僕はネコゾンビでご主人さまは女子高生（まおう）

04 精神と修行の部屋

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それぞれが……
それぞれの……

修行が始まった。
そして、時は過ぎ……

ひと月が、あっという間に流れた。

「ボクくん、魔法は覚えれた？」

アストラルは、そう言ってボクの頭を撫でた。

「うーん。
　あんまし覚えたって実感ない」

「と、言うよりボクくんは、肉弾戦の方が強くなっちゃったね」

「うん。
　巨大化も出来るようになったよー」

「ええ。
　凄かったわね。
　これで、マカちゃん達の足手まといにならなくてよ」

「うん。
　ありがとー」

ボクは、喉を鳴らして喜んだ。

「さぁ、まずは星君の所に行ってみようか？」

「うん！
　みんな、元気にしてるかな？」

「ええ。
　元気にしてると思うわ」

アストラルは、そう言ってボクの体を持ち上げた。