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翌年1月

1月17日

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1月17日

今日は、司法書士さんの会社へ面接に行ってきました。
結果は聞かないでください。
10時30分からある面接を、勘違いして10時から面接があると思い、予定より早く面接を受けることになりました。
遅れるよりかは数倍マシですが、予定より早く行く事も非常識ですよね。
そして、面接の内容は会社の説明と条件面が俺の希望と合っているかだけでした。
俺への質問などは、一切ありませんでした。
企業様は、俺に一切興味なしって感じでした。
面接で凹んでいると由香さんからメールが来ました。
「枚方市駅に集合!」
たった一行だけでした。
時間も、場所も指定ありません。
とりあえず今、天満橋駅にいる事だけをメールで伝え、スーツのまま枚方市駅に行きました。
駅前で退屈そうに携帯を弄っている由香さんの姿を見つけました。
「由香さん」
「あ、猫さん遅いよー」
由香さんは、頬を膨らませて怒ったふりをしました。
「す、すみません」
「ねぇ、前から猫さんに言おうと思っていたことがあるんだ」
「なんでしょう?」
「そろそろ敬語やめない?」
「え?」
「私達、もう仲良しじゃん?
 一緒に寝た仲じゃん?」
「はい……」
「だから、今後一切、私には敬語は無し!
 いいかな?」
「わかりました……」
「ん?」
由香さんは、そう言うと俺のネクタイをクイッと上にあげました。
「わかった」
「よろしい♪」
由香さんは、ニッコリと笑うと俺の腕にしがみつきました。
「今日はさ、ケンタッキーに行かない?」
「マクドじゃないの?」
「今日はね、鶏肉が食べたい気分なの」
「そっか……
 じゃ、ケンタッキーに行こう!」
「うん!」
そして、俺達は枚方市駅の近くにあるケンタッキーに行きました。
辛旨チキンは、美味しかったけど皮がぽろぽろ零れて食べにくかったです。
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