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やだ、見ないで
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思わずくっついてた唇をはがして下を見ようとするも、両頬をパシンと彼女の両手で挟まれて阻止される。
「あっ! やだ。見ないで」
「触っちゃだめって、これのせいか? ってか、なんだよこれ。病院は?」
しゃべりにくいので、彼女の両手を引きはがして手首を握った。もう一度「病院は?」と言うと、観念したように彼女が首を横に振った。
「ばっ、お前なに考えてんだよ。あきらかに腫れてるだろ!」
「違うの、そうじゃないの」
「じゃあ見せろ!」
両手首を握っているせいで二人とも手が使えないので、足を股の間に突っ込んで腫れた場所を確認しようとすると、彼女が後ろに腰を引く。一歩前に出ると、彼女が一歩下がる。何歩か下がると、どんっと壁に彼女がぶつかった。
ぴったり足を閉じた彼女に、今度は体ごと距離を詰める。でも、これじゃあ埒が明かないので、ぱっと両手を離した。
すぐに股に手を当てようとする彼女より先に、俺の手が股に触れる。
「いや!」
俺の体を引きはがそうと押し返す両手を無視して、スカートの中に手を突っ込んでショーツをぐいっと下に引っ張った。すると彼女が握りこぶしで俺をボカボカ殴りつけてきた。はっきり言って、痛い! でも、意地になった俺はそれに構わずショーツが伸びるほど引っ張って、片足をかけてショーツを踏みつける勢いで下した。
「いい加減にしろ!」
激しくなる揉み合いにいい加減キレて低い声で怒鳴りつけると、ビクッと肩を揺らして彼女が硬直した。今まで一度も怒鳴ったことなかったのにっ、くそ。怖がらせてどうするんだ俺!
自棄になってスカートをガバッと捲り、頭を突っ込んだ。
「や、やだ、見ないで」
「ちょ、おま、やめろ」
我に返ったのか、俺のとんでもない暴挙に彼女がまた暴れだした。
スカートの上から頭をガンガン殴られ、足で蹴られる。腰を振りながら俺の頭をどうにかしようとするから、彼女の股間にある「何か」が俺の顔をペチペチ殴るし、わけが分からねぇ! って、これなんだ? 俺の顔をペチペチしてるこれは……これは……!?
「動くな!」
また大声で怒鳴りつけると、彼女も諦めがついたのか、おとなしくなった。
ハァハァ息が上がって苦しい。
「あっ! やだ。見ないで」
「触っちゃだめって、これのせいか? ってか、なんだよこれ。病院は?」
しゃべりにくいので、彼女の両手を引きはがして手首を握った。もう一度「病院は?」と言うと、観念したように彼女が首を横に振った。
「ばっ、お前なに考えてんだよ。あきらかに腫れてるだろ!」
「違うの、そうじゃないの」
「じゃあ見せろ!」
両手首を握っているせいで二人とも手が使えないので、足を股の間に突っ込んで腫れた場所を確認しようとすると、彼女が後ろに腰を引く。一歩前に出ると、彼女が一歩下がる。何歩か下がると、どんっと壁に彼女がぶつかった。
ぴったり足を閉じた彼女に、今度は体ごと距離を詰める。でも、これじゃあ埒が明かないので、ぱっと両手を離した。
すぐに股に手を当てようとする彼女より先に、俺の手が股に触れる。
「いや!」
俺の体を引きはがそうと押し返す両手を無視して、スカートの中に手を突っ込んでショーツをぐいっと下に引っ張った。すると彼女が握りこぶしで俺をボカボカ殴りつけてきた。はっきり言って、痛い! でも、意地になった俺はそれに構わずショーツが伸びるほど引っ張って、片足をかけてショーツを踏みつける勢いで下した。
「いい加減にしろ!」
激しくなる揉み合いにいい加減キレて低い声で怒鳴りつけると、ビクッと肩を揺らして彼女が硬直した。今まで一度も怒鳴ったことなかったのにっ、くそ。怖がらせてどうするんだ俺!
自棄になってスカートをガバッと捲り、頭を突っ込んだ。
「や、やだ、見ないで」
「ちょ、おま、やめろ」
我に返ったのか、俺のとんでもない暴挙に彼女がまた暴れだした。
スカートの上から頭をガンガン殴られ、足で蹴られる。腰を振りながら俺の頭をどうにかしようとするから、彼女の股間にある「何か」が俺の顔をペチペチ殴るし、わけが分からねぇ! って、これなんだ? 俺の顔をペチペチしてるこれは……これは……!?
「動くな!」
また大声で怒鳴りつけると、彼女も諦めがついたのか、おとなしくなった。
ハァハァ息が上がって苦しい。
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