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Scene08 デモニックになった日
117 和尚がひとりでもお正月
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――2024年1月3日
世間では今日で正月休みが終わる。
壱はクタクタになっていた。
この3日間。
警備の仕事は忙しい。
普通でも忙しいのにエルフやテオスからの護衛を総理大臣に任させられ。
完全警護の状態だった。
そして今日が護衛最終日。
「家に帰ったらピノにお年玉あげなくちゃだ」
壱はそう思っていた。
「急な仕事なのにありがとうね」
総理大臣が壱にお礼をいう。
「いえ、警護も仕事ですから」
壱は笑顔で答えた。
「総理に告ぐ。
命を差し出せ、さもなくばここの従業員全ての女を犯す」
それはアースベルガーの声だった。
そして、女性の喘ぎ声も聞こえる。
「……総理避難を」
壱がそう言うと総理大臣が上着を脱ぐ。
「いえ、私も戦うよ」
「そんな!相手はテオスですよ!」
壱は真剣な顔でそういった。
「って、総理大臣発見!」
ミストロガスが現れる。
「お前!捕まったんじゃ……!」
壱は戸惑いながら拳を構える。
相手は毒ガス使い。
壱は一度完敗している。
「そんなん脱獄したに決まってんじゃん」
ミストロガスが笑う。
「じゃ、皿場も?」
「どうだろうな!
オレっちは久しぶりに女を抱いて気分は最高なんだ。
楽に殺してやるぜ?総理大臣」
ミストロガスがニッコリと笑う。
総理大臣もニッコリ笑う。
「君の敗因は、すぐに私を殺さなかったことだね」
「ああん?」
壱は総理大臣が先程までいた場所を見る。
そこにはいなかった。
ミストロガスを拘束していた。
ミストロガスも何が起きたか理解していない。
ただミストロガスが器具により拘束されていた。
「え?」
総理大臣は壱が思うよりずっと強かった。
世間では今日で正月休みが終わる。
壱はクタクタになっていた。
この3日間。
警備の仕事は忙しい。
普通でも忙しいのにエルフやテオスからの護衛を総理大臣に任させられ。
完全警護の状態だった。
そして今日が護衛最終日。
「家に帰ったらピノにお年玉あげなくちゃだ」
壱はそう思っていた。
「急な仕事なのにありがとうね」
総理大臣が壱にお礼をいう。
「いえ、警護も仕事ですから」
壱は笑顔で答えた。
「総理に告ぐ。
命を差し出せ、さもなくばここの従業員全ての女を犯す」
それはアースベルガーの声だった。
そして、女性の喘ぎ声も聞こえる。
「……総理避難を」
壱がそう言うと総理大臣が上着を脱ぐ。
「いえ、私も戦うよ」
「そんな!相手はテオスですよ!」
壱は真剣な顔でそういった。
「って、総理大臣発見!」
ミストロガスが現れる。
「お前!捕まったんじゃ……!」
壱は戸惑いながら拳を構える。
相手は毒ガス使い。
壱は一度完敗している。
「そんなん脱獄したに決まってんじゃん」
ミストロガスが笑う。
「じゃ、皿場も?」
「どうだろうな!
オレっちは久しぶりに女を抱いて気分は最高なんだ。
楽に殺してやるぜ?総理大臣」
ミストロガスがニッコリと笑う。
総理大臣もニッコリ笑う。
「君の敗因は、すぐに私を殺さなかったことだね」
「ああん?」
壱は総理大臣が先程までいた場所を見る。
そこにはいなかった。
ミストロガスを拘束していた。
ミストロガスも何が起きたか理解していない。
ただミストロガスが器具により拘束されていた。
「え?」
総理大臣は壱が思うよりずっと強かった。
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