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12月
12月18日
しおりを挟む12月18日
昨日のキスの後、はるかさんの家に行ってその日はお泊りすることになりました。
今日は、はるかさんのお仕事はお休みです。
だからか、暇そうな顔をしながら小さく呟きました。
「猫さん、キスしようか?」
「え?またですか?」
「セックスは、ダメなんでしょ?
じゃ、せめてキスくらいしてよ」
「わ、わかりました」
キスは緊張します。
ドキドキしながら俺はゆっくりと、はるかさんの肩に両手を置きました。
すると、はるかさんが突然こんなことを言いだしました。
「息が出来なくなるまでキスをしよう」
「え?」
「先にキスを止めた方が負けね」
「えっと」
「冗談だよ……
さぁ、キスして……」
ゆっくりと顔を近づけキスをしました。
舌を絡め合わせる。
どれくらい時間が過ぎたのかわからない。
緊張しているせいか、長く感じました。
そのキスは、俺の携帯が鳴るまで続きました。
「っん
電話が鳴ってるよ?」
はるかさんが、唇を離しそう言いました。
「うん」
「出なくて良いの?」
「出る……」
「うん」
本当は、もっとキスをしていたかったのですが、仕方ありませんよね。
「はい、鍋です」
電話の相手は、ジョブクラブのSさんからでした。
就職活動が進んでいるか確認の電話でした。
最近の状況を説明して、電話は終わり
「女の人?」
「うん。
ジョブクラブの先生だよ」
「ふーん」
はるかさんは、頬を膨らませて拗ねてしまいました。
女心ってよくわからない。
昨日のキスの後、はるかさんの家に行ってその日はお泊りすることになりました。
今日は、はるかさんのお仕事はお休みです。
だからか、暇そうな顔をしながら小さく呟きました。
「猫さん、キスしようか?」
「え?またですか?」
「セックスは、ダメなんでしょ?
じゃ、せめてキスくらいしてよ」
「わ、わかりました」
キスは緊張します。
ドキドキしながら俺はゆっくりと、はるかさんの肩に両手を置きました。
すると、はるかさんが突然こんなことを言いだしました。
「息が出来なくなるまでキスをしよう」
「え?」
「先にキスを止めた方が負けね」
「えっと」
「冗談だよ……
さぁ、キスして……」
ゆっくりと顔を近づけキスをしました。
舌を絡め合わせる。
どれくらい時間が過ぎたのかわからない。
緊張しているせいか、長く感じました。
そのキスは、俺の携帯が鳴るまで続きました。
「っん
電話が鳴ってるよ?」
はるかさんが、唇を離しそう言いました。
「うん」
「出なくて良いの?」
「出る……」
「うん」
本当は、もっとキスをしていたかったのですが、仕方ありませんよね。
「はい、鍋です」
電話の相手は、ジョブクラブのSさんからでした。
就職活動が進んでいるか確認の電話でした。
最近の状況を説明して、電話は終わり
「女の人?」
「うん。
ジョブクラブの先生だよ」
「ふーん」
はるかさんは、頬を膨らませて拗ねてしまいました。
女心ってよくわからない。
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