みんなのサスペンス~ちょっぴり残酷な物語

はらぺこおねこ。

文字の大きさ
50 / 100
Scene05 クレープ時々晴れ 

50 かなしみがうまれる

しおりを挟む
「さぁ、君たちも負けてられないね」

真実が笑う。
2番と4番の女子高生が震える。

2番、ホームレスからのレイプ希望

コメント欄に表示される。

真実はそれを見て女子高生に見せる。

「え?」

2番の女子高生の頭が真っ白になる。

「わかるよね?服を脱いで」

「いや!!」

2番の女子高生はそういいつつも服を脱ぐ。
意識に反して身体が動く。

「希望はレイプだからね。
 君の気持ちはそのまま。
 そのまま歩いてホームレスの中に入ってそのまま犯されてね!
 ホームレスの輪に入ったら足の自由を奪うね」

真実がそう言うと2番の女子高生はゆっくりとホームレスの輪に入る。
残されたのは4番の女子高生。
ぐったりとしている1番の女子高生はただぐったりとしていた。

「4番の女子高生はどんなプレイをお好みですかー?」

真実がそういうとコメント欄が最初に流れる。

「え?視聴者プレゼント?」

真実がくすりと笑う。

「なんかお届けしてほしいらしいよ?」

真実の言葉に4番の女子高生が震える。
ただ震える。

「いや……」

「海外にお届けとかどうかな?
 もうお家に帰れないけど」

真実の言葉に4番の女子高生が自ら服を脱ぐ。

「なんのつもり?」

「私の身体を好きにしてください」

そういって4番の女子高生がショーツを脱ぐ。

「なにいっているの?」

「私の身体を好きにしてください」

同じ言葉を繰り返す。

でも、真実には響かない。

「好きにできる状態なのにそれで助かると思っているの?」

4番の女子高生が真実の体に触れる。

「なに?」

「私貴方のことが好きだったの」

嘘だった。
誰にもわかる嘘だった。
4番の女子高生は自分が助かるための嘘をついた。
真実にとっては生まれてはじめての好きという言葉。
嘘だとわかっているはずなのに嬉しかった。

「そうなんだ?」

「うん!
 私のすべてをあげる!だから……ね?」

4番の女子高生はもしかしたら助かると思った。

「そっか、じゃ君から酸素をもらうね」

「え?」

真実がそういった瞬間4番の女子高生は息ができなくなった。

「でも、死なないよ。
 息ができないだけだから」

4番の女子高生にはなにが起きたかわからない。
ただ苦しい。ただつらい。
それだけだった。

「苦しい?」

「あ……あ……」

4番の女子高生が首を押さえて足掻く。

「僕も苦しかったんだよ?
 自殺ごっこ。死ぬかと思った。
 死ぬかもしれなかった!」

真実が4番の女子高生の身体を押し倒した。

「苦しいでしょ?でも気持ちいでしょ?
 そういう風に操作したから!」

真実が笑う。
笑っているのになぜか涙が出た。

「なんで?なんで?なんで?こんなに楽しい状況のはずなのに悲しい」

真実がそういってその場で泣き崩れた。

「なんでだと思う?」

見知らぬ男の声が響く。

「誰?」

「久留里大輔。この間までニートだった警察だよ」

大輔だった。

「警察?」

真実が大輔を睨む。

「そうだよ」

大輔は真実を優しい目で見た。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...