・・以上。
あー安物なんですか・・そうですか。
・・中身が良いと、ローカルブランドも高級品に輝く訳ですね・・神様のばーか、ばーか、不公平!
その後何故か、一番付き合いの浅い私が、姫の変化を止める様必死に説得する羽目に。
その間、環ちゃんは優雅に微笑ながらお茶を嗜んでるし、ブレアさんは女子マネージャーの様に胸の手前でガンバ!のポーズをとって、小さな旗を振っている。
めっちゃかわいいけどさ!その旗どっから出てきたの!
「体調不良も進めば、夜彦先輩の心労が
二倍になりますよ!それでいいんですか!」
どどん!と、渾身の一撃でトドメを刺した結果、少しづづ変化と戻す事に納得してくれた。よしやり切った!
「「おぉー。」」
思わずといった感の拍手を環ちゃんとブレアさんから頂いて、ちょっと嬉しい私だった。えへん!
* * * * * *
すいませーん。
話のストックきれました(悲)
んでもって、色んな要因も絡みまして、どん亀更新になります。
完結目指して頑張りますので、気長にお付き合い下さーい。
ブレアさんに、いい笑顔でウインク付きのサムズアップを頂きましたよ。
これは・・・褒められてる?喜んでいいのでしょうか?
「・・ホント誤解ですよ。私はモフリたいだけなんですから。でも実行すれば、ただの痴女・・。捕まりたくはありませーん。あっ、触り心地を妄想する位はセーフですよね?」
ちらと姫の見やれば、ほぅっ、と艶めいた溜息をつかれた。ほぇ?
「夜彦は自分の事に頓着だから、毛並みの手入れは私がやってるからね。当然艶つやだよ、ふふっ。」
ふぉおおおお!
足元にかしずく様に寝そべる黒狼と、優しく毛並みの手入れをする姫。
ゲームのスチル映像ですか?
見た―いい!
「ふっ。晶は輪をかけて頓着じゃない。せっかくの素材がもったいないわ。」
環ちゃん・・どの口が言ってるのかな?そのセリフ、ブーメランだからね。
洋服選びは、上下の組み合わせを考えるのが面倒だからって、ワンピしか持ってないじゃん。
いや、センスはいいんだけどね。
可愛くて、お洒落なんだけどさぁ・・選ぶのが黒一択なのは、どうかと思うよ。
漆黒の闇と化したクローゼットを初めて見た時、喪服のコレクションかよ・・・と、ドン引きしたのは最近の事だ。
ちなみに、今日の姫のお衣装は、黒のスリムなスラックスにざっくりとした生成り色のニット・・以上。
あー安物なんですか・・そうですか。
・・中身が良いと、ローカルブランドも高級品に輝く訳ですね・・神様のばーか、ばーか、不公平!
その後何故か、一番付き合いの浅い私が、姫の変化を止める様必死に説得する羽目に。
その間、環ちゃんは優雅に微笑ながらお茶を嗜んでるし、ブレアさんは女子マネージャーの様に胸の手前でガンバ!のポーズをとって、小さな旗を振っている。
めっちゃかわいいけどさ!その旗どっから出てきたの!
「体調不良も進めば、夜彦先輩の心労が
二倍になりますよ!それでいいんですか!」
どどん!と、渾身の一撃でトドメを刺した結果、少しづづ変化と戻す事に納得してくれた。よしやり切った!
「「おぉー。」」
思わずといった感の拍手を環ちゃんとブレアさんから頂いて、ちょっと嬉しい私だった。えへん!
* * * * * *
すいませーん。
話のストックきれました(悲)
んでもって、色んな要因も絡みまして、どん亀更新になります。
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